担い手も異世界から来るそうですよ?   作:吉井

46 / 58
Epilogue:学習思考型霊体

 

 太陽は高く、もう少しで頂点に達してしまうであろう晴天の日。

 《サウザンドアイズ》ペリベット支店。その店先を、『柊華蓮』は箒で掃いていた。

 

「~~~~♪」

 

 鼻歌交じりにさっさと掃いていく華蓮。

 ふとその時、彼女は何やら視線を感じた。敵意は感じられないが、気づいた様子を見せても止まらない点から、華蓮は面倒くさそうに警戒レベルを上げた。――その眼が白く染まる。

 

 鋭敏になった聴覚、嗅覚、触覚を駆使すれば、十秒と経たずに曲者を発見できるだろう。華蓮は早速感覚を研ぎ澄ました。

 

「…………?」

 

 聴覚がそれらしい存在を捉えた。ジッと動かない呼吸音が聞こえるのだ。――華蓮の頭上に疑問符が浮かぶ。

 続いて嗅覚が捉える。得られた情報は対象の匂い、――この時点で正体は判明した。しかし、華蓮の疑問は解消されない。視線の主が彼だとして、何故隠れる必要があるのだろうか。

 

「……考えても埒が明かないかな」

 

 この対応の原因にさっぱり見当がつかない華蓮は、早々に思考を切り上げる。――次の瞬間、華蓮の姿が掻き消えた。

 対象が潜んでいる場所――向かいの店の屋根の上――に向けて跳んだのだ。

 助走なしで跳んだにも拘わらず、その身体は楽々屋根の上に到達した。しかし、先ほどまで立っていた石畳に入った罅は微々たるもの。風を器用に使い、まるで羽が生えたかのように――飛んだのだ。

 

 着地時にも風で勢いを殺している辺り、相当サウザンドアイズ(商業コミュニティ)色に染まっていることが見て取れる。変な噂が立たないように気を使っているのだ。

 

「――なんで隠れてたの? 十六夜」

 

 着地時の風で乱れたメイド服を直しながら、華蓮は言う。

 その言葉を聞いた視線の主――十六夜は不敵な笑みを浮かべ、

 

「いや別に。ただ少し気になる事があってな」

「……気になる事?」

 

 眉をひそめる華蓮。それもそのはずで、上記した通り、華蓮には全く心当たりがないのだ。故に、『気になる事』と言われても反応に困ってしまう。

 

「――その『気になる事』って……何? 私、全く心当たりがないんだけどさ……」

「だろうな。……いや、別にいいんだ。正直、最初っから分かってたことだからな」

 

 はぁ、とため息をつく十六夜。

 何に納得したのか未だに見当すらつかない華蓮は、その仕草に少々腹を立てた。――唯一候補に挙がっている昨日の一件すら、既に片が付いているはずなのだ。

 

 ――過去を聞き、自分が百七代目の担い手であることを知った――その直後、ショックで意識を失い(・・・・・・・・・・)、続行は不可能と判断されお開きになった。

 華蓮は確かにそう記憶している。ギフトカードに刻まれていた見知らぬギフトも、既に皆に開示してある。

 

 何も問題は無いのだ。にも拘らず、思わせぶりな態度をとる十六夜。

 長い沈黙の後、華蓮は語気を強めて十六夜に言った。

 

「…………、それってどういう――!」

 

 だがその言葉は届かない。それを遮り、十六夜が短く呟いたためだ。

 

「――――『柊』」

 

 その途端、スイッチを切り替えるように『華蓮』の纏う雰囲気が一変した。感情を感じさせないこの独特な空気は、間違いなく『柊』のもの。

『華蓮』を押し退け、裏人格である『柊』が表に出てきたのだ。

 

「――……唐突ですね」

「急いでたもんでな」

 

 無感情にそう言い、柊は十六夜に正対する。

 つい昨日苦汁を舐めさせられた相手に対し、十六夜は変わらず不敵な笑みを浮かべ続けていた。気になった柊が訊ねる。

 

「なんですかその顔は、昨日の今日ですよ? ……ああ、今更響かないということですか」

「挑発ならもっと感情籠めな。それにネタも古い。使いまわしもいいとこだっつの」

 

 だが一応効果はあった様で、十六夜はその笑みをひっこめた。その代わりに、いつもの飄々とした雰囲気を纏う。

 

「今日は何の用ですか――と訊ねたい所ですが、こんなところに長居は出来ません。私の記憶改竄は母体(マザー)相手にしか使えませんからね。変な噂が流れては困ります」

「そういやそうだな。……うし、全力で目立つか!」

「ストップ。簡単に他所の屋根を壊そうとしないでください。謝罪も全て私がするのですよ? ――まあもっとも、誤魔化しきれなくなれば、その時はあの手段(・・・・)をとるだけですが」

 

 その脅しに、十六夜は「冗談だ」と振り上げていた脚を下ろす。

 それを確認し、柊は屋根から降りた。風を操り、ふわりと軽い動きで。

 十六夜もそれに続く。どうやら続きは、ペリベット通りを歩きながらするようだ。

 

「まったく貴方には困ったものです。毎度毎度、失敗のみが確約された抵抗(たたかい)によくもまあ挑めるものですよ。後始末する此方の身にもなってもらいたいものです」

「最後の手段を盾にしてんだ、そんくらいで丁度いい。それに俺も、必要以上に暴れちゃいねぇだろうが」

「その『必要以上』が問題だと言っているのです。先ほども言いましたが、私の改竄は母体以外には通じません。……そして、貴方の破壊は『必要以上』に衆目を集める。貴方の匙加減はどうも大雑把というか、――私的には大変迷惑です」

 

 そう言って柊は一旦会話を止める。そして一軒の屋台に近づき、なにやらとても肉々しい串を二本買ってきた。

 その一本を差し出し、

 

「はいどうぞ。昼食、まだ食べてないでしょう? 私の奢りです」

「……珍しいな。どういう風の吹き回しだ」

「人聞きの悪い。(わたし)は裏人格ですけれど、偶には主人(マスター)らしいこともします。……それにコレ、二本で一セットだったので。私、こんなに脂っこいの二本も食べれません」

 

 ――ならなんで買ったんだよ。十六夜の疑問は形にならなかった。

 

 思わず笑っていた。疑問など些細な事だと思った。

 自分では食べきれない肉串を、止せばいいのに二本買ってきた意図を察したら、――思わず笑みが浮かんできたのだ。

 

 主人らしいこと。柊はそう言った。

 それはつまり、男である十六夜の胃袋に合わせたメニューを選んだ――ということだろう。

 楽観が過ぎるだろうか。だが、感情が無いと思われていた柊が初めて見せた、人間らしい温かな一面。それを十六夜は、『嬉しい』と感じたのだ。――それ以上に膨大な、自虐の念と共に。

 

「そうか、それなら遠慮なく頂くとするか」

 

 十六夜は受け取った肉串に齧り付く。――その瞬間、口の中に肉汁が溢れだした。

 大口サイズにカットされた肉塊が、一本の串に五つ刺さっている――という姿をしている肉串。

 大きな肉だと中心部まで火が通りづらいのだが、この肉串にそんな点は一切ない。しっかりと火が通っている。だから齧り付いた瞬間、肉の旨みたっぷりの肉汁が溢れだしたのだ。

 

 思いがけない絶品を満足そうに咀嚼する。その隣では柊が、小さな口で少しずつ食べ進めていた。

 表情に変化はないが、若干頬が緩んでいる――気がする。そんな柊が、「ああ、そういえば」と、どこかわざとらしく、思い出したかのように話を切り出してきた。

 

「この串、本来は吸血鬼や獣人向けの料理だそうです。血の滴る生肉を大きめにカットし、火の通りそこそこの生焼けで提供するらしいです。齧り付くと、それはもう、まるで生きた獣に歯を立てた様な食感がするらしいですね」

「……それ、今する話か……?」

 

 食事中に、しかも同じ料理を食べている時にする話ではないだろう。至福の時だっただけに、十六夜は割とマジなトーンで切れていた。

 ……とその時、自らの思考に引っ掛かりを感じた。

 

(……同じ料理だと?)

 

 これが、か? 十六夜は手元の串を見る。そこにあるのは、ジューシーな肉串だ。断じて生焼けの生肉などではない。

 次に十六夜は屋台を見る。店主はいかにもな強面。頑固そうで、焼き方の変更なんてしてくれそうにない。

 ならば何故? 十六夜が考え込んでしまうその時、柊がまた、わざとらしい口調で言った。

 

「でもこの店が扱っている肉は、どれもランクの高い上質なものです。中でもこの串に使われている肉は、()が上手いと評判でして、なんでも、鉄臭くなく肉の旨みをアップさせるとか。吸血鬼以外の種にも人気なんですよ。

 焼き方のバリエーションさえ増えれば化けるポテンシャルを、この店は秘めています。もったいないですね」

 

 その言葉に、十六夜の中に一つの仮説が生まれた。あまりにも突拍子が無く、今まで考えもしなかったが、そう考えると辻褄が合う。

 仮説の裏付けのため、十六夜はひょいと柊の顔を覗き込んだ。

 

「……なんですか。食事中の女性の顔をそんなマジマジと見るなんて、マナー違反ですよ」

 

 嫌そうに顔を引く柊。その眼が。

 その眼が、いつの間にか――――朱くなっていた。

 

「……ああ、そういう事か。――そういう事かよ」

 

 ――ダメだ、我慢できねぇ。

 十六夜の口角が上がる。我慢しようにも、意志に反して口元が緩む。

 最高の一品に化けた肉串、わざとらしい柊の言葉、朱い眼。導き出される結論は――――何というか、とても可愛らしいものだった。

 

「なんですかその緩んだ顔は。言っておきますけれど、別に貴方の為とかじゃありませんので。食べやすくなるよう、更に火を通しただけです」

「ま、そういう事にしといてやる」

 

 そう言って。

 

「――こんだけ美味い肉だ、また食べたいものだな」

「…………まあ、また気が向いたら」

 

 そう呟いたが最後、柊は無言で肉を咀嚼し始める。

 もくもくもく、と食べるペースが速くなり、あっと言う間に食べきってしまった。

 

「御馳走様でした」

 

 食後の決まり文句を言い、可燃性の串を手の中で灰にする。柊はそのまま、十六夜を置いて歩き出した。

 なんだかんだでまだ食べ終わっていなかった十六夜は、慌てて残りの肉塊を飲み込む。そして串はきちんとゴミ箱に捨て、後を追う。

 

「おい柊、置いてくなよ」

「別に……待つ必要もないですから。そんなことより、もっと建設的な話をしましょう。――今日は何の用ですか?」

 

 そう言い、くるりと反転。十六夜に正対する柊。

 全てを見透かすような瞳が真っ直ぐ向けられる。それを一身に受ける十六夜は、視線から外れるようにスッと歩き始めた。

 そうなると、自然柊がついていくような形となる。だが柊は構うことなく、前を行くその背中に言葉を投げる。

 

「貴方の事ですから、此処に来たのは何かしらの意図があっての事でしょう? 不自然な程に馴れ馴れしい今までの態度を見れば、企みがあることは確実です。――十六夜、今回は何を企んでいるのですか?」

 

 十六夜は応えない。ゆったりとした歩調で、柊と一定の距離を開けて歩いている。おそらく意識的に柊に合わせているのだろう。柊が追いつけず、かつ離れない距離を保つ。

 ――その距離なら、柊が途中で足を止める可能性も低くなるからだ。

 

「柊、俺と収穫祭に行こうぜ」

「……えっと、もしかしてこれ、所謂デートの誘いというものですか? ……私今、もしかしなくても誘われてます?」

「もちろん、その通り。デートのお誘いですよお姫様」

 

 くるりと反転。後ろ向きに歩きながら十六夜は、腰を曲げ右腕を腹の下に通し、仰々しいお辞儀をした。

 その予想外というか、なんというか似合わないポーズに、柊は暫し言葉を失う。だが直ぐに、はぁ……と息を吐き出した。

 

「……何を言いだすかと思えば……くだらない。デートの誘い? 相手が違うんじゃないですか? 私みたいな仮初の人格(プログラム)ではなく、母体(マザー)に言うべき台詞でしょうに」

「いいや違う。何も間違っちゃいない。――俺はお前に言っているんだぜ、柊」

「…………な、」

 

 柊の脚が止まる。彼女は、意味が分からないという様な表情をして固まっていた。

 

 十六夜はそれを見て、昨夜立てた推察に確信を得る。

 ――過剰防衛機構憑き、学習思考型霊体。柊は己の事をこう称した。

 おそらくそれは、『彼女』の生みの親である人物が付けた名――『柊』とは別に、彼女自身が自己を分析して付けた『種別名』なのだろう。

 もちろん逆の可能性もある。しかしどちらにせよ、彼女が『思考』し『学習』する霊体であることに変わりは無いのだ。

 

 

 

 

 

 ――昨夜、湯に浸かりながら鳴は言った。

 

『思考し学習するんならさ、初代からひーちゃんまで見てきて、何かしらの「何か」が芽生えてると思うんだよね俺は。「感情」までは行かなくても、「感情もどき」くらいなら生まれてると思う。……まあそれでも、「思わず反射的に」じゃないと顔には出ないだろうけどさ』

 

 もしそうならこれは利用できる。……鳴はそう言った。

 

『たとえ「もどき」でも、「感情」らしきものがあるなら都合がいい。確かに柊は脅威だ。必要以上の事は漏らさず、思考し対策を立て防衛する――だけだったらな。

 思考能力を付与したのは自動防衛のためだろうが、そのおかげで活路が見えてきたぜ。――その「感情もどき」を、正真正銘の「感情」にしてしまえばいいんだよ』

 

 この辺りで十六夜とレティシアは、鳴が言わんとすることを察し始めた。

 そして鳴は、――おそらく表情に出ていたのだろう――二人の顔を見てニヤリと笑った。

 

『察したか。ああそうだ、それで正しいよ。……と言うわけで十六夜。分かってたと思うけど、俺の立てる策はかなり非道だぜ? 俺を引き入れたんだ、当然覚悟はしてたんだろ? ――だから一切反論は認めねぇぜ。レティシアちゃんも落ち着いて聞いてくれよな。

 俺の策は――――』

 

 

 

 

 

「――な、なにを……馬鹿な事を」

 

 昨夜の事を思い返していた十六夜は柊の言葉で現実に引き戻された。

 

「私を誘ったことに関しては後回しです。そんなことより、行き先が問題ありまくりです。十六夜も知っているでしょう、母体は今回の収穫祭には参加できないのですよ?」

「ああ知ってる。確か天軍に感づかれるんだっけか」

 

 そんなことか、と言わんばかりの返事に言葉を失う。

 ――と、広場の方が騒がしいことに柊は気づいた。

 

 近づいてみると、その喧騒はますます大きくなった。

 いつもの数倍――いや、数十倍はいるだろう亜人獣人がそこはいた。様々なコミュニティでごちゃごちゃしており、既にパンク寸前である。

 

「なんでしょう、この人だかり」

「わかんね。……もし事件だとすれば一大事だ。待っててくれ、ちょっと見てくる」

「あっ、私も行きますよ」

 

 人ごみの中を掻き分けどんどん先に進んでいく十六夜。

 時たま押し寄せる人波を回避する腕力が足りず、中腹辺りで柊の体力は尽きた。結局そこで大人しく待っていることにした。

 

 

 柊は気づかない。『待つ』ということは、『十六夜の言う事に従う』ことと同義であるということに。

 本来ならば――柊らしくあるだけならば、用件を聞き、くだらない件だと分かった以上、待たずにさっさと帰るべきなのだ。

 にも拘わらず柊は待った。この行為が孕むバグの様な何かに気づかないままに。

 

 

「……はぁ……ふぅ、それにしても、これは一体何の集まりなんでしょう。イベントの情報なんて入っていませんでしたが」

 

 呼吸を整えつつ、柊は辺りを見渡した。

 どうやら此処にいるのは、そこそこ名の知れたコミュニティか農耕専門のコミュニティらしい。そこかしこに、荷台に積まれた農作物が確認できる――――

 

「……農作物?」

 

 柊が何かを察した――その時だった。

 キィーン、と周囲に高い音が響いた。聞き覚えのあるその音が響いた瞬間、広場の喧騒がピタリと収まる。

 そして、

 

『――注目! 俺は、地域支配者(レギオンマスター)――ジン=ラッセル率いる《ノーネーム》所属、逆廻十六夜だ。改めてよろしく頼む』

 

 何やってんだ、これが柊の率直な感想だった。

 確か今、リーダーであるジンは不在のはず。にも拘らず、勝手に何をしているんだコイツは? ――柊の疑問に答える様に、十六夜が拡声された声を発する。

 

『急な告知だったが、この集まり様……流石のネームバリューだな。(……嬉しい誤算だ)

 まあいい。――さてお前ら! 言っとくが、こんなサービス二度と無いからな。実際のところ、一回やっただけで大赤字確定なんだが……まあいい。超太っ腹な《ノーネーム》だと覚えておけ!』

 

 馬鹿じゃねぇの。そう思うと同時、柊はその身をひるがえしていた。

 このスピーチで、十六夜の狙いに気づいたのだ。

 

「まさか……そんな無茶苦茶な――」

『他に話すことも無いんで、早速行くぞ!』

 

 喧騒が復活し、集団が動き始める。丁度柊は、その流れに逆らう形となった。――どんどん流されていく。

 

 焦る柊、だがどうしようもない。

 逆らって進むだけの筋力もない。ギフトを使えば噂が立つ。

 ――完全に詰んでいた。

 

境界門(アストラルゲート)――』

「ちょっと、これは本気で洒落になら――」

 

 

 

『――――開門(オープン)

 

 

 

 柊の背後で何かが発光した。同時に、後ろの気配が少しずつ減り始める。

 必死に抵抗する柊の元に、スピーチを終えた十六夜が近づいてきた。思わず語気が強くなる。

 

「十六夜、貴方――――‼」

「ハッ、初めての激情を向けられて光栄の至りだ――お姫様っと!」

「っ……ひゃ、」

 

 人ごみを必死に掻き分ける手を十六夜は取った。そしてそのまま引き寄せ――小さな体を抱き寄せた。

 

「なっ……なっ……」

「抵抗はその辺にしとこうぜ。せっかくの収穫祭なんだ――――楽しもうじゃねぇか……!」

 

 ニヤリ、と笑みを浮かべ、柊を抱き抱えたまま門に向かう十六夜。

 慣れない行為と湧き上がる何かに翻弄される柊は何もできず、為すがまま運ばれていった。

 

 

 そして。

 境界門に足を踏み入れた瞬間、二人の身体は星辰体へと置き換わり――――

 光の如く、箱庭を駆け抜けるのだった。

 

 




三章終了。
そして四章――十三番目の太陽編……とはならず、少しだけデート回。
柊を……攻略する……ッ!

――最近十六夜の口調が分からない……。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。