死んで神に会ったらナルトの兄!?   作:ミルキ

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プロローグ1

ここはどこだ…?

 

俺は確か轢かれそうな子供を助けた後に車に轢かれたよな…?

 

じゃあここはどこなんだ…?

 

「やっと目が覚めたんだね

 

全然起きないから心配したじゃないか」

 

!?

 

なんだ今の声は!?

 

ここには俺以外にはいないはずだぞ!?

 

「落ち着きなさい

 

これだから人間は…」

 

「そんなこと言っちゃだめでしょ?」

 

いろんなところから声がする…

 

俺はとうとう頭がおかしくなったのか…?

 

「頭は平気だよ?

 

精神の方が落ち着いてないだけだし」

 

こいつら俺の心がわかってるのか?

 

「そうだけど?

 

君は気づくの遅いね

 

そろそろ体の方もここの空気に慣れてきたみたいだし姿現していい?」

 

別にいいぞ?

 

「よし

 

気絶しないようにちゃんと気を引きしめてね?」

 

!?

 

いきなり体おもくなってきた…

 

これはやばいかも…

 

「気をしっかり持ちなさい!

 

存在が消えますよ!」

 

言うのがおせえ…

 

でも楽になってきたかもな…

 

これでもう大丈夫かな?

 

「「「「「「「「「「(こいつ化けものか?

 

あんなすぐに慣れるとかただの人間じゃあり得ないぞ…)」」」」」」」」」」

 

もしかしてこの人たちって神とかその類か?

 

「そうだよ

 

取り合えず自己紹介するよ」

 

「オメテオトルっていう

 

創造神だ」

 

「それじゃあ次は僕だね

 

テスカトリポカって言うよ~

 

僕も創造神だよ~」

 

創造神とか…

 

まじかよ…

 

それにテスカトリポカって悪魔じゃなかったっけ?

 

「それは人間たちが作り出しただけでしょ?

 

僕は普通の創造神だから」

 

へー

 

俺今すごい瞬間にあってるんじゃないのか?

 

創造神にしかも二人?に会えてるんだから

 

「僕たちだけじゃないよ?

 

あとの神も全部創造神だよ!」

 

驚きすぎてよくわからなくなってきてるわ…

 

「まぁ次は俺だな

 

アトゥムって言うんだ

 

よろしくな!」

 

「次は自分だな

 

クヌムっていう」

 

「次はおいらだな

 

プタハって言うぞ~」

 

「吾輩はフナブ・クーと言われてる」

 

「それがしはフラカンと申す」

 

「我はコニラヤと言うぞ

 

月の神とも呼ばれている」

 

「余はパリアカカと言う

 

水の神とも言われてるな」

 

「確かヤナムカ・トゥタニャムカという名前があるぞ」

 

「小生はワリャリョ・カルウィンチョって言います

 

火の神でもあります」

 

「吾人はタイオワといいますです

 

原初の創造神とも呼ばれるますです」

 

「ティラワって言います!」

 

これ全部が創造神なんだよな…

 

あれ?

 

ゼウスは?

 

「あの神は天空神です」

 

そうだったのか

 

記憶がごちゃまぜになってるな

 

確かオメテオトルとテスカトリポカはアステカ神話で

 

アトゥムとクヌムとプタハはエジプト神話で

 

フナブ・クーとフラカンはマヤ神話で

 

コニラヤとパリアカカとヤナムカ・トゥタニャムカとワリャリョ・カルウィンチョはインカ神話で

 

タイオワはホピ族の神話

 

ティラワはポーニー族の神だよな?

 

「そうです!

 

よく知っていましたね

 

今の人たちは神の名前なんか興味ないようでさびしいんですよね…」

 

ちょっと中学の頃に…

 

「ちゅうにびょうってやつですか~?」

 

そうです…

 

「恥ずかしそうですね」

 

めちゃくちゃ恥ずかしいです…

 

「あはは~

 

そろそろ本題に入りましょうか」

 

本題?

 

「はい

 

それはですね…」


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