死んで神に会ったらナルトの兄!?   作:ミルキ

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これからは地の文も出てきます


第一話

「先に生まれた方がハルカで後に生まれた方がナルトだってばね。」

(だってばね?

しかも後に生まれた方がナルト?

ナルトの兄ってことか?

あっ、やばい…

もう眠くなってきたかも…

なんか近くで爆発とか聞こえるけど気のせいだろ

爆発が子守唄ってどうなんだろう…)

 

(起きた時にはクシナもミナトも死んでた…

触ってほしかったのに…

ちゃんとナルトに九尾は入ってるんだな

隣にいるだけでもわかるよ

里のみんなは分からないのかな?

双子だから分かるのかな…

まぁいいや

また眠くなってきたから寝よう…)

 

(両親が死んで今日で一カ月か

俺の意識も結構持つ様になってきたから、そろそろチャクラの制御とか超能力、魔術、異常(アブノーマル)過負荷(マイナス)言葉使い(スタイルつかい)に慣れなきゃな…

まずはチャクラを体の中で操作するか…

あれ?

結構難しいんだけど…)

 

このときハルカは難しいと言っていたが操作自体は中忍レベル下手したら上忍レベルだったことを知るのはだいぶ先になる…

 

(これ結構疲れるな…

肉体的疲労よりも精神的な疲労の方が上だな…

とりあえず今は寝て回復したらまたやろう…)

 

「とりあえず喋れるようになった。

これで考えるだけじゃなくて口に出して言えるようになったな。

あっという間に時間って過ぎていくな…

もうヒナタの誘拐まで一年切ったよ…」

「おにいちゃん、何してるのー?」

「考え事だよ」

「何のー?」

「お前とどう遊ぶかだー!」

「きゃははー

おにいちゃんの遊び楽しいから好きー」

「もし嫌だったらどうしようかと思ったよ」

(こいつを泣かせないようにしていかなくちゃな…

でも全部手を出したらこいつの為にならないし、大変だな…

こいつが寝たら影分身して練習効率を上げないと、ヒナタの誘拐を防ぐ為にも…)

「今日は何して遊ぶのー?」

「今日は不思議な指をやろうかな」

「何それー」

「まずは俺がやるから見とけよ?

って忘れてた!今日の遊びは無しだ!」

「エーなんでー?」

「おにいちゃんとっても大切な用事があるから、じゃあな!」

(白を連れて来たかったんだよ!

今からでも間に合うか!?)

「ハルカ君待ちなさい。

どこに行くんじゃ?」

(何で三代目がここにいるんだよ!)

「ある国の少女を迎えに行きます

だから行かせてください!」

「ダメに決まっておるだろお主はまだ子供なんじゃよ?

子ども一人で国の外に出すやつがどこに…!?」

「口で言ってもわからねぇなら力で示すしかないよな?」

(まずは九尾と同じ量のチャクラをこいつ一人に向ける

そのあと素早く後ろに回り込み手刀で気絶させる

最後にこいつの護衛のカカシに一言!)

「帰ってきたら事情を説明します!

それまで見逃してください!

木の葉の白い牙の息子!」

「なんでお前がそれを知っているんだってもういないし忍犬向かわせてそれで終わりでいいか…

火影様の安全が第一だ」

 

「やっと着いた…

結構遠かったけどこの体力とベクトル変換、それに光化静翔(テーマソング)があれば一瞬だったな。

白はどこだ?

まさかもうザブザに連れて行かれたか…?

もうちょっとここらを探してみよう…」

 

「どこにもいない…

いったいどこに居るんだ…」

「君はここで何をしているんですか?」

「!?

この声…白か!」

 

ハルカは白の姿を見て驚いた。

服はボロボロ、髪はボサボサ、体は何日も食べていないようでガリガリ。

自分がチャクラ、超能力、魔術、異常(アブノーマル)過負荷(マイナス)言葉使い(スタイルつかい)をすべて封じてでも簡単に殺せそうでとても儚く薄氷のように割れてしまいそうだった。

白が血継限界だからってこれはひどい。

()はそう思った。

あまりにも酷過ぎて()は直視できなかった。

 

「なんでぼくの名前を知っているんですか?」

「そんなことはどうでもいい!

早くここから逃げるぞ!」

「なんでぼくを助けるんですか?

このまま放っておいてよかったのに…」

「とりあえず逃げるぞ!」

「お前が侵入者か?」

「くそっ!

もうばれたのか…

ちょっと目をつぶってろ」

「?はい、わかりました」

「一瞬で終わらせてやんよ

炎遁・加具土命!」

「なんだこの黒い炎は!

誰か水遁を!

クソぉぉぉぉぉ消えねぇぇぇぇぇ

あっ熱いあちいよ…」

「やっと燃え散ったか…

臭いが酷い

一気に抜けるぞ」

「もう眼を開けてもいいですか?」

「ああ、いいぞ」

「ここはどこですか?」

「木の葉の里前だ」

「!?今さっきまで霧隠れの里に居たのに…」

「俺にとっちゃそんなもの変わらないぞ

まだ俺についてこいよ?

火影に挨拶しに行かなくちゃいけないから…」




こうしたらもっと良くなるとかここがダメだからこうした方がいいよとかそういうアドバイスをくれる方がいてうれしいです!

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