『』はほかの人の心の声です
「よっ!」
俺に声をかけたのは学校一の天才
頭がよく運動も基本できて顔も結構いい男だ。
「無視すんなよ…
そういえば今日暇?
もし暇だったらカラオケかゲーセン行こうぜ。」
「悪い悪い。
ちょっと考え事してたわ。
今日は家の手伝いあるから無理だな。」
「まじか…
じゃあ一人で行くとするか」
「面倒事に首突っ込むなよ?
なんかあったら俺を呼んでからにしてくれ」
「そんな面倒事に首突っ込むほど馬鹿じゃねーけどな
ま、ご忠告ありがとさん」
「ほらー
席に着けー」
そのあとは何事もなく授業は進んで気づいたら今日の授業は終わっていた。
皆はもう帰る準備をして部活馬鹿たちはさっさと教室を出て行っていた。
「悠じゃあなー
家の手伝い頑張れよー」
「じゃあな~
頑張るに決まってんだろ。
俺しかできないんだから。」
「それもそうだな。
畑仕事を病弱な妹さんにやらせるわけにいかねえしな」
家に着いた。
誰かを家に連れていくと基本みんな驚く。
なんか広すぎ!とかでけー…とかそんなんばっかりだ。
畑仕事がひと段落ついたときに携帯が鳴ってるのに気づき確認してみたら椿からだった。
「あれ?
椿どうした?」
「お前が悠か?」
「そうだけどお前誰だよ
何で椿の携帯をお前が持ってる?」
「俺は前お前がぼこぼこにしたやつの仲間だ。
この携帯は椿君を殴ったら渡してくれた。」
「は?
お前椿の事殴ったのか?
今どこだよ。」
「そうだって言ってるだろ。
ここは町はずれの廃工場だ。
待ってるからちゃんと来いよ?」
場所を聞いたあと返事をせずに家を飛び出し走って走って走りまくった。
その場所に着いたのは電話をもらってから30分程かかった。
「やっと着いたのか。
遅かったな。
もうちょっと早かったら元気な椿君に会えたのに。」
そう言われて中を見たら椿の顔は腫れ上がっていて仰向けに倒れていた。
それに驚いていると右の方から鉄パイプや金属バット、チェーンをもってるやつらがニタニタ笑いながらやってきた。
「椿君をぼこぼこにしたのはあいつらだ。
ま、それをやらせたのは俺だけどな。」
電話を俺にかけたやつが笑いながら言っていた。
それにつられて他の奴が笑っていた。
俺は怒りで腸が煮えくり返っていた。
怒りに身を任せた瞬間近くにいるやつを殴った。
顎を殴ったので殴られた奴が膝をついた。
その瞬間に顔を蹴り飛ばした。
それに気づいて他の奴が身構えた。
四人が襲いかかってきたが、それを物ともせず一人を殴り、一人を投げ、一人を蹴飛ばし、一人を転ばし腹を踏みつけこう言った。
「次はどいつだ?」
無機質な声だった。
感情がこもっていない声。
誰もが動けずにいると悠は、
「誰も来ねえならこっちから行くぞ」
そう言って襲いかかってきた。
5分後で片がついた。
5分で片がついたのは誰も動けなかったからだ。
ここにいる奴らは誰もが犯罪を起こしていた。
強盗、殺人他にもいろいろある。
そんな奴らが動けなくなるほど悠は圧倒的だった。
二人を除き這いつくばっていた。
一人はその光景を作り出していた悠。
もう一人は悠にここの場所を言い悠を呼びたした奴だった。
「まだやるか?
やるならお前らが社会復帰できなくなるまでつぶすけど?」
呼び出した奴は何も答えることはできなかった…。
遅れてすいません!
部活やら宿題やらで投稿できませんでした今月いっぱいはそんな日が続くと思うのでご理解とご協力をお願いします