真剣で最強が恋をした   作:ブラックサレナ

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###第百十二話###

 

俺らは盛大な大食い大会を見て、そして現在の食事だ。もちろん成功だったのだが、キャップ、モロ、岳人は完全にダウン。大和はギリギリのようだ。

 

彰人

「お前らはアメリカまで来て何をしているんだよまったく」

 

大和

「彰人、俺らには負けられない勝負あったんだ……胸焼けしそう……」

 

彰人

「すでに胸焼けだろうな。ここはただでさえアメリカなんだから、だけどお前らはなんでああなったんだ?」

 

モロ

「キャップがこんな足だからさ」

 

大和

「なんか、足を使わないで出来るもの無いかってキャップが言っていたら、あの店で大食い大会していてな」

 

「しょうもない。はい、大和私のキスと一緒にお薬」

 

大和

「あ~ん」

 

キャップ

「いやぁ~やっぱり日本の大食い大会とは違うな。正しくアメリカサイズだぜ、俺はもう寝ていいぐらいに眠い」

 

岳人

「俺らの苦労も労えよ。それよりもお前らはどうしてこんなところに」

 

彰人

「俺と百代はお前らを肴に今日の夕飯。京はたぶん大和といちゃつくため、あと二人は俺らの付き添い、それとこのメニューを頼んだのは一子だからな」

 

岳人

「な、なんだと、お前ができるはずが「ああ、私の妹をそんなにバカにしたいのか?岳人」

……なんでもありません」

 

クリス

「まあ全部食べ終えていたからお金もゼロだから良かったのではないのか?店主もなんか泣いていたしな」

 

彰人

「まあそうだろうな。それよりも時間としてはまだ日本だと朝か」

 

一子

「変な感覚よね。それにアメリカの食事ってやっぱり味が濃いわ、川神院の食事に慣れている私にはちょっときついかな」

 

彰人

「なら、俺が食うぞ一子」

 

一子

「あ、だいじょうぶよそこまでじゃないから。それよりも彰人、その時計ってお姉さまと同じ形?」

 

百代

「おお、さすがは私の妹!いいことに気付いたな。実はな、夏休みの最後の日である私の誕生日に彰人が買ってくれたのだ!!いいだろう?」

 

一子

「かっこいい!お姉さまの誕生日ってもしかして、あの決闘のあと?」

 

彰人

「いや、前だ。お前らが百代にプレゼントを渡したあとに俺が渡して、それでそのあとに勝負だった」

 

百代

「そうだったな、ちなみにこの時計は設定を変えるだけでどこの時刻にも合わせることができるのだ!」

 

彰人

「まあ百代の場合はそれが自分でできないからしてないけどな」

 

百代

「あ、彰人。そういうことは言わなくていいんだ」

 

岳人

「ああ、砂糖が吐けそうだ」

 

モロ

「僕は、さっき食べたものが出そうだよ」

 

キャップ

「俺は眠くなってきている……Z~Z~」

 

大和

「ま、待て!キャップ。俺が運ぶんだぞ、お前と同じ部屋なんだから」

 

「……しょうもない」

 

そして俺らのアメリカの一番最初のホテルでの夜は幕を閉じた

 

百代

「もちろん、彰人。今日もな?」

 

彰人

「……元気だな」

 

閉じた?

 

Side 先生ズ

 

ルーは意外にも今回の旅行では安心が少しあった、それは

 

「やはり、御剣が居ると楽にはなりましたね。あの風間達がまだ常識の範囲内での行動とは」

 

梅子はそういう。その通り結局今現在夜の就寝時間にはあの一番のお騒がせファミリーの風間ファミリーですら寝ているようだ。実際はどうだかは知らない。そのため教師も少し簡単なお酒を飲みながら真ん中のバルコニーで監視をしていた。

 

「ふむそうですネ。だけど彰人も彰人で色々としているみたいネ」

 

「そうですね、この変化の大きい気は」

 

「それは彰人の蛇ね。相変わらず凄い適用力だネ、まあ殺気が感じられなければ無害だからそれは保証するヨ、見えないけどネ」

 

「そ、そうですか。しかしあの百代も来て私は冷や冷やでしたが、無事一日目が終わりました。少しはホッとできそうですよ」

 

「小島先生、ダメですよ。とくにFクラスはその油断に漬け込むんですから」

 

そこに出てきたのは宇佐美巨人である。

 

「宇佐美先生もこっちで食事を?」

 

「ええ、まあ。Sクラスの連中はそんなに夜歩こうとする連中も居ませんしね。それに全員グレードを挙げているんで俺でも近づけませんし。ああ唯一のマルギッテ、榊原ペアと井上、葵ペアはあとで見にいきますけど。」

 

「そう思えばここは九鬼グループのだったネ。さすがは九鬼だったヨ、隅々までよくできてるし、警備もいい。これなら生徒も安全ネ」

 

「その通りなんですがね……島津」

 

「ギクュ」

 

「貴様何をしている、こんな夜遅く?もう消灯だぞ?あ、そうか眠れないのか、安心しろ一瞬だ!」

 

そして鞭が飛ぶ。そして岳人が眠る。そしてルーが運ぶ。

 

「相変わらず凄い鞭裁きですね、お酒もう結構入れているのでしょうに?」

 

「ふん、この程度なら“少し加減”が聞かないぐらいですからだいじょうぶですよ、それじゃあもうちょいお酒を」

 

先生達の夜もふけていった。

 

Side out

 

今日も始まったが、ここは

 

百代

「お、彰人も起きたか。おはよう、そしてモーニングキスを私にくれるか、それともさせてくれるか?」

 

彰人

「どっちもどうぞ」

 

百代

「と、言うと二回もしていいのか?」

 

彰人

「いや、そういうわけでは……分かったからはい、二回」

 

俺は朝から濃厚なのをやってやる、しかしそれをすると百代は今度は俺に倒れるような感じでまたベットに戻ってしまった

 

百代

「もう、彰人もお盛んだな。わかっているぞ、朝の生理現象だな。私に任せろすぐに終わる、いや私のほうが昨日はダウンしてしまったからな。ここは昨日の挽回ということで」

 

彰人

「お前は顔を洗って来い。まだ眠っているぞ頭が」

 

百代

「ああ、生殺し~」

 

そして百代を担いで俺はそのまま洗面台に向かった。それから十分ぐらいが経過、すでに俺らは制服に着替えて朝食である下のバイキングに向かっていると

 

英雄

「おお、彰人よおはよう!」

 

彰人

「お、英雄かおはようさん。それとあずみも」

 

あずみ

「はい、おはようございます。川神さんも」

 

川神

「ああ、おはようメイドに九鬼」

 

あずみ

「学生なのに朝から一緒とはもう焼けちゃうです~(てめぇら、調子にのってんじゃねぇぞ、締めんぞ?)」

 

彰人

「そりゃ、仲いいからな!(お前こそ、俺の蛇が後ろに居る事をわすれているんじゃねぇぞ?)」

 

あずみ

「んっ」

 

英雄

「どうしたあずみ?急に後ろなど向いて」

 

あずみ

「い、いえそれではエレベーターが来ましたので私らも乗りましょうか」

 

そして俺らはそのまま下まで直通でおりた。直通の理由はあのカードキーをさしたままだとそのまま直通になると、英雄から教わった。

 

英雄

「それでは彰人!」

 

あずみ

「失礼します」

 

二人はそのまま朝から豪華なところに消えていった。俺はそのまましたのバイキングに並ぶ。まあ普通に俺らは朝の朝食と言うことでパンである、それとウィンナーとか卵とか、そしてあとは飲み物なのだが

 

百代

「コーヒーでいいな、彰人」

 

彰人

「ああ、お前はオレンジでいいな」

 

百代

「ああ」

 

そして俺らは席につく。空いてあったのがちょうど二人席だったのでこれは助かった。しかしと言うかやはりと言うか結構時差ぼけが多いな

 

一子

「あら、お姉さまに彰人。おはよう」

 

彰人

「お、一子かおはようさん。お前サンは時差ぼけがないんだな、さすがは川神院の次期師範代」

 

一子

「えっへん!と、言うよりも時差ぼけって何?彰人」

 

百代

「まあ、これが私たちの妹だかな。しかし他の連中はどうした?」

 

一子

「クリも京もまだ並んでいるわ。だから私は先にせきとりに向かったって感じよお姉さま」

 

彰人

「これでファミリーの女性陣は集合か。まあキャップは大和、岳人はモロがついているからだいじょうぶだろうけど。まああと十五分来なければ俺が呼びにいってみるさ」

 

一子

「あはは、そうね。それじゃあお姉さまに彰人、バスで」

 

百代

「ああ、それじゃあなワン子」

 

彰人

「さて、あいつらはちゃんと来れるかね」

 

百代

「なんだ彰人、お前の予想じゃ来ないのか?さっきは大丈夫と言っていたではないか?」

 

彰人

「確かに大丈夫だろうな大和は。だけどモロの場合は下手をすると時差ぼけにやられているかもしれないからな」

 

百代

「あとで、行ってやれよ。私も連れて」

 

彰人

「放すと思った」

 

百代

「一瞬♪」

 

彰人

「バーカ、ほれ、あ~ん」

 

百代

「あ~ん。彰人からとは今日はもう幸せの始まりだな、じゃあ私も「しなくていい」ジー」

 

彰人

「分かったよ、ほれ」

 

百代

「やった、ほれあ~ん」

 

彰人

「あ~ん」

 

ちなみに近くの席の人たちはなんと気にしていなかった。まあここはアメリカでもあるのだが近くにいた川神の生徒もなれたのだろう、『あえて言おう、末永く爆発しろ!』by作者

 

 


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