真剣で最強が恋をした   作:ブラックサレナ

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###第百三十二話###

Side ???

 

サウンドオンリー

「そうだ、もう計画は最終段階に入る。いいな、これが始まりなのだお前等にも頼むぞ」

 

釈迦堂

「へぇ、もちろん仕事と言う以上は頑張らせていただきますよ、ですけど本当にこの日でいいんですか?」

 

サウンドオンリー2

「もちろんだ、11月の11日。この日時に変更はない、貴様らはすぐにそれで大暴れしてくれれば構わない」

 

釈迦堂

「もちろん、あいつらにはそれだけしかさせませんよ。それでその、神代って言うのは?」

 

神代

「お前の後ろだが?」

 

釈迦堂

「お、そうか(こいつ完全に気を消していただと!?まてよ、この感じ、あいつにそっくりじゃねぇか)……これは面白い」

 

サウンドオンリー1

「それではこれが最後だ、あとは実行の合図を私が送り、それで終了だ」

 

釈迦堂

「へい、了解だ」

 

歯車はとうとう、完全に噛み合いもう止まる事はなく止める方法は破壊だけとなったのだ。

 

Side out

 

あくる日、俺らはあの放送とか、色々とかあった結構日にちがたち、なんでも昨日の帰りのHRで俺らの六時間目を使っての文化祭の出し物を決めるらしい、なので今日は全員朝から思案顔での集合となったのだ。

 

「大和、なんかいい案とかないの?」

 

大和

「と、言われてもな。まあ無難なのは喫茶店とか、お化け屋敷……あとは射的とかか、どう思うモロ」

 

モロ

「うん、そんな感じだよね。だけど本当にギリギリなんだねうちは。まあクラスがクラスだからしょうがないのかもしれないけど。どう思う彰人」

 

彰人

「いいんじゃないか、それでも。と、言うよりも俺はそもそも文化祭にいい思いではがないからなんともいえないが」

 

百代

「なんだ、そうなのか」

 

彰人

「ああ、中学生の時から、どっかの美少女が俺のことを追いまわすからな。しかも会えば会うでそのまま拉致られそうだったしな。それと、あとはキャップと岳人の後片付け」

 

まゆっち

「彰人さんは中学生の時からもそんな役割を。お疲れ様ですね」

 

岳人

「あ、俺が迷惑なんかかけたか?」

 

彰人

「他校の生徒にナンパをして強引にひっぱって、警察沙汰になりそうになったのを忘れたかお前は」

 

岳人

「…………」

 

キャップ

「まあそれよりも今は目の前のことを考えようぜ。それにしてもこれが終わればハロウィンだろ、楽しい事だらけだぜ本当によ。衣装も作らないといけないしな」

 

大和

「相変わらず破天荒な……あ、メール」

 

「また西の子から?」

 

大和

「ああ、なんでも西も結構な武人の集まりらしいからね」

 

岳人

「お前、それは女か!?」

 

「うん、そうだよ。ちなみに私はちゃんと許可を出していますので。まあもし、不倫なんてことになったらその西の子は……く、く、く。」

 

京はそんな感じで大和の腕にだきついていたが、大和は大和でそんなことはないといいながら携帯を操作していた。さて、今日も始まる。

時間が経ち、現在昼休みとなった。今日はあの事件以来のラジオとなるが我がクラスでは何をだそうかと結構みんな模索した居るので意外にも静かだった。

 

一子

「お姉さま、この前の事あるから彰人をそのまま放送室に呼ぶと思っていたわ」

 

クリス

「犬にしては良い意見だ。して彰人殿は今日はこのまま行くのですか?」

 

彰人

「そんなわけないだろうまったく。あいつはちゃんと調きょ……説得して一人で行かせたさ。まあ放送部の奴らと準も少しはわかっているだろうから大丈夫だろうよ、それでモロ、相手はわかったのか?」

 

モロ

「それが全然だよ、裏見てもね。まあ凄い叩かれ様だけどねその書いた人は、それと彰人とモモ先輩についての記事はなしだったよ」

 

彰人

「そうか」

 

そして俺はいつもの通りの百代の弁当を食べながら放送を聴くのであった

 

『は~い、今日も始まったよLOVE川神。そしてまあ、皆にお知らせだ……この前のことは分かっていると思うが、どんだけ危険だったか。言いかお前ら人の恋路を邪魔すると、とくにあの二人を邪魔をするとこの世界が危機なんだぞ、と注意して置こう。それじゃあもう一人のパーソナリティを紹介するぞ』

 

百代

『この前は随分と動揺させてすまなかった、彰人の妻、川神百代だ。まあなんだ、一応私も乙女なのだ、分かったな貴様ら。あ、それともし、今後私を泣かすメールが来た場合は私は二度とこの放送もしない、それと彼氏による無差別鉄拳制裁が入るということだ。ちなみにこれはジジイの許可は降りているからな、以上』

 

『脅しのなんでもないな。まあいいや、それじゃあ今日一通目です。お、普通のないようだ。それでは……最近、ほしいものはなんですか。そうですね、最近ほしいものですか、やっぱり幼女「制裁」ホグッ!……痛つ、それではモモ先輩は』

 

百代

『すっぱいもの……だな』

 

百代の発言に、学園内が沈黙となったのだ……………そして怒号とともに色んな生徒がこの教室に殴りこんできたのだ

 

「てめぇ!まさか、まさか」

「お姉さまに、お姉さまに」

「ウガァァァァァァァァァァァァァァ」

 

モロ

「彰人、あんたって人は」

 

モロは呆れながら肩を叩いてくれた。いや、俺は…………御免なさい、昨日もしました。ってそうじゃなくて。そして廊下の生徒が静かになった。そして現れたのは鉄爺だ。そして一言

 

鉄心

「ひ孫の名前は、ワシも考えてもよいかのう?やはり字数と画数は重要だぞ彰人。ああ、そうそうその前におめでとうじゃったの。いやぁ、これで川神院も安泰じゃ」

 

彰人

「……鉄爺、まずは最初に普通に教育者なら怒ることなんじゃない、そうだった場合」

 

梅子

「おい、御剣!どういうことだ」

 

彰人

「ああ、そうこれが普通の反応だし……それと誤解です」

 

と、周りが色々とカオスになっている中、放送は続いた

 

『あそう、それっとまさかのまさかとかじゃないですよね……モモ先輩』

 

百代

『うん?すっぱいもの?……まさか、彰人!聞いているな、不味いぞ、すぐにでも産婦人科に』

 

『気付いていなかったのですか!?と、言うよりも彰人、お前はまだ学生だぞ、おいそれでいいのか「ウルサイハゲ」そうですね、モモ先輩はこのまま早く帰って彰人と一緒に病院へ』

 

そして百代の声は聞こえなくなったのだが、だから

 

彰人

「だから!いつ俺が百代に対して……」

 

余罪しかないので申し訳ないが、否定が出来ない。しかし百代は安全日と言っていたしな……さて、そして廊下の外野がさらに盛り上がった、理由は本人の登場だ。

 

百代

「あ、あ、彰人、どうしよう!?どうしよう」

 

彰人

「お、落ち着け……まずは落ち着け、バカもの!」

 

大和

「彰人、認めたらどうだ…」

 

「だから安全日もバカに出来ないんだよ、彰人」

 

この二人は絶対に百代が妊娠していないと確信して笑いながらそんなことを言っている。しかし、百代はこんな状態だったのだ。しかしこんな声が聞こえたのだ、というか保健室の先生があれを持ってきたのだ、それは

 

先生

「まずはちゃんと調査しましょうか、それじゃあ川神さんはトイレのほうへ」

 

と、言うわけでなぜかあの体温計のような、あれを持った先生はそのまま百代を連れて消えていった。

 

鉄心

「それで、彰人よ……お主、就職するのか、それともはやり高校は続けるのか?」

 

忠勝

「仕事なら、親父のところなら…なあ、親父」

 

宇佐美

「まあ、構わないぜ俺は。まあ御剣はいろんなことできそうだしな、それに息子のお願いじゃな、な?」

 

彰人

「あ、あのいや、だから」

 

岳人

「獣、ケダモノ」

 

彰人

「お前、そんなに死にたいのならすぐに殺してやろうか?」

 

岳人

「俺様、最近扱いが酷すぎるぞ」

 

そして百代と先生が帰ってきた、百代の顔は少し沈んでいた……まさか本当に

 

先生

「陰性でした。またの次回ですね」

 

全員

『はぁ~なんだ』

 

なんだとはなんだ。まったく危うく一児の父になるところだったのに。よ

 

「下ろさせないんだね」

 

彰人

「勝手に人の心を読むな。それに嬉しいのは事実だしな、もし出来ていたら。だが、なんで百代はあんなに沈んでいるんだ」

 

百代

「彰人~赤ちゃんが~」

 

彰人

「いや、元々ちゃんと避妊しているでしょうが!」

 

百代

「それもそうだな!」

 

そしてあんなに騒いでいた連中は消えて言った、そして最後の放送が聞こえた

 

『陰性だったようです。いやぁ、まさかここに高校生夫婦が誕生するかと思いましたが、それでは次回会いましょう、さいなら~』

 

彰人

「まったく……百代、それで急になんてことをいいやがる」

 

百代

「いや、本当に無意識だったんだがな…これが俗言う創造妊娠ってやつか、最近どうもすっぱいものが食べたいと思っていたのだが」

 

一子

「それって確か疲労によるものじゃないの、お姉さま。最近ハードなトレーニングもしていたし」

 

百代

「あ」

 

彰人

「まったく、少しは頼むぞ百代」

 

そんなお昼時間だった。ちなみに、放送部と井上準はなぜか安堵してたのは間違いなく百代が非常に機嫌が良かったためである。ちなみに三年のクラスでは

 

「まったく人騒がせで候」

 

百代

「いやぁ~すまんな。けど、もしかしたらって結構考えちゃった」

 

「まったく(羨ましい!)」

 

百代

「まあ、次の機会ってことんだろうな~彰人の子供か~、アハハハハ」

 

そのあと、百代はずっとデレデレだったのは言うまでもなく何を考えていたのかは、回りの生徒に丸分かりだっただろう。

 


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