過去と現在と魔法少女と   作:アイリスさん

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第20話 なのはの想いとアリシアの決意(前編)

***第20話***

 

「どうして私は待機なんですか!!私もゆりかごに行かせてください!」

 

納得がいかず、アリシアははやてに食って掛かる。ゆりかごに乗り込んでなのはと共にヴィヴィオを助けに行く気だった所に、はやてからの待機命令。

 

「アリシアちゃん、私が何も知らんとでも思っとるんか?『鍵』になったらゆりかごから出られへんのやろ?」

 

はやての言葉に、アリシアは黙り込んだ。例えヴィヴィオをゆりかごの『鍵』からうまく解放したとしても、アリシアがゆりかご内に居れば、新たな『鍵』になってしまう可能性が極めて高い。

 

「ですが!」

 

「アリシアちゃんが出るのは、どうしても駄目なときだけ。分かってや。アリシアちゃんを危険に晒す訳にはいかないんよ」

 

納得いかない。ヴィヴィオを『鍵』から解放するには新たな『鍵』を準備するしか‥‥‥‥‥‥。

 

「‥‥‥分かりました」

 

アリシアはこの場は一度退く事にした。今のはやてに何を言っても無駄だろう。様子を伺い、助けに行こう。そして‥‥‥。

 

「気をつけて、八神部隊長」

 

「ありがとうな。アリシアちゃん。それから‥‥‥前から言おう思っとったんやけど、敬語とか要らんよ?」

 

そう言ってはやてはアリシアの頭を撫でた。

 

「分かった、はやて。約束して。必ず全員無事帰るって」

 

 

***

とある病室。

ヴァイス・グランセニックは漸く目を覚ました。自身の情況を把握するため、彼は思考を巡らす。かつて彼がまだ武装隊のスナイパーだった頃の、人質に取られた自分の妹を誤射して怪我を負わせてしまった過去のトラウマが原因で、目の前のルーテシアを撃てなかった。それで瀕死の重症を負って‥‥‥。

 

「おはよう、ヴァイス」

 

何故かベッド脇に座っているアリシア。どういう情況なのか掴みかねたヴァイスは、取り合えず日時を確認しようと口を開く。

 

「‥‥‥アリシアか。今日は何日だ?」

 

「9月、19日」

 

(クソッ、1週間も寝てたって事か)

 

ヴァイスは舌打ちする。六課が襲撃されてから何もせずにそんなに惰眠を貪っていたのか。こんな所で寝ている訳にはいかない。早く復帰して事件を解決しなくては。

 

「今、情況はどうなってやがるんだ」

 

アリシアは一通りの情況をヴァイスに説明した。六課だけでなく、地上本部も襲撃された事、ヴィヴィオとギンガが拐われた事。前線メンバーは地上、ゆりかご、スカリエッティアジトの3班に分かれそれぞれの任務に向かった事。クロノ達本局の艦隊がゆりかご撃墜に動いている事。

 

「クソッタレ。寝てる場合じゃなさそうだ。そういや、お前眼鏡はどうしたんだ?ヴィヴィオと同じ瞳の色‥‥‥?お前‥‥‥」

 

「今から言うこと、信じて貰えますか?ヴィヴィオを、助けに行かないといけないんです」

 

ヴィヴィオを助けたい一心のアリシアは、自身の事を話した。これ迄の事も。

 

「部隊長も水臭えよな。‥‥‥俺はお前の話信じるぜ。それとお前、1つ勘違いしてるぞ。前世がどうとかオリヴィエがどうとか、今のお前には関係ねえだろ。アリシアはアリシアじゃねえか。‥‥‥さて、と。いつまでも寝てる訳にもいかねぇし、行くぞ、アリシア」

 

「どこへ?」

 

「ヴィヴィオを助けに、に決まってんだろ!」

 

身体中の包帯。怪我も完治には程遠いヴァイス。それでも彼はベッドから降り、立ち上がる。アリシアのため、仲間のため、何より、自分の為。

 

「少し、見直しました。ありがとう」

 

アリシアは椅子から立ち上がり、笑みを溢しヴァイスを見る。そうして2人は病院を後にし、ヴァイスが通信を送る。

 

《アルトか?俺だ、ヴァイスだ》

 

(待ってて下さい、ヴィヴィオ。きっと‥‥‥ううん、必ず、助けます)

 

***

「はやてちゃんの言った通り、内部空間全体にAMF‥‥‥でも、どうしてゆりかご内部の構造をこんなに詳細に?」

 

ゆりかご突入隊のなのはとヴィータが見ているのは、ゆりかごの内部構造の詳細データ。なのはの疑問は当然だ。これ程の詳細データを一体何処で入手してきたのか。内部の細かい部分や配備された武装といった機密部分まで。無限書庫でもこれ程は出ては来ないだろう。しかも、これらデータの全てはゆりかご『浮上前』にはやてから渡されたもの。どう考えても、始めから知っていたとしか思えない。

 

「それはまぁ、後でちゃんとはやてから説明があるさ。それよりロングアーチ、突入隊はまだ揃わねえのか?」

 

事情は知っているが、これはアリシアが自分の口で言うべきことだ。解答を後回しにしたヴィータは、目の前を飛ぶゆりかごを睨み、突入のタイミングを待つ。

 

《各地から緊急招集していますが、あと40分は掛かります》

 

「仕方ねえ。アタシ達だけで先行して行くしかねえな。ヴィヴィオと駆動炉、片っ方止めたら止まるかも知れねえし、片っ方止めただけじゃ止まらないかも知れねえんだ。お前はヴィヴィオを助けに行ってこい。アタシは駆動炉を」

 

40分後では遅すぎる。ヴィータはなのはとそれぞれ単独での潜入を選択した。幸い潜入口もデータのお陰で確認済み。真逆の位置にある玉座と駆動炉。2人で一緒に潰しに行くよりバラバラに向かった方が時間も掛からないし効率もいい。

 

「うん。気をつけて、ヴィータちゃん」

 

「おう。なのはも、無理すんじゃねえぞ。駆動炉ぶっ潰したらすぐに援護に行くからな」

 

ヴィータは潜入出来そうな部分を叩き壊して、入り口を作る。なのはとヴィータはそこからゆりかごに潜入し、それぞれの目的地へと急いだ。

 

***

《Target point is near.(もうすぐ目的地です)》

 

「うん」

 

もうすぐ。ヴィヴィオのいるであろう玉座の間まで、あと少し。ゆりかご内部の通路を飛ぶなのははフライヤーフィンに魔力をより一層込める。

 

一方のディエチは、丁度なのはが曲がって来るであろう通路の先で、イノーメスカノンを構えターゲットを待っていた。この至近で食らえば‥‥‥。

 

「!! 『エクセリオンーーー』」

 

咄嗟にそれに気付いたなのはが、レイジングハートの先端に魔力を集める。次第にその光が強くなる。

 

「『バスター!!』」

 

なのはのバスターとディエチの砲撃が同時に放たれる。満足に収束の時間が取れず、ショートバスター気味になったそれは、ディエチの砲撃を破るまでには至らず、拮抗したまま。

 

「ブラスターシステムリミット1、リリース!」

 

《Blster set》

 

なのはは自身の切り札、ブラスターシステムの1段階目を解除。ブラスタービットが1つ現れ、なのはの魔力が膨れ上がる。こんな所で時間を無駄にするわけにはいかない。ヴィータだって一人で頑張っているのだ。それに、ヴィヴィオが苦しんでいる。

 

「『ブラスト・シュート!!』」

 

ディエチの砲撃は急に膨れ上がったその力に押され、為す術もなくバスターに飲み込まれる。

 

ディエチが(コイツ、ほんとに人間か!?)と思った時には彼女はなのはのバスターに撃ち抜かれ、倒れたまま全く動く事が出来なくなっていた。そのディエチに巻き付く、なのはの桜色のバインド。

拘束を確認し、なのはは再び浮遊し玉座の間へと急ぐ。

 

「ブラスター1はこのまま維持。急ぐよ、レイジングハート」

 

《All right,Master!》

 

***

そうして玉座の間の扉の前へとたどり着いたなのは。砲撃で扉をブチ破り足を踏み入れた彼女が見たのは、玉座に拘束されたヴィヴィオの姿。

 

「ママ!ヤダ、ママ!」

 

そう言って苦しむヴィヴィオは、なのはの目の前でレリックの力を強制的に解放され、大人の姿へと変化していく。

 

「ヴィヴィオ!‥‥‥レイジングハート!」

 

《W.A.S.full driving.》

 

なのははワイドエリアサーチを急ぐ。艦内を隈無く探す桜色の彼女のサーチャーの動きが加速する。

 

そうしている間に、ヴィヴィオの身体は変身を終えて、漆黒のバリアジャケットを纏った姿に変わる。現れたのは、なのはに敵意を向ける『聖王』。聖王はそのまま向かって来ると、拳を振るいなのはを吹き飛ばし、虹色の魔力弾を見舞う。なのははどうにか立ち上がりそれに反応してラウンドシールドで弾核を防ぐも、その威力に押される。ヴィヴィオは間髪入れずになのはの裏側に回り込み、再び拳で殴りかかり、またもやなのはは吹っ飛び壁に叩きつけられる。そこに追い打ちをかけるように、ヴィヴィオが多数の魔力弾を浴びせる。体勢を建て直す隙もなく全てをまともに食らい、再び壁に叩きつけられ、なのはは膝を着いてレイジングハートを支えに立ち上がる。時間稼ぎすら儘ならない現状に、なのはは魔力リンクを決意する。

 

「魔力リンク、接続!!」

 

《All right,Master!Connection,start.》

 

なのははアースラとのリンクを解放。流れ込む膨大な魔力にリンカーコアが悲鳴をあげ、なのはの全身に激痛が走る。強大なその魔力の余剰分が行き場を失い、なのはの背中に集まり、6枚の光輝く翼を顕現させる。桜色の翼を纏ったなのはの姿は、さながら天使のようであった。

 

(これで少しは‥‥‥。待ってて、ヴィヴィオ)

 

「ヴィヴィオ、いま助けるから!」

 

放っておいた、艦内を走るサーチャーから入ってくる情報に注意を向けつつ、なのはは目の前の聖王と対峙した。

 

***

《ガジェット共が相手なら、何とかならぁ。だが現状でギリギリだ。戦闘機人や召喚士に出てこられたら、一気に崩されるかも知れねえ》

 

ガジェットと交戦する武装隊を指揮しながら、ナカジマ三佐はアースラと通信を取っていた。

 

***

「武装を解除しなさい!貴女を、保護します!!」

 

ティアナは右足を負傷しながらも、ウェンディとディードを撃破。

最後に残ったノーヴェにクロスミラージュの銃口を向ける。

 

ノーヴェにはまだ諦めの色はなく、反撃しようとリボルバースパイクを回転させ始めたそのタイミング。

上からアリシアが降下してきて、ノーヴェに魔力弾を浴びせる。それをかわそうと後方に下がったノーヴェの、その先に回り込んでいたアリシアが魔力を込めた両手で数初。追い打ちに回し蹴りを浴びせてノーヴェを蹴り飛ばす。

 

「大丈夫?ティアナ」

 

足を引き摺るティアナに駆け寄るアリシア。ティアナは肩で息をしてはいるが、どうにか無事のようだ。

 

「何とかね。今のは正義の味方のする攻撃じゃなかったわね、アリシア?」

 

その言葉に「テヘッ」と舌を出しておどけた仕草を見せたアリシアだったが、直ぐにその表情を引き締める。

 

「‥‥‥やらなければいけない事が、あるんです。ヴィヴィオを助けに行かなくては」

 

《アリシア、ティアナ、乗れ!スバルを拾ってゆりかごまで行くぞ!》

 

ヴァイスの念話。2人はナンバーズの3人を保護し、ヘリに乗り込む。

 

「私達はともかく、なんでアリシアが?それに今更敬語なんて‥‥‥あれ?アンタその瞳‥‥‥。事情、話してくれるのよね?」

 

ヴィヴィオと同じ瞳の色。ここまで来ておいて『関係ない』では納得できない。ティアナはアリシアの瞳を見ながら真剣な表情を向ける。今度こそ、ここ数ヵ月抱いていた疑問に答えが出る。

 

「はい」

 

一通りの事情と説明を受けたティアナは、アリシアに怒鳴る。怒りたかった訳ではない。自分達に相談もせず、犠牲になろうとしている事が我慢ならなかったのだ。何故もっと早く相談してくれなかったのか。仲間、なのに。

 

「どうして今まで言ってくれなかったのよ!!」

 

「ですが‥‥‥」

 

「ですが、じゃないわよ。その作戦じゃ、アリシアの命だって危険じゃないのよ!」

 

危険というレベルではない。普通、危険というのは命を落とす確率が高いから危険というのだか、それでも生存率の方が明らかに高い。だが、アリシアの話したその策は、明らかに致死率の方が高い。況してや、試したこともないとなれば、尚更。

 

「でも、これしか方法が見つからなくて」

 

苦笑いを浮かべるアリシア。命を賭してまでヴィヴィオを救う覚悟。恐らくこの小さな少女は、止めても行くだろう。

 

「いい?絶対ゆりかごと心中なんて許さないからね?それに、まだ時間もある。ギリギリまで別の方法も探すのよ!それにアンタ、何時だか私の事『ティアナ先生』って呼んだでしょ?生徒は先生の言うこと聞くものなんだから!」

 

「はい。ありがとう、ティアナ」

 

アリシアの虹彩異色の綺麗な瞳から流れ落ちる涙。

 

「馬鹿っ。泣くのはまだよ。ヴィヴィオを助け出して、任務が無事全部終わってからよ!」

 

ティアナの言葉に、アリシアは左手で涙を拭い、力強く答えた。

 

「‥‥‥はい!」

 

 

***

同時刻、ゆりかご駆動炉。

 

「はぁ、はぁ、はぁ‥‥‥なのははもう、玉座の間に着いてる頃だよな」

 

度重なるガジェットの大軍を相手にし、息を切らすヴィータ。駆動炉を目の前にし、アイゼンを持つ手に力が入る。

 

(コイツを壊して、この船を止めるんだ。やれるよな、アイゼン?)

 

ミッドチルダの平和の為。なのはの、ヴィヴィオの平穏を取り戻す為、最大の障害を前にしたヴィータは、リンカーコアに魔力をたぎらせる。彼女の愛機、グラーフアイゼンもそれに応え、自身を変形させていき、カードリッジを炸裂させる。

 

《Zerstörungshammer!!》

 

アイゼンはヘッド部を限界まで巨大化、後ろからロケットを噴射させ、先端のドリル部分が回転する。

 

『危険な魔力反応を検知しました。防衛モードに入ります』

 

駆動炉のアラートが鳴り終わると、ヴィータの回りに多数のスフィアが出現し、狙いをヴィータにロックする。

 

「上等だよ!うおぁぁぁ!!!」

 

ヴィータはリミットブレイク形態のアイゼンを振りかぶり、それに向かって行った。

 

***

《Master! it is a time limit anymore!》

 

「分かってる。ブラスター2!」

 

魔力リンクのお陰もあり、ここ迄は一進一退の攻防を繰り広げてきたなのはと聖王。しかしアースラとの魔力リンクもリミットまであと僅か。なのはは決着を着けようと、《Master!》と言って止めようとしたレイジングハートを無理矢理説得し、ブラスターシステムの2段階目を解除。溢れんばかりの魔力は、諸刃の剣となりなのはの身体を蝕む。膨れ上がる魔力とは反対に全身を痛みが襲い、なのはの顔が苦痛に歪む。

 

「大丈夫、まだいける!」

 

口ではそうは言ったものの、このままでは先になのはが倒れてしまう。早く突破口を見つけなくては。

 

その時、ゆりかごが大きく揺れる。

 

***

 

最深部でコントロールを任されていたクアットロ。彼女は突然の大きな揺れと同時に起きたシステムのダウンに驚いた。

 

「!?駆動炉が!やられた!?」

 

クアットロはフゥ、と一息ついて、ゆりかごの修復をしようとコンソールを叩く。

 

「防御機構フル稼動、予備エンジン機動、自動修復……ハッ、これは!」

 

その時彼女が見つけた物は、桜色のサーチャー。予めなのはがディエチ戦後に放ったものだ。

 

***

 

《W.A.S.successful!coordinate specific. Distance calculation.(ワイドエリアサーチ成功。座標確認、距離測定)》

 

(やっと見付けた!)

 

そう、今まで自身の身体が悲鳴をあげているにも関わらず、なのはが聖王ヴィヴィオに決定打を撃たなかった理由。

最大の障害、裏でヴィヴィオとゆりかごを動かしていたクアットロの排除。

 

「ブラスター3!!!『ディバインーーー』」

 

桜色の巨大な魔法陣と恐るべき魔力の収束。それは次の言葉を以て巨大な桜色の奔流となりクアットロに襲い掛かる。

 

「『バスターー!!!』」

 

巨大なその光に呆気なく飲み込まれたクアットロは、悲鳴を上げる事すらできなかった。

 

「はぁ、はぁ、はぁ‥‥‥」

バスターを撃ち終えて、肩で大きく息をする。

ゆりかごとヴィヴィオの制御はクアットロから解き放たれたが、事態は解決したわけではなかった。

 

「ヴィヴィオ!」

 

「なのはママ!駄目!逃げて!!」

 

「ヴィヴィオ!今助けるから!」

 

自我を取り戻したヴィヴィオ。近付こうと痛む身体に鞭を打ち、前へと進む。だが、ヴィヴィオはゆりかごに身体の自由を奪われたまま。そのヴィヴィオは自らの意識とは反対に、近付くなのはに魔力の籠った拳の一撃を浴びせる。それをまともに貰って、なのはが後ろに吹き飛ばされる。シールドも展開出来ず、かなりのダメージを受けるなのは。

 

《Link termination.》

 

と、アースラとのリンク終了を告げるレイジングハート。それと共に、桜色の光翼が消失。全身を巡る激痛に、なのははその場に膝をついた。

 

ヴィヴィオが叫ぶ。

 

「お願い、逃げて!駄目なの!止められない!」

 

(ここまで、来たんだ。ヴィヴィオが叫んでる。『助けて』って。まだ、終われない!!)

 

「‥‥‥‥‥‥駄目じゃない!!」

 

ヴィヴィオを助ける。その一念だけで、なのはは立ち上がった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ゆりかご突入編前編。
遂に原作主人公、なのはさん降臨回。

故に他の戦闘描写は省略。

***
セイン「セインと!」
キャロ「キャロの!」
セイン・キャロ「「突撃インタビュー!!」」
セイン「さあ、このコーナーもすでに3回目!」
キャロ「『急病で病院送り』になったウェンディさんの分まで頑張ります!今回のゲストはガールズラブタグの原因、アインハルトさんです!」
アインハルト「?? よろしくお願いします。」
セイン「いやー、アリシアとはどこまで進んでるんですか?」
アインハルト「えっと、それはどういう…」
キャロ「だから、どこまで?キスとかもうした?あ、もしかしてキスされたとかだったりして!」
アインハルト「なっ!そ、そんなこと///」
セイン(あ、されたんだ)
キャロ(カワイイ///)
フェイト「駄目だよ、二人とも。アインハルトをそんなにからかっちゃ。」
キャロ「フェイトさん!?」
セイン「お疲れ様です、フェイトさん。フェイトさんはなのはさんとはどこまで進んでるんですか?」←棒読み
フェイト「えっ///」
セイン・キャロ「「えっ……」」

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