バカとテストと恐怖心   作:愚龍

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続き(見てくれる人いるのかな?)


第2話

明久side

 

 

 「なぁ、遊びに行こうぜ」

 

 その雄二の言葉で、僕たちは海に行くことになった。

 

 最初はダルそうにしていたFクラスの皆は、

 

 「女子たちの水着を拝みたくはないのか!」

 

 という雄二の一言で

 

 「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

 という雄たけびをあげ、舞い上がっっていた。

 

 もちろん、僕も海に行くのはうれしい。けど・・・

 

 「ねぇ、どういう風の吹き回しさ?」

 

 そう、雄二が自ら遊びに行こうなんて言う筈がないのだ。

 

 「・・・リ、リフレッシュだ。」

 

 ふと、違和感がして雄二を見ると、

 

 目が虚ろだった。 あれ?どうしたんだろう。

 

 小さく何かを呟いているようで、

 

 分かってしまった。

 

 「ねぇ、雄二。もしかして霧し「うわぁぁぁ!」

 

 「な、なにさ!?いきなり叫ばないでよ!」

 

 まったく・・・。 でもどうやら当たっていたようだ。

 

 「明久、頼む!あいつらと一緒に行かないと翔子に婚約届だされちまう!」

 

ほらやっぱり。うらやましいなぁ。

 

 「・・・しょうがないね。行ってあげるよ」

 

 「ほんとか!恩に着る!」

 

というわけで、今僕たちは霧島さんの別荘にいる。

 

 「・・・自由に使ってくれていいから。」

 

 といって霧島さんは雄二をひきずっていった。

 

 「さて僕は泳いでこようかな。姫路さんたちはどうする?」

 

 「私たちは着替えてきますね。」

 

 と言って出て行ったので、僕は久保君たちと海へ行った。

 

 海にはたくさんの人がいた。 僕たちは、おねぇさんたちをみて、誰がきれいだとかいうはなしをしていた。

 

 「アキィィィィィィッ」

 「明久君っ」

「「お仕置きよ(です)!」」

 

 その話がこの2人の嫉妬をたきつけたこともしらずに・・・

 

明久side out

 

姫路&美波side

 

 やっぱりアキは・・・女の人を見てあんなこと言ってるのね!許せない!

 

 「ねぇ、瑞希もそう思うでしょ?」

 

 「はい、明久君にはもっと強いお仕置きが必要だと思います!」

 

 「じゃあ・・・・」

 

 「はい・・・・・」

 

姫路&美波side out

 

明久side

 

 僕たちは特に問題もなく海から上がった。

 

 遊び疲れてくたくたになって別荘に戻ると、夕食が用意されていた。

 

 とても高級そうなご飯に、僕のおなかはぎゅるるるとなった。

 

 「・・・食べていい。」

 

 と霧島さんが言ったので、皆でごはんをたべた。

 

 「皆、これからどうする?」

 

 「俺等は部屋でだべろうぜ」

 

 僕もまざろっかなぁと思っていると、

 

 「アキ、ちょっと来なさい」

 

 と美波に呼ばれた。ついていくと、何やら厳重な部屋の中に入れられた。

 

 「ちょっと!なにするのさ!?」

 

 「「アキ(明久君)へのお仕置きよ(です)。」」

 

 「え、僕何もしてないのに!?」

 

 「ウチらはきいたのよ!アキが女の人のはなしをしてるのを!!」

 

 「そんなん僕の勝手でしょ!?」

 

 「うるさいうるさいうるさい!アキはウチらのものなの!」

 

 「そんなの勝手すぎるよ!」

だが・・・

 

 「「全然反省してないのね、きついお仕置きをしましょうか。」」

 

 姫路さんたちはどこからか鉄パイプを持ってきた。

 

 僕は危機感を覚え、逃げようとした。が・・・

 

 「FFF団!逃げ道をなくしなさい!」

 

 「「「「「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」」」」」

 

 っまさかそう来るとは思わなかった。そのままスタンガンを当てられ僕の意識は闇へと落ちた・・・

 

 




 やぁ、どうも!愚龍です。
 

 
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