真剣で最強が恋をした   作:ブラックサレナ

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##第十二話##

 

さてはて、今日は人間測定の日でもあった、俺らは着替えて直ぐに体育館に来た。てか、なんでドーム状なんだ。そして、そこで俺らは身長や体重などを量っていた。

 

小島

「さっさと、効率よく測定するように」

 

鞭を鳴らしながら、内の担任は指導していた。

最初に身長だった。

 

モロ

「うわーーーーー、やっぱもう身長止まっているよ」

 

岳人

「モロ、俺のように肉を付けろ、肉を」

 

モロ

「いや、筋肉つけたら、逆に伸びないような・・・・・」

 

彰人

「そうでも、無いと思うが。」

 

ちなみに俺は181センチだった。

 

そして次の握力計。

 

モロ

「ん~~~」

 

小島

「42、もう少し上げてみなさい、師岡」

 

モロ

「は、はい~」

 

小島

「次、御剣か、お前はこれだ」

 

そういうと、俺はみんなとは違う物だった、なになに、上限が二百か、

 

彰人

「あのう、これって本気ですよね」

 

小島

「なにを当たり前なことを、さっさとしろ」

 

彰人

「わかりました。はぁ~。・・・・・はっ!!」

 

そして、無残な握力計ができました。

 

小島

「うむ。測定不可と」

 

大和

「おいおい、マジかよ」

 

彰人

「あははは」

 

モロ

「てか、普通の限度で120なのに、200でさらにそれを壊すって」

 

キャップ

「さすがだな、彰人」

 

その時、俺の次に計っていた忠勝が終わったらしいが

 

「ちっ。78か、80はあると思ったんだがな」

 

福本

「おっと」

 

ヨンパチ達が道を開けていた。まあ見た目がああだからな。

 

彰人

「ま、握力なんて、簡単に上がるもんじゃないから」

 

「うっせ、てめぇに言われたくねぇよ。このブレイカーが!!」

 

なぜか、俺だけは案外フレンドリー、てかこいうは根が優しいからな。そして次に座高

 

キャップ

「岳人って、座高も高いんだな」

 

岳人

「バァァカ、身長も高いからだよ、このバァァカ」

 

ちなみに俺は脚のほうが長かった、よかったよかった。そして大体が終わった頃

 

小島

「終わった奴らは、グラウンドに行け。今、女子が測定中だから、それが終わったら交代だ」

 

その言葉に

 

岳人

「女子が測・定・中だとぉぉぉぉぉぉ」

 

とか、言いながら、岳人率いる男連中はダッシュで消えて言った、まあ一人だけ

 

キャップ

「なんだ、なんだ。分けわかんねえけどみんな走っているから俺も走る」

 

とかいう完全に違う趣旨の奴もいたな・・・・・・

 

大和

「俺らも行くか?」

 

まあ、完全に出遅れしている奴らもいるがな。

そして、行ってみれば・・・・・ヨンパチが輝いていた。

 

福本

「遅いぞお前ら、それでも盛りの年代か。俺なんか、ベストショット連発でよ~」

 

岳人

「マジかよ、あとで見せろ。」

 

彰人

「はぁ~」

 

俺はまあ、彼女がいるため、興味は無かった。そして女子が終わり、男子になった。

最初は100メートル走

 

キャップ

「よぉし賭けしょうぜ、だれか俺に挑戦しないか?」

 

陸上部

「なら僕が、僕は走り高跳び屋だけど、陸上部、君には負けないよ。」

 

キャップ

「それじゃ、よーいドン」

 

陸上部

「な、な、なんて早さだ」

 

まあ、うちのリーダーだもんな。

 

小島

「次、御剣と、師岡」

 

彰人

「ありゃりゃ。他の連中は終了していやがるか。」

 

モロ

「そうみたいだね。じゃ、走りますか」

 

俺らがラストの走者である。まあ、結論から言うと俺は測定不可・・・・・・だって音速超えるもん。

そんなこんなで、無事終了。しかし俺の大体の表記が・・・・・・

 

モロ

「測定不可だもんね。」

 

岳人

「てか、普通よお。ボール投げて後ろから飛んでくるってなんだよ」

 

大和

「まあ、姉さんと同じで、兄弟も規格外なんだよ」

 

彰人

「勝手に規格外にするな、てか今日はおしまいか?」

 

大和

「ああ、これで、後は飯食ったら、終わりのはずだ。」

 

彰人

「な~る。なら、熊ちゃん、体重がクリアできた祝いに、おいしいお菓子屋おしえてくれるか?」

 

クマ

「うん。構わないよ、え~とね、洋菓子だと、ココとココ。和菓子だと、この仲見世通りのココとこれかな」

 

彰人

「サンキュ」

 

キャップ

「なんだ、彰人、一人でうまいもんでも食いに行くきか?」

 

彰人

「いや、一人じゃない」

 

キャップ

「はぁ~?じゃ、誰と」

 

モロ

「はいはい。」

 

岳人

「こっちこようねえ。」

 

そういうと岳人とモロに腕を引きずられながら、購買の買出しに行った。

 

彰人

「なあ、あいつは何時になったら、性に関心を持つんだ?」

 

大和

「あれはあれでキャップだよ」

 

百代

「おおい、彰人。飯だぁ~。」

 

大和

「ホントに、弁当だ」

 

彰人

「すまん、俺も信じてなかった」

 

一子

「あら、彰人知らなかったの」

 

百代

「まったく、こんな美少女が折角作ったのに、やらないぞ」

 

彰人

「ごめんなさい」

 

大和

「すでに餌付けされている」

 

百代

「よろしい、じゃ食べるか」

 

そして、ここ最近のお昼、俺と百代、一子に大和、という状態が普通になってきた。

 

大和

「しかし、俺らに所に転入してくる奴って一体」

 

一子

「腕があればそれはそれでおもしろそう」

 

百代

「なんだ、そっちは転入生がいるのか、羨ましいかぎりだ」

 

大和

「あのな、二人とも・・・・・・」

 

彰人・百代

「「なんだ?」」

 

大和

「普通に会話に参加しながら、食べあいっこしてるんじゃないよ、目の毒です」

 

彰人

「なんだ、羨ましいのか」

 

大和

「うっ(←図星のご様子)」

 

百代

「なら、お前も食べさせて貰えばいいだろう、京に」

 

大和

「姉さん、わざと言っているでしょうが、あんな真っ赤の」

 

「これはこれでおいしいよ、脳天に突き刺さるような感じ」

 

一子

「うげぇ!今回はさらに赤い」

 

いつものようにすばらしいこの京コーティング。

 

彰人

「あ、そうそう。今日百代暇か?」

 

百代

「安心してくれ、お前からの誘いは断らないことにしているんだ」

 

彰人

「よし、いい子だ。そんな良い子にご褒美だ。今日デートしよう」

 

百代

「うんうん。それはいい」

 

「ほんとしょうもない。大和、私たちもああなろうね」

 

大和

「ならねえよ、てか勝手に付き合っている設定にするな」

 

「おお、これは二段突っ込み」

 

“ガラガラガラ”

 

そこにキャップたちも帰ってきた。

 

モロ

「ほら、やっぱり、目の毒だったでしょ」

 

岳人

「ホントだったな。」

 

キャップ

「意味が分からん。俺は寝る」

 

大和

「あれ、お前ら」

 

岳人

「食べてきたよ、食堂で」

 

百代

「あ、そろそろだな。それじゃ彰人♪」

 

“チュ”

 

一瞬だがキスをして消えていった。

 

モロ

「お願いだから人前では避けようね」

 

モロにジト目で・・・・・・クラスのほぼ全員にジト目を浴びました。と、その時廊下から

 

???

「ふははははははははははははは」

 

素晴らしい高笑いが聞こえてきた、てかこの笑い方は揚羽さんだな、と言うことは。

 

英雄

「九鬼英雄、ここに推参。なんでもココ最近にこのFクラスに編入生が要ると聞いてな、そして一子殿!!」

 

一子

「あはは、九鬼くん」

 

九鬼

「うむ、今日は貴方に会うために来たのでないので挨拶だけとさせていただく」

 

一子

「あはは、ありがとう?」

 

九鬼

「それで、編入してきたのは「よ、英雄。」うん?」

 

俺は普通に手を振って挨拶した。なんか他の連中が驚愕しているが。

 

九鬼

「なんだ、彰人でなはないか。そうかそうかお前が編入生か、うむ、お前は冬馬と同じく我の友だからな、困ったことがあれば隣のSクラスに居る。それではな、あずみ、貴様も彰人と話すことがあるだろう、だから我は先に戻る」

 

あずみ

「はい、英雄様~☆」

 

そして、英雄がなんか最後に一子のほうになんか言っていたが、まあいいか。そして英雄が消えた瞬間

 

あずみ

「久しぶりじゃねえか。彰人」

 

彰人

「相変わらず、お前のそのモードチェンジはさすがだな」

 

あずみ

「へ、当たり前だ。あたいは英雄様の前では完璧なメイドなんだからな。まあいい。英雄様では無いがなにか困ったことがあれば言え、あたいもあんたには借りあるしな。それじゃあな」

 

そういうと学園でもなぜかメイド服のあずみも消えた。俺のクラスは後の祭りのようにポカンとしていたが、次の教科の先生が来て、どうにかなったかが・・・・・なぜ?

 

 

 


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