IS学園で非日常   作:和希

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二十五話 夜の密会。そして

 「見てても楽しいね」

「だな」

一夏と鈴が卓球勝負をしていた。20点先取で19対19、負けたら駅前パフェ奢りという勝負。鈴にとっては勝っても負けてもよっしゃあという状況だが、負けず嫌いなので全力で勝ちに行ってる。一夏も全力で勝ちに行ってる。セシリアは悔しがってるが、次は私ですわ!とか言ってきそうだ。アイデアってのはすぐにパクれるものだからね。技術とは違う。

「兄よ、私も卓球をやってみたいのだが」

「分かった、じゃあ練習してみようか。こうやって持って__」

パンパンと打ち合う。筋がいい様で少しずつ、確かに成長していく。女子たちの声や、卓球の球の打ち合う音、それらが部屋を賑やかにしていた。

 

 

 

賑やかだけども静かに、穏やかに、夜は過ぎて行った。

 

 

 

 30分ぐらい遊んだ後、部屋に帰ってくる途中で。

「いい湯だったな」

「星も綺麗だったし」

光源こそあるものの、周り殆ど海+森という自然環境。けっこうな星空だった。

「希は昔から星が好きだよな」

「ああ。何というか、手で掴めば捕らえれそうなんだけど、届かない理想みたいな感じがして。単純に綺麗ってのも大きいけどさ」

それを言うと一瞬一夏は笑った。

「相変わらずだよな。じゃあ、後からお前の部屋に行くわ。その前に千冬姉にマッサージしないか提案してくる」

「あいよ。となると二十分後ぐらいだな」

あの人がマッサージを抜かすことはしないだろう。浴衣を着て風呂上りの余韻……は消えていた。ゆっくり歩いていって部屋を開けると

「お帰り」

「お帰りなさい」

「お帰(ry」

「お(ry」

10人ぐらいいるだろうか。正直、いっぱいいっぱいである。二人部屋を特別一人で使ってるのに。ただ、専用機持ちはいない。9割ぐらいはけっこう会話する知り合い、というレベルの相手だ。あとはのほほんさんと弥生である。

「織斑君っていつごろ?」

「それなりに後だと思うよ。千冬さんにマッサージしてくるだって」

「じゃあゲームしようよー。ほらー、ツイスターゲーム」

「遠慮しとく。周り全員美少女ってのはとても魅力的だけどね」

「ははは、じゃあ大富豪行く?」

「俺の勝率に腰を抜かすなよ」

「ちょっと卑猥だよ?」

「それひどくない?さすがにさ」

あははと笑いながら進んでいく。これこそ日常だと思いながら。そして途中でバタンッとドアが開いて

「の、希さん!い、一夏さんが織斑先生の部屋で!!」

「ただのマッサージだ耳年増。ここで待ってりゃ来る」

そう言うと顔が真っ赤になった。セシリアが部屋の隅でいじくられながらしばらくすると、一夏も来た。

「あ、セシリアいたいた。じゃあマッサージ」

「……いつものアレでしたか、うすうす気付いてましたわ。おほほ」

「ん、どうした?ほら、うつぶせに」

ちょうどその時にまたもや扉が開いた。

「遅くなってごめんね、希」

「やっほー、遊びに来たわよ」

「兄よ。遊びに来たぞ。日本では学校で修学旅行に行ったならば、消灯前はゲームをし、消灯後は夜通し好きな人間を告白しあうと聞いた。嫁について存分に語ろう」

間違ってはいないけど、ラウラに知識植えつける奴は誰だ?OHANASHIをしておきたい。いい部分もあるけど、悪い部分も教えている。

「あのね、この学校じゃ好きな人の話題は一番つまらない話題。みんな対象が一人だし」

「ぼ、僕は違……じゃなくて!」

そう言うとセシリアをからかってた女子がわんさか集まりだした。ご愁傷様。俺には来ても無駄と皆知ってるので来ない。

「一夏、セシリアの後にラウラと鈴は……行けなさそうだな。明日にでもやってくれるか?訓練いつも付き合ってもらってるだろ?」

「確かに。二人とも、明日マッサージしようか」

「えっ、いいの!?じゃあお願い!希、ありがとう」

「さすが兄だ!嫁よ、頼む」

さりげなく言えばいいのに。全く。お返しに私もやってあげるといえば二倍お得なのに。コイツらは。……ああ、そっか。考えがまとまらないよな、このごろ体験していて身に染みてるけど。

「あ、シャルロットもどうだ?いつも世話に__」

「はいはい、シャルロットは希がマッサージするだって」

「そしてシャルロットは兄をマッサージするから問題ない」

だからお前らその眼を止めろ。

「そうか、なら問題ない……え、無いか?……まあいいか。セシリア、始めるぞ」

「お、お願いしますわ」

そして始まったマッサージ。他の女子たちが私にもマッサージをと言ってきたが、正直キャパシティ的に限界である。第一、あまり接点が無いのでは適当な理由が思いつかない。一番最初、入学式直後の時に乗り遅れた時点で諦めてもらうしかなかったのだ。いけてのほほんさんや弥生か。ひとまず、マッサージについては解決だが……声聞いててむずがゆいな。平気な顔を出来ているだろうか。

「よっしゃ、また一番!」

「僕がまた二番かぁ」

「ふむ、二人は切るべきカードが見えているのか。さすがだ。二人とも1位の率が3割越えとは」

ちなみに、カードを全部綺麗に並べるのは素人である。右から順に強いカードとか並べて、一番右を切ったらそれ以上のカードは無いと宣言しているような物だから。

「希!コンピュータゲームじゃ勝てないけど、これで勝たせてもらうわ!」

「俺より勝率上げてから言えや」

ちゃんと二位とかは取ってくるけど、俺には大体負けてる。自分で言うのもあれだけど、運は良い方だと思ってる。思ってるだけ。そう思った方がいい気分だしね。

「へいへい、頑張って。……それにしても、のほほんさん強いね」

「しみずーも」

大富豪をしながら将棋を繰り広げてる。これが中々強い。のほほんさんはおちゃらけてのろまに見えるけど、俺よりずっと成績は優秀で(クラスの8割以上は俺より圧倒的に優秀だけど。残りはスポーツ特待で勉強も出来る人で、俺よりそこそこ優秀)出来る人だ。

「あっ、希ってチェスできる?」

「出来るよ。他にも幾つかのボードゲーム出来るけど、オセロは苦手だな」

途中から面倒になって勘で打ち出すから。あの黒白は苦手だ。見ていて本当にダンダン打ちたくなって来る。こう、一気にひっくり返せそうになると考えずにダーンって。

「後から一緒にやろうよ」

わいわいガヤガヤ、男子二人で後は女子だけど、それでも賑やかにやっていた。だがそのとき、現れた。バタンというドアが開く音とともに。まあね、ドアじゃなかったら窓ぐらいしか入ってこれないし、その時はバリンッ!だ。

「ふむ、仲良くやってるな」

「千冬ねじゃなくて織斑先生?」

一夏の声に表情はあまり変わらない。こりゃ

「織斑せ……千冬さん?」

出席簿は無い。こりゃオフか。その他色々な声が響く。だが手を振って

「別に構わん。ひとまず、一夏、もう一度風呂にでも行って来い。それと凰、オルコット、ボーデヴィッヒ、希は部屋に来い。デュノアは来たければこい。ああ、そうだ。希、お前は篠ノ之を呼んでこい」

「了解しました」

 

 

 

 

 えっと、通夜か何かだろうか。四人は千冬さんの前に座り込んで沈黙したまま固まっていた。シャルも萎縮はしているが、それだけである。

「おいおい、葬式か通夜か?いつものバカ騒ぎはどうした」

いつもの馬鹿騒ぎ=IS大乱闘である、多分。

「い、いえ、その……」

「お、織斑先生とこうして話すのは、ええと……」

「は、はじめてですし……」

「まったく、しょうがないな。私が飲み物を奢ってやろう。篠ノ之、何がいい?」

箒がビクッと震えた。ライオンの前の子犬とかってこんな感じ。

「俺が適当に配りますね。冷蔵庫、開けて大丈夫ですか?」

「ああ、お前たちのも入ってる」

清涼飲料水を六人分取り出した。三ツ矢サイダーは俺のものだ。文句は言わせない。言ってくるならそれは戦争と同意義だ。全火力で相手をしよう。

「ほら、ラムネは箒、オレンジはシャル、スポドリは鈴、コーヒーはラウラ、紅茶はセシリア。これが一番公平だと思うがいいか?」

皆が大丈夫と返事したのを俺は三ツ矢サイダーを飲んだ。皆が飲んだのを確認して

「はい、千冬さん。これ」

「相変わらず気が利くな」

「一夏に散々付き合ってればね。気が利かなきゃ殺されます」

世間では気が利かない奴は迷惑な奴とか協調が無い奴だろうが、俺にとっちゃ敵と認識される。このごろはそこまでじゃないけどね。この学園の女子は自制心が強いのが多い。この場にいる連中を除く。まあね、それだけ一夏の事を好いてるって事だろうし、問題かなって思う一方いいなっても思う。本当に、一夏の事をそれだけ思ってるってことだから。

「本当に、迷惑をかけるな」

千冬さんはビールをいい音出しながら開け、ゴクリと飲んだ。全員が唖然としているが、俺は別に。三ツ矢サイダーを飲みながら

「千冬さん、これ一人一本で?」

「文句を言うな。全く、食事関係だと貪欲だな」

今回はお菓子千円分は持ってきた。え?三百円まで?何それ美味しいの?

「楽しみですので。はい、おつまみ。持ってきたんですよ。スルメで良かったですよね」

「ああ」

一袋渡すと上機嫌に受け取った。月百万以上給料をもらってるので痛くは無い。というかこの人もっともらっててもよさそうなんだけど。この四倍ぐらいは。

「全く、おかしな顔をするなよ。私だって人間だ。酒くらいは飲むさ。それとも、私は作業オイルを飲む物体に見えるか?」

「い、いえ、そういうわけでは……」

「ないですけど……」

「でもその、今は……」

「仕事中なんじゃ……?」

「硬いことを言うな。それに、口止め料はもう払ったぞ?」

「というわけ。千冬さんだって人間で、料理も出来__」

「それ以上は言うなよ?」

「ただのジョークでーす」

何かを誤魔化したい時の魔法の言葉!ただのジョークでーす。これを使えば大丈夫。使いすぎには注意ね。それがどうしたも同様。

「希って、織斑先生と仲いいんだね」

「まあね。一夏って男友達少ないんだよね。俺もだけど」

「あー、そうね。よくよく考えたらあんた私たち以外と遊んでるのはあまり見なかったわ」

その通り。だから親密度が高い相手はしっかりサポートするようにしている。ちなみに、中学のとき良く遊んだ男子だと一夏、弾ぐらいか。それ以外は精々話をする知り合いって所か。

「というわけで結構親密だったから。で、一夏の最大のサポーターをやってたからそりゃ親しくなるわ」

一番最初は軽く恐怖したけどね。目の前に世界最強がいるんだから。ISはそりゃあ好きで試合をテレビとかで見まくった。この人人間なのか?と疑問に思った。でも、一夏を育てた姉だ。そんな酷い人じゃないと思ってたので結構友好的に関係が始まった。そして、普通の人なんだなと実感した。

「というわけだ。さて、前座はこれくらいでいいだろう。そろそろ肝心の話をするか」

二本目のビールを俺は手渡した。

「お前ら、あいつのどこがいいんだ?」

四人が顔を見合わせた。

「わ、私は別に……以前より腕が落ちているのが腹立たしいだけですので」

「わたしは、腐れ縁なだけだし」

「わ、わたくしはクラス代表としてしっかりしてほしいだけです」

「ふむ、そうか。ではそう一夏に伝えておこう」

「「「言わなくていいです!」」」

アホじゃないかこの子達。それにしても、脅威の美少女率。あ、一人は少女じゃないけどね。さて、そろそろ素直になった奴じゃないと助言しないとでも言ってふるいわけるか。二年までおままごとするつもりは俺には無いし。俺も、明日までにはどうにかしないとな。

さて、ともかくジョークでも言っとこう。何かやっておかないと暗黒面に行く一方だ。

「俺はやさしいところ、とかです」

手をぎゅっと握って(へその下あたり)顔をうつむかせながら。

「お前は何を言っているんだ?」

そんな怪訝な目で見るの止めてよ。周りの皆も厳しい。

「へいへい、ジョークです。いや、優しい奴だとは思ってますがね。楽しい奴ですよ」

「僕もやさしいと思うな。誰にでも、だけど」

仕方ないよね、一夏はそういう奴だし。……なぜ俺を見ながら?

「で、ラウラは?ここでしっかり言わないと。勝負は逃がしちゃいけない」

そう言うと覚悟を決めたようで

「つ、強いところが、でしょうか……」

「いや弱いだろ」

「ちょっと千冬さん」

そこまで断定しなくてもいいでしょう。あいつは、強いと思う。

「つ、強いです。少なくとも、私よりも」

つよいかねぇと千冬さんがつぶやいた。

「まあ、強いかは別にしてだ。あいつは役に立つぞ。家事も料理もなかなかだし、マッサージだってうまい」

「気配りも男子限定で出来るし、一緒にいれば楽しい事がいっぱい起きる。いざって時は超絶イケメンだし。正直、アレ以上の有料物件はまず無いな」

「というわけだ。あれと付き合える女は得だな。どうだ、欲しいか?」

四人がパッと見つめた。

「く、くれるんですか」

「やるかバカ。正直、希が女だったらくれてやっても良かったが」

おお、結構高評価。評価を下げる事をしてないし当然か?

「飛び火させるのは勘弁してくださいよ」

「それだけ評価しているという事だ。光栄に思え」

そりゃ光栄には思うけどね。三人の眼が厳しい。ラウラはキラキラした眼で見てくるけど。

「気配りだって出来て、ほぼ万能に何でもこなす。それでいてデュノアに色々してやっているようだし、他の女子にも一夏に対してアドバイスをしている。一夏だってお前には助けられている。それでいて熱いところもある奴だ。このごろ以前より訓練に身が入ってるのは分かるぞ?どうしてかとは言わないが。無闇に一夏に暴力は振るったりしていないようだし。本当に、性別が逆だったらお前がもう付き合ってるんじゃないか?」

結構羞恥プレイ?

「まあそりゃ俺が女なら一夏を狙いますね。当たり前ですけど。俺の理想みたいな奴ですし。さっき言ったとおり女に対しての気配り以外は文句の付け所がないですし」

鈍感と言うか鈍感を超越した何か。でも、だからこそ聖人なんだよな。

「というわけだ。男に走らせたくないなら、しっかり自分を磨けよ。バカども。奪う気持ちでな」

三本目のビールを手渡した。これで終わりかと思ったが

「ああ、そうだ。デュノア、希のどこをいいと思った?」

「すいません急用が出来ましたっ!」

ダッシュして扉に向かう。だがこの場に敵は多い。

「逃がさないぞ」

無駄に強い握力で俺の袖を握った。

「ここで終わらせますわ」

足を掴まれた。

「あたし、あんたのこと親友って思ってるの」

立ち塞がりながら拳を握り締めてまで言うか?

「兄よ。勝負は逃がしてはいけない」

さっきのセリフそのままかい。

「お前ら覚えてろよ……」

シャルは顔を赤くして、アワアワしながら

「えっと、やさしくて、頼りになって、でもちょっと抜けていて。志は高くて努力しているけど、しっかり現実を見ていて。そんなところ、とかかな。でももっと別の理由で、理屈じゃないところで」

「うおおおおお」

筋力関係は勝っている!火事場の馬鹿力で女子を振り切り、外に飛び出た。

 

 

 

 「ふん、ヘタレが。逃げおって」

希が逃げた後、千冬はふんと鼻を鳴らした。

「それにしても、あいつにも出会いが来たのか。それでデュノア、希の奴と同棲していたようだが、どうだった?」

「織斑先生、酔っ払ってませんか?」

「酔っ払ってなどいない」

酔っ払いは皆そう言う。殺人犯が俺はやってないと言うのと同じぐらいに。五人はそう思った。

「えっと……言わなきゃ駄目ですか?」

『駄目』

他全員に否定されてしまった。

「途中まで聞いたんですが、いい所で中断されてしまって」

「希が男女二人きりだとどうなるのか、結構興味あるのよ」

「えっと……あ、そうだった。織斑先生、希は織斑先生が私が女だって気付いてるって言ってましたけど、本当ですか?」

「さあな」

棒読みだった。しかも眼を逸らしていた。深く突っ込んではいけないと彼女らは理解した。

「そ、そうですか……一ヶ月ぐらい生活してましたけど、とくに何もありませんでした。残念ながら……」

「無駄に気配りが上手いから、何も起きなかったのだろう?」

「えっと、はい。着替えを忘れて外に出ようと思ったら、扉から希が出て行くのが見えたり。転びそうになったらちょうど肩の部分二箇所を触れて助けてくれたり。和食を持ってきてくれたと思ったら、箸じゃなくてフォークやスプーンも用意してたり。お互いに着替え合ってるときもこっちを一度も向かないし。シャンプー取って欲しいとかも無くて。僕の下着を間違えて見たりとかも……とにかくどこも隙が無くて……。あっ!わざとやった訳じゃないよ!?ただ、本当に何も無かったなって思って」

「何というか、一夏の真逆だな」

「察しが良すぎるのよ、アイツ。頭で判断する前に次の結果を反射で理解してるみたい」

「アレは正直引きますわ。ISでの訓練の時もたまに恐ろしい動きで回避しますし」

「言わなくても理解してくれるぞ、兄は」

四人が頷いた。

「アレは判断してるのか、勘なのか。良く分からんな」

千冬もであった。続けてシャルロットは

「あっ!でも一回だけ。男だってばらす直前の日に、ある事があって泣いちゃったんですけど……そのとき、抱きしめてくれたんです。抱きしめるだけじゃなくて、腰に腕を回して頭も撫でてくれて!その後、ベッドに寝かせてくれて!あの時、すっごく温かくて、いまでも覚えてる。もう一度、抱きしめて欲しいなぁ……」

夢見心地に思いを馳せるシャルロット。

「っく!私も一夏と!」

「希もやるわね……一夏がそうしてくれたらなぁ」

「ずるいですわシャルロットさん!私もいつか、一夏さんと」

「さすが兄だ!嫁にいつか抱きしめてもらおう」

「ふむ、意外とやるな。希の奴」

女子たちの会話は千冬の前であったが意外に弾み、それなりに時間を潰した。




希の勘の良さは前も言ったとおりISに乗れる理由になってます。原作がさっさと終わってくれればそのオチでやれるのに。もし追いついたらオリジナルやるしかないでしょうね

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