【ARIA】 その、いろいろなお話しは……(連作)   作:一陣の風

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第11話 PART-4

 

「ゴンドラ、出ま~すっ」

灯里が声をあげる。

ゴンドラは船着場から離れると、ゆっくりと運河を渡りはじめた。

 

 

「にょわっ」

蒼羽が変な声をあげた。

 

「なんで、お前がここにいるんだ……」

 

「お久しぶりです。蒼羽さん」

灯里は、にっこりと微笑む。

その笑みに蒼羽は、顔を引きつらせながら立ちすくんでいた。

 

 

 

 

   『 Traghetti 』 PART-4 [ Ii pomeriggio calmo ] 

 

 

 

 

「はひっ。晃さんが誘ってくださって……私、今、すっごく楽しくトラゲットさせてもらってます」

灯里が満面の笑顔を見せる。

 

「う……おう……そう、それはよかった」

あいまいに微笑む蒼羽。 それは、アトラや杏。 同期で同じオレンジ・ぷらねっとのウンディーネ。アテナにも。

決して見せたことのない、レアな表情だった。

 

「やあ、蒼羽。 他のところはどうでした? ……どうかしましたか?」

晃が不審気な表情を見せ、近寄って来る。

 

「あ。ああ、晃。大丈夫ですよ。問題ありません」

蒼羽は、あわてて答えた。

 

「そう……それならいいんですが」

「ええ。ですから晃。少し休んでください。しばらくの間、ココは私が面倒みます」

「そうですか。では、お願いします。ちょっと調子に乗りすぎました」

照れ笑いを浮かべる晃。

 

-ちょっと?

 未だに晃の後ろに集まって、大歓声をあげている大勢の女性陣を見ながら、蒼羽はつぶやいた。

 

-ちょっと?

 頭に大粒の汗が浮かんで落ちる。

 

 

 

「じゃ、蒼羽。少し抜けてきます」

「ラッジャ。ごゆっくり、晃」

 

晃は、その場を離れてゆく。 

と、同時に、集まっていた女性陣も解散していき…トラゲット乗り場は、ようやく落ち着きを取り戻しはじめた。

 

 

 

ゴンドラはゆく。

灯里のトラゲットはゆく。

風を受けて、のんびりと。ゆったりと。

 

客達の笑い声が弾ける。

買い物かご、いっぱいに食材を詰めた、おばちゃん達。

本を片手に、次の名所を目指す観光客達。

お母さんと手をつなぎ、甘える女の子。

お互いを見つめ合い、ふたりだけの時間を楽しむ、カップル。

対岸で待つ、子供達に、おみやげが入っている袋をかかげ、手を振るお父さん。

 

灯里のゴンドラは、そんな人達を乗せて、静かに進んでゆく。

 

 

……ああ。

 

「さすがだね。 灯里ちゃん」

「はひ? 蒼羽さん?」

 

次のトラゲットまでの空いた時間。蒼羽はゴンドラ乗り場から運河をながめつつ、横に座った灯里に声をかけた。

 

「君の操舵は、本当にゆったりとして気持ちいい。まるで自分が風になったようだ」

 

蒼羽が目を閉じ、空を見上げながらつぶやいた。

気持ちのいい風が、吹き抜けてゆく。

 

「うん。私もすっごく気持ちよかった」

アイも同じように目を閉じ、風を感じていた。

 

「はひ。ありがとうございます」

灯里は照れながら、しかしとても嬉しそうに笑った。

 

「私はね、灯里ちゃん」

「はひ」

「私は君にとても感謝してるんだ」

「はへ?」

 

「君は、かたくなだった私の心に、新しい風を吹き込んでくれた。 新しい波紋を広げてくれた」

「蒼羽さん……」

「おかげで私は立ち直れた。自分を見失わずにすんだ」

「そんな…おおげさです」

「いや。そんなことはない。君は君自身が思っているより、それ以上に、たいしたヤツなのさ」

「…………」

 

「それでだ…灯里ちゃん」

「はひ。なんでしょう」

「あの時、いいそびれた言葉を、今、言おう……ありがとう。感謝している」

「蒼羽さん……」

 

「まあ、おかげで君の顔を見るのが、なんだか、照れくさくてな。 さっきは、ごめん」

蒼羽は照れたように笑った。

さきほどの、灯里の顔を見て、複雑な表情で立ちすくんでいた時のことを言っているのだ。

 

「い、いえ。そんな…ぜんぜん気にしてないですから……」

「灯里さんは、やっぱり不思議だね」

「アイちゃん?」

 

「灯里さんは、自分でも気が付かないうちに、たくさんの人達に、たくさんの素敵な送りものをしてる。

 うふふ…不思議で素敵!」

 

「おおっ。この子は、灯里ちゃんのこと、よく分かってるな」

蒼羽が、アイの髪を優しくなでる。

 

「えへへ…灯里さん。ほめられちゃいましたぁ」

アイは、くすぐったそうに笑いながら言った。

 

 

「おおい。もみ子。差し入れ持ってきてやったぞ」

暁が頭にアリア社長を乗せたまま、肉まん片手にやって来る。

 

「俺様の優しさに感謝するがいい。ほら、ちびっ子の分もちゃんと買ってきてやったぞ」

「ちびっ子、言うなあ!」

 

 -どぎゃすっっ!

再び、アイの蹴りが、暁のスネ -弁慶の泣き所とも言ふ- に炸裂する。

再び、暁は転げまわって悶絶する。

 

「誰、これ?」

「へたれっ、です」

蒼羽の質問に、アイは即答した。

 

「へたれ?」

アイが今までのことを蒼羽に耳打ちする。

 

「ああ…そいつは、へたれだな」

「ぬっ、ぬ、なにおおおお!? うわっ?」

 

不意に蒼羽は、叫ぶ暁の胸元をつかむと、そのまま力まかせに引きずって、人気のない通りの家の壁へと、叩きつけるかのように押し付けた。

「ぷぎゃああああ~っ」

 

暁の頭の上で、アリア社長が悲鳴を上げる。

 

「いいか、お前っ」

「な、なにっ。なんだよ」

 

蒼羽は小さな、しかし充分に『ドスのきいた』声で、暁の耳元でささやいた。

 

「あの子は……水無 灯里は私の恩人なんだ。 だから……」

「だ、だから?」

「だから、あの子をちょっとでも不幸な目に合わせてみろ……コンクリ詰めにして、ネオ・アドリア海に沈めるぞっ」

「ぷ。ぷ。ぷいにゅぅぅぅ……」

 

アリア社長が眼に涙を浮かべて、怯える 

 

「うう…わ、分かったよ……」

暁も完全に気合負けしていた。

 

「声が小さい!」

「わ、分かりましたああ」

「よし。よろしい」

 

ニヤリ-と凄みのある笑いを浮かべる、蒼羽。 やっぱり基本的に恐い人なのだ。

 

「……ったく。 あの眼鏡っ子といい、コイツといい、どうしてオレンジ・ぷらねっとのウンディーネは、こうも攻撃的なんだ……」

激しいデジャ・ビュ(既視感)に襲われる暁。

 

「何か言ったか?」

「いえ。 なんでもありません!!」

暁は、やけくそ気味に叫んでいた。

 

 

 

「お? 蒼羽じゃないか。また楽しそうなこと、やってるな」

 

-なにぃ!?

 と、暁にダメ出しした勢いのまま、蒼羽は声のした方向を睨みつけ…

 

「アンジェリアさん?」

驚きの叫び声を上げる。

 

けれど、叫び声は、それだけでは収まらなかった。

 

「グランマだ!」 アイが叫ぶ。

「明日香さん?」 灯里も叫ぶ。

 

そして-

 

「アリシアすわぁん!」 暁が叫んだ。

 

 

「あらあら、うふふ……」

アリシアがみんなの気持ちを代表するかのように、楽しげに微笑んだ。

 

 

 

「いやあ。なんかトラゲット乗り場が楽しそうなことになってるって、風の噂で聞いてね」

「楽しそうって……」

アンジェリアのその言葉に、蒼羽が苦笑する。

 

 

アンジェリア・アマティは、「元」姫屋のウンディーネ。

姫屋退社後、請われてゴンドラ協会の指導員に再就職した彼女は、各、水先案内店の指導員達への技術指導や意見交換など。

協会と水先案内店との間をつなぐ、重要な要としての責務を果たしていた。

蒼羽とは、その過程で知り合い、立場と所属は違えど「同じウンディーネの先輩・後輩」として話せる仲だった。

 

 

「こんな楽しいことになってるなら、さっさと私も呼びなさい」

「いや、そう言われても……」

そんな、いたずらなアンジェリアの笑顔に、蒼羽は、ただ苦笑するしかなかった。

 

 

「グランマ、聞いて聞いて」

「はいはい。アイちゃん、どうしたの?」

 

グランマ。

本名、天地 秋乃(あめつち あきの)は、いわずと知れた「ARIA・カンパニー」の創始者にして、伝説の大妖精。

十六歳で、姫屋のプリマ・ウンディーネに昇格して以来、三十年以上にわたって、トップ・プリマとして君臨し、

その業績から『全てのウンディーネの母・グランドマザー』と呼ばれる偉大なる存在。

でもその実は、いつも微笑みを絶やさぬ、物静かで優しい「おばあさん」だ。

 

 

「あのね、グランマ。私、灯里さんのトラゲット、乗ったんだよ」

「あらまあ。で、乗り心地は、どうだった?」

「うん。もちろん、とっても素敵でした」

「そう、それは良かったわねえ。うふふふふ」

 

 

 

「私は引っ張りだされたのよ」

「明日香さん?」

 

明日香・R・バッジオも、同じく元「姫屋」のウンディーネ。

グランマ・天地秋乃が退社し、経営的にも精神的にも傾きかけた姫屋を立て直し『姫屋の至宝』とまで言われたウンディーネ。

その引退式は、ゴンドラ協会の公式行事として挙行されたほどであった。

現、水先案内人ミュージアム館長。

そして、グランマの親友。

 

 

「人がミュージアムの仕事してるのに、秋乃の奴が、トラゲットが面白いことになってるから、一緒に見に行きましょう って」

「面白い…ですか」

「ええ。 昔っからそうなのよ。面白いことが見つかったからって、いつも私を引っ張りだして。 

 私の都合なんかおかまいなし。まったく迷惑な話だわ」

 

「……ホントに、グランマと明日香さんってば、仲悪いんですね」

灯里が笑いながら言った。

 

「そうやって、少しでも早く、自分が見つけた『素敵』を、明日香さんに教えようとする、グランマ。

 そうやって、文句を言いながらも、それでもしっかりと『素敵』をグランマと探しに行く、明日香さん。

 とっても仲の悪い、素敵ングな、お二人です」

 

「灯里ちゃん……」

「は、はひっ」

 

「恥ずかしいセリフ禁止!」

「ええ~。 また元祖ですかあ?」

笑い声が響く。

 

 

「あ、あ、アリシアさん。おし、おし、お久しぶりでぶっ! って、噛んだぞおおおおお!」

「あらあら。暁くん。お久しぶり。元気だった?」

 

 

アリシア。

アリシア・フローレンス。 …今更、説明の必要があるのだろうか。

姫屋の晃。 オレンジ・ぷらねっとのアテネ。 と並んで「水の三大妖精」と呼ばれていた、元「ARIA・カンパニー」のプリマ・ウンディーネ。 

  通り名は「スノーホワイト(白き妖精)」

灯里のプリマ昇進と同時に「寿」引退。 

会社の経営権も全て、灯里に譲り、今は、ゴンドラ協会で常務理事としての要職についている。

  - と。

  それ以上の細かなことは、改めて書くまでもなく、諸氏の方がよりよく、ご存知であろうので割愛させていただく。

 

 

 

「ぷいぷいにゅうううううう☆」

アリア社長が、アリシアに飛びついた。

 

「あらあら。アリア社長。お変わりなく、元気そうでなりよりだわ…」

「ぷいにゅ☆ ぷいにゅ☆」

「あ、アリシアさんもお変わりなく。お美しいままままままです」

暁が、顔を真っ赤にしなが言う。

 

「うふふ。ありがとう、暁くん」

「おい。へたれっ。アリシアさんはもう、結婚されてるぞ?」

すかさず蒼羽が、ツッコみを入れる。

 

「う、うるさい。俺の…俺のアリシアさんへのラブは、永久不変に変わることはないのだあああ!」

 

「ストーカ-だな」 アンジェリアがつぶやく。

「ストーカ-だぜ」 蒼羽もつぶやく。

「ストーカ-だね」 アイもつぶやく。

 

「まあまあ……」 グランマが微笑む。

「おやおや……」 明日香があきれる。

「うふふふ……」 アリシアが笑う。

 

「暁さん…なんだか、かわいそう……」 灯里が同情し。

「んみゅんにゅううう……」 アリア社長が同調する。

 

 

「お前らなああああああっ!」

ネオ・ヴェネツィアの空に、暁の絶叫が響き渡った。

 

 

 

「蒼羽さん。灯里ちゃん。アイちゃん。肉まん、買ってきましたよぉ…おおおおおっ?」

大きな袋を手に持った杏が、その団栗まなこを、さらにまん丸にして絶句する。

そこではまるで「坂の上の雲」のような人達が、笑いながら自分を迎えてくれていた。

 

 

「そういえば、あいつら帰ってこないな」

 

目の前の山と積まれた肉まんに手を出しながら、蒼羽が不審気につぶやいた

「あいつら?」

「アトラとあゆみくんだ」

「アトラさんと、あゆみさん? どうかしたんですか?」

 

灯里の質問に、杏が、晃と蒼羽の『どちらか優秀か』を賭けた、ヘンテコなレースのことを説明した。

 

「ほへえ…『絶対に負けろっ! レース』ですかあ」

「うん。正直、ヘンなレースだよぉ。 ふげげげげげっ?」

「そんな上からなこと言う口は、この口かあ! この口かあ! この口かあああああああ!」

「うげげげげげえ!」

三度、蒼羽に、ほっぺたをつねられながら、杏が呻いた。

 

「ひょ、ひょーひぇばぁ……あひゃらひゃんひょ、はひゅひしゃん、ひひゃしぃしゃしょおぉ」

「何? アトラとあゆみくんを見ただと? どこで?」

「ひゃっひのひゃいしぇんへっはんのおひへへ……」

「あっちの海鮮鉄板の店-だと?」

 

「ごひゃんひゃべへまひしゃ」

「飯、喰ってた-だとお!?」

「ふにゃっ☆」

「うにゃっ☆ -だとおおおぉ!」

 

「蒼羽さん。杏さんの言ってること、よく分かるね」

アイが感心したように言った。

 

「うん。 さすがは蒼羽さんだね」

「いや、ツッコみどころは、そこじゃねぇだろ…」

アイと一緒に感心する灯里に、暁がつぶやいた。

 

 

「あのアホどもぉぉぉお! 来いっ杏。あいつらを連れ戻しに行くぞ!」

杏のほっぺを片手でつかんだまま、ずかずかと威勢よく歩いてゆく蒼羽。

 

「ふえええええええ?」

両手を激しく上下させながら、無理矢理、連れ去られてゆく、杏。

あっという間に、その姿は見えなくなって………

 

「ふえええええええ?」

同じように両手を激しく上下させながら、灯里が叫んだ。

 

「あ、アリシアさんっ!」

「あらら、どうしたの灯里ちゃん」

「と、トラゲット要員、私ひとりになっちゃいましたあ!」

「あらあら……」

 

アリシアが片手を頬にあてて、困惑する。

 

「ど、ど、ど、どうしましょう。もうすぐ次のトラゲット出さなきゃいけないのに……」

 

-あわあわあわ

 

   と、激しく狼狽する灯里。

 こんなときの灯里は、「アクアマリン・遥かなる蒼」の通り名で呼ばれる、プリマ・ウンディーネというよりは、ただの、無垢で純粋な十七歳の少女にしか見えない。

 

アリシアは、そんな「かわいい灯里」が大好きだった。

 

 

「ほ・ほ・ほ。まあまあ、灯里ちゃん、落ち着いて」

グランマが笑いながら言った。

 

「そうですよ。アクアマリンさん。何も心配ないわ」

明日香も笑いながら言う。

 

「お二人の言う通り。何も心配することは、ないじゃないか」

アンジェリアが、いたずらな笑みを浮かべる。

 

「はへ?」

そんな灯里の問いかけるような瞳に三人は、そのまま、ひとりの人物に視線を送った。

 

「あ、あらあら。わ。私ですか?」

アリシアがあわてて言った。

 

「わ、私はもう引退した身ですし。そんな、お客様を乗せて操舵するなんて…」

 

「うふふ。大丈夫よ。アリシア。きっと、みんな喜んでくれるわ」

「そうそう。クルーズじゃなし。誰もそんなこと気にせずに、楽しんでくれるわよ」

「ああ。それにアリシアの腕前は、今でも私と一緒に、指導教員をやって欲しいくらい確かだからな」

 

グランマ。明日香。アンジェリアが、続けさまに言う。

そして-

 

「わああああぃ。アリシアさんと、灯里さんのトラゲットに乗れるんだあ!」

アイがダメ押しする。

 

そしてそのアイの笑顔に、アリシアもまた、あっさりと陥落して……

 

「はひい……あの……ホントにいいんでしょうか?」

逆に心配になったのか、灯里が、おずおずと訊ねた。

 

「大丈夫ですよ、灯里さん」

「ええ、大丈夫、大丈夫」

「うん、なんたってコレは……」

 

三人の声がキレイにハモる。

 

 

  「「『 緊急避難的処置だからっ! 』」」

 

 

「はへえぇぇ……」

 

 

こうしてトラゲットは、さらに新たなお祭り騒ぎへと、発展してゆくのであった。

 

 

 

                                 Essere continuato(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

『 Traghetti 』 PART-4 [ Ii pomeriggio calmo -おだやかな午後 ] - La' fine




後書きのような、なにかー

無理が通れば、道理はひっこむ!!

し、失礼しました!(謝)
先月「泥沼」によりUPできませんでしたので、今月2つ目をUPさせていただきました。お許しください。
そんなこんなで、現場は混乱をきわめています。
気分はもう「モンティ・パイソン」です(鹿馬)
  こんな状況ですが、怒らず、呆れず、心豊かに読み続けていただければ、これに勝る幸せは、ありません。
  どうか変わらぬ御贔屓のほどを。
  暑いです。
  みな様、体調管理はしっかりと。自分を過信されませぬように。


それではいずれ、春永にー


PS
 「ゴジラ 2014」公開記念として(弩阿呆)愚作を一本UPさせていただきました。
もしご興味がありましたら、ご一読いただければ幸いです。
非道い作品ですが……よろしくお願いします。

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