死んで神に会ったらナルトの兄!?   作:ミルキ

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こうしたらもっと良くなるとかここがダメだからこうした方がいいよとかそういうアドバイスをくれる方がいてうれしいです!


第二話

「なぜですか?」

 

白は驚いた表情でそう言った。

 

「ちょっと火影を気絶させてカカシの方に投げたんだよね

その時に後で説明します的な事言っちゃったから今から行かなきゃいけないんだよ

後俺はまだ3歳だよ?

そんなガキが霧隠れの里まで行ったんだから問題になるでしょ

それに少しだけどカカシの忍犬が俺のこと追ってきてたし…

っともう着いたね

白はあまり喋らなくていいよ?

俺が説明するし」

「僕の事なのに喋らなくていいって言うのはおかしくないですか?」

「んー、まぁそれもそうだな

じゃあ喋ってくれ

ふー、失礼します」

「入ってくれ

その後ろにいるのがお前が国外に出た理由か?」

(火影にダンゾウ、ご意見番にカカシ、その他上忍がいるのか…)

「どうした?

理由を早く言え」

(邪魔な奴を排除しなきゃな…

誰を残そうか…

火影、ダンゾウ、ご意見番、カカシは確実で後は紅とアスマ、アンコぐらいか?)

「おい

お前聞こえてるのか?

早く答えろよ」

「ふぅー…

それじゃそろそろするかな」

 

ハルカは未元物質(ダークマター)を使った。

背中からは真っ白な翼が生えた。

その光景にみんな驚いた表情をしていた。

そして気づいたら先ほどハルカが考えていた者たちだけがいる部屋を作り、虫の一匹侵入できない部屋ができた。

酸素や生きるために必要なものは全てハルカが作っているので酸欠になったりならないようにした。

 

「これで落ち着いて話ができますね」

「な、何が落ち着いてだ!

落ち着けるわけがないだろ!」

「それではそこにあるドアから出てけ

根のダンゾウさんよ?」

「(こいつどこまで知っているんだ?)」

「話についていけなかったらそちらのドアから出て行ってください」

「それでは今回のことについて説明してもらおう」

「それはですねこちらにいる白は血継限界です

そのため白がいたところでは虐げられていました」

「そっから先は僕が説明します

ハルカさんが言った通り僕がいたところでは血継限界は虐げられてました

そのことを僕とお母さんは隠して生きてました

ところがある日僕が血継限界に目覚めました

途中まではバレずに過ごせていました

そしてある日とうとうお父さんに見つかりました

お父さんはお母さんの事を殺しました

そして次僕が殺されそうになったときに咄嗟に攻撃してしまってお父さんを殺してしまいました

僕はそこから逃げました

逃げて逃げて逃げた先にハルカさんがいました

そこから先は今現在の状況です」

 

途中白の声は震えていた。

自分がした事に怯えているようだった。

それはそうだ。

目の前でお父さんがお母さんを殺して次は自分が殺されそうになったのだから。

そして気づいてら自分がお父さんを殺してしまったのだから。

そして気づいた。

ダンゾウが笑みを浮かべていることに。

こいつは白になんかする気だ。

そう思った瞬間に体が動き気づいたらこう言っていた。

 

「白に手を出したら殺す。

根に居るやつらも殺す。

根に関わっているやつも殺す。

お前に関わったやつすべてを殺す。」

 

自分の体が何かに乗っ取られたかのようだった。

そして冷静になって周りを見たら…

火影、ご意見番、カカシは驚きの表情。

アンコは怯えている表情。

紅は何が起きたかを理解できていなさそうだった。

否、理解したくないようだった。

 

(ハハハ…

またやっちまった…)

 

ハルカはこのみんなの表情に見覚えがあった。

まだハルカが(はるか)だった時の話だ―――――――――…。




次は過去の話になります。

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