ガールズ&パンツァー+ボーイズ&ゾルダース 作:宇宙刑事ブルーノア
『ガールズ&パンツァー+ボーイズ&ゾルダース』
第99話『愚連隊です!』
2日間に渡って開催された、大洗学園艦の学園祭………
初日の大洗女子学園、最終日の大洗国際男子校の両方にて………
大盛況を収めた。
そして、学園祭の後片付けが終わった翌日………
最大の目的であった、3度目の歩兵部隊員増員が開始される。
学園祭での劇の反響もあり、コレまでに比べ、かなりの人数が志願。
その為、新分隊の結成だけなく、各分隊の増員までが行われる事となった。
現在、大洗国際男子校の作戦会議室に………
選考を受けた新歩兵隊員達が、既存部隊メンバーとの顔合わせも兼ねて集合している。
大洗国際男子校・作戦会議室………
「わあ~、大分増えたね~」
沙織が、新たに志願した歩兵部隊によって増員された大洗歩兵部隊を眺め、そう言う。
「頼もしい限りです」
「まだ他校の歩兵部隊と比べると小規模も良いところだがな………」
それに続く様に華がそう言うが、麻子からそんなツッコミが飛ぶ。
「それでも、コレまでに比べれば大幅な増員ですよ!」
「うん、コレで大分戦術や戦略の幅が広がるかな………」
そんな麻子の意見を振り払う様に優花里がそう言い、みほも大洗歩兵部隊の皆を見渡しながらそう言うのだった。
その大洗歩兵部隊はと言うと………
「まだまだ小規模なのには変わりないが、一応恰好は付く様になってきたか………」
周りに居る増員された歩兵部隊の面々を見ながら、大詔がそう呟く。
「川西能勢口絹延橋滝山鶯の森鼓滝多田平野一ノ鳥居………」
するとそこで、何故か能勢電鉄の駅名がお経の様に聞こえて来る。
「! コレは!?………」
それを聞いて何かを察した大詔が、次の瞬間にコンバットナイフを抜きながら、防御姿勢を取って振り返る!
途端に!!
その防御姿勢を取った大詔のコンバットナイフに、何者かが振って来たマチェットが当たり、火花を散らす。
「うわっ!?」
「何だ何だ!?」
突然大詔にマチェットで斬り掛かった者が現れ、周りに居た歩兵隊員達が動揺する。
「………流石だな、大詔」
「………『ハンター』、遊びが過ぎるぞ」
そう言った大詔の視線の先にはマチェットで斬り掛かって来たアメリカ人と思わしき人物………
クラスメートであり、友人である『ハンター』の姿が在った。
尚、この名前は偽名であり、本名は全く以て不明である。
「鈍っていないか確かめてやっただけだ。ファンの期待を裏切ってくれるなよ」
「! ファン!? やはりそうか………サンダース&カーネルの学園艦に忍び込んだ時、俺に通信を送って来たディープ・スロートはお前だったんだな!」
ハンターがそう言うのを聞いて、大詔は以前優花里達と共にサンダース&カーネルの学園艦に潜入した時に助けられた『ディープ・スロート』の事を思い出す。
「あの時は助かったぞ………」
「そうか。では………」
するとハンターは、大詔に掌を上にした右手を差し出す。
「? 何だ?」
「救い料100億万円。ローンも可」
「金取るのか!?」
助けてやった代金を払えと言うハンターに、大詔は思わず大声を挙げる。
「当たり前だ。誰がタダで人助けをするか」
「お前………最低だな」
「いや~、それ程でも」
「褒めとらん!」
軽蔑の眼差しを送る大詔だったが、何故か照れた様子を見せるハンターだった。
一方、別の一角では………
「ちょっと、そこの貴方。少し良いですか?」
「えっ? あ、何ですか?」
とても高校生とは思えない非常にねちっこく、低音でうねる様な声の新歩兵隊員に話しかけられた古参の隊員が、戸惑いながらそう返す。
「貴方は………どんな神を信じていますか?」
かなり独特なアクセントで、その新隊員はそう尋ねる。
「神って………アンタ、宗教とか信仰してるのか? 悪いけど、俺はそう言うのを信じない性質でな」
「ほお~? 神を信じない? それはまた何故?」
「世の中に起きる事は人の為す事か、或いは科学的に説明が付く事だからだ」
「…………」
そう言われて独特な声の新隊員は黙り込む。
「あ、でも、前に舩坂分隊長が西住総隊長の事を軍神って言ってたな」
「軍神?………」
「ああ、プラウダ&ツァーリ戦の時、西住総隊長がⅣ号のキューポラの上に立った姿が、分隊長には軍神に見えたって………」
「ぶるぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
と、それを聞いた途端に、その新隊員は突如として独特な叫びを挙げた。
「「「「「「「「「「!?!?」」」」」」」」」」
周りに居た大洗歩兵隊員の皆は、何事かとビビる。
「軍神! 西住 みほ総隊長が軍神! 成程! それは良い!! かつての大戦に於いても神と称された者達が居た!! 西住総隊長は正に大洗の軍神!!」
そう言った瞬間、新歩兵は何時の間にか両手に持っていた銃剣(バイヨネット)で独特の構えを取る。
「ならば、我等歩兵はその神の代理人! 神罰を執行する地上代行者! 我らが使命は! 我が神に逆らう愚者を! その肉の最後の一片までも絶滅する事! エェェェェェイメェェェェェンン!!」
殺気と闘気を漲らせながら、新隊員………『太田 竜作(おおた りゅうさく)』はそう声を挙げた。
「何だよ、アイツ!? こええよっ!!」
「貴様等! こんなところで長々と何をしている!? 鼠の様に逃げ遂せるか! この場で死ぬか! どちらか選べええええええぇぇぇぇぇぇーーーーーーーっ!!」
「「「「「「「「「「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!?」」」」」」」」」
その辺り一帯は阿鼻叫喚と化すのだった。
「何かスゲー灰汁の強い奴がチラホラ居るんだけど………」
「いつもの事だろう」
そんなハンターや竜作の様子を見ていた了平がそう言うが、弘樹が平然とそう返す。
「しかし、俺が見つけて来た玖珂 速人や、会長閣下が誘った上田 紫朗を加えりゃ、かなりの戦力になるな」
「僕も今回は新分隊に加えて、各分隊の増員も行いますから、かなりの戦力アップになると思いますよ」
地市の言葉に、楓がそう同意する。
「………もう1人くらい………腕っぷしの強い奴が欲しいところだが」
しかし、弘樹はもう1人くらいは腕っぷしに長ける奴が新分隊には欲しいと考える。
と、そこへ………
「遅くなってすまない」
「注目ーっ!」
姿を見せていなかった両校の生徒会メンバーと風紀委員メンバーが大型モニター下の1段高くなっている場所に現れ、その場に居た大洗機甲部隊の面々に注目する様に促す。
「「「「「「「「「「!!………」」」」」」」」」」
号令が掛かった途端に、先程までの喧騒が嘘の様に静まり返り、整列して生徒会メンバーと風紀委員メンバーに注目する大洗機甲部隊の面々。
「おお~、大分様になってるね~」
「今回は大分振るいに掛けて選考した。新隊員の質もかなり高い様だ」
その光景を見ていた杏と迫信がそう言い合う。
「新隊員共! お前達は栄誉ある我等大洗機甲部隊の一員となった! 言うなれば運命共同体だ! 互いに頼り、互いに庇い合い、互いに助け合う1人が全員の為に、全員が1人の為に! だからこそ戦場で生きられる!!」
集まっている新隊員を含めた大洗機甲部隊の面々に向かってそう言い放つ桃。
「………嘘を言うな」
しかし、そんな桃の演説の言葉に、熾龍がそうツッコミを入れる。
「! 貴様ぁ! 私の演説にケチをつけるつもりか!!」
「今まで足を引っ張った事しかないお前が言うと益々安っぽい………」
「何をぉーっ!!………!? ぐえっ!?」
熾龍に掴み掛ろうとした桃だったが、あっさりと首を掴まれて宙吊りにされる。
「さて、諸君。実は集まって貰ったのには顔合わせ以外に通達事項が有るからだ」
「よく聞いてね~」
しかし、最早お馴染みの光景と化している為、生徒会メンバーどころか大洗機甲部隊の中にそれを気に留める人物はいない。
「通達事項?………」
「一体何だ?………」
通達事項と言う言葉を聞いた大洗機甲部隊の一同が、僅かにざわめく。
「先日の学園祭の時、襲撃を掛けて来た暴走族とチンピラ達の事は覚えてますよね?」
と逞巳がそう言い、大洗機甲部隊の面々は、学園祭初日のライブ時に、装甲車を駆ってライブをブチ壊しにしようとしてきた暴走族とチンピラ達を思い出す。
「私達は後で聞いた話だけど、装甲車まで出て来たって聞いてビックリしたよ」
「実はその装甲車の出所が気になって調べていたんですが、ちょっと大変な事が分かりまして………」
柚子がそう言うと、清十郎がそう言葉を続ける。
「大変な事?」
「その装甲車を横流ししたのが、この大洗学園艦を根城にしている愚連隊の連中らしいんだ」
「愚連隊………」
俊の話を聞いた弘樹が、以前に聞いていた愚連隊の噂を思い出し、表情を険しくする。
「この愚連隊は最近他の暴走族やチンピラ集団を吸収し、急激に勢力を拡大して、横流しされた兵器で武装。その余りの脅威に、警察も手を焼いているそうだ」
紫朗がメガネのレンズを光らせながらそう言う。
「ですが、このまま奴等を野放しにすれば学園艦の生徒や住民達に多大な被害が生じる可能性があります」
「そこで、警察からの要請により………大洗機甲部隊は、愚連隊壊滅の大規模作戦を展開させる事となった」
迫信がそう言うと、大洗機甲部隊の面々はざわめき立つ。
「元々、学園艦は学生が管理・運営する事が基本となっている。治安維持の為に警察が置かれているが、要請があれば機甲部隊を治安出動させる事は法令上可能だからね」
そんな大洗機甲部隊の一同に向かって、杏があっけらかんとそう言う。
「………確かに、あんな事がまたあると思うと、連中を野放しにするってワケには行かないよな」
「悪い芽は早めに摘んでおいた方が良いよな」
それを受けて、実際に襲撃を受けた大洗歩兵部隊の中には、賛同の意見が出始める。
「みぽりん、如何思う?」
「あんまり良い感じはしないけど………学園艦の安全の為なら、仕方ないかな」
「御用改めぜよ!」
沙織がみほにそう尋ね、みほがそう返していると、おりょうがそう声を挙げる。
戦車チームの面々は、多少の気後れは有るものの、やはり賛同の意見が大半を占める。
「決まりの様だね………」
「じゃあ、作戦を説明するね」
迫信がそう呟き、柚子がそう言ったかと思うと、大型モニターに映像が映し出される。
それは、大洗学園艦の甲板都市の地図だった。
「警察からの情報によれば、愚連隊のメンバーは甲板都市上の複数個所に拠点を持ち、各所の他グループへ睨みを利かせているそうだ」
十河がそう言うと、大型モニターに映し出されている甲板都市の地図の数箇所が赤く点滅する。
「そこで我々も各戦車チームと随伴分隊ごとに分散。警察と協力して愚連隊の全拠点に同時攻撃を掛ける」
続けて十河がそう言うと、大型モニター上の愚連隊の拠点を示すマーカーの前に、大洗機甲部隊を現すマークと警察のマークが現れる。
「各拠点を分散攻撃ですか?」
「ハッキリ言ってコチラの方が規模も装備も練度も勝っちゃいるが、だからと言って敵集団と正面切って戦えば周辺への被害も相当なもんになる」
「ですので、相手の戦力が分散している時に各個で撃破し、なるべく甲板都市に被害を出さない様にするんです」
飛彗の疑問に、俊と清十郎がそう返す。
「成程………」
それを聞いて、納得した様子を見せる飛彗。
「そして………あんこうチームととらさん分隊の諸君」
「! ハ、ハイッ!!」
「ハッ!!」
とそこで、不意に迫信があんこうチームととらさん分隊を指名し、みほが少し動揺しながら、同じく弘樹が気を付けをして姿勢を正しながら返事を返す。
「君達には1番重大なミッションをお願いしたい」
「1番重大なミッション?」
「会長閣下、ソレは?」
迫信がそう言うと、みほは首を傾げ、弘樹は迫信に問い質す。
「君達には、愚連隊のリーダーを捕縛して欲しい」
「愚連隊の………」
「リーダー………ですか?」
「うむ………」
迫信が頷き、扇子を広げて口元を隠したかと思うと、大型モニターに1人の人物が映し出される。
それは、黒髪に紅い目をした少年と言っても差し支えない男だった。
「この子が………」
「『飛鳥 隆太(あすか りゅうた)』………愚連隊のリーダーだ」
「嘘っ!? 私達とそんなに変わらない様に見えるけど!?」
十河がそう説明すると、沙織が驚きの声を挙げる。
「実際彼の年齢は16歳………高校1年の年齢だな」
「16………」
同い年であると聞かされたウサギさんチームとハムスターさん分隊の面々が思わず顔を見合わせる。
「…………」
そんな中、何やら考えている様な顔で、モニターに映し出されている隆太の姿を見据えている弘樹。
「油断するな。そんなに変わらないとは言え、コイツは大洗学園艦に居たチンピラ達を次々に配下に加え、1大勢力に纏め上げた張本人だ」
「警察の機動隊を1人で返り討ちにしたと言う情報もあります」
「最早テロリストだな………」
俊と清十郎の説明を聞いて、麻子がそんな事を呟く。
「ちょっ、ちょっと待ってくれよ! そんな奴等を俺等と西住ちゃん達で取り押さえに行くワケっ!?」
そこで了平が、悲鳴の様な声を挙げる。
「尚、戦車は飽く迄相手が装甲目標や大火力兵器を使って来た場合の保険だ。基本的には歩兵部隊を中心に作戦を行う」
そんな了平を更に地獄に突き落とすかの様に、十河がそう説明する。
「うおおっ! 皆、ちょっと待ってくれ………俺の持病の『愚連隊とは戦ってはいけない病』が………」
「作戦開始時刻は明日、16:00。各拠点に配備が完了次第、一気に仕掛ける。迅速な行動が作戦の成否を握る………君達の働きに期待する」
「大洗! バンザーイッ!!」
「「「「「「「「「「バンザーイッ!! バンザーイッ!! バンザーイッ!!」」」」」」」」」」
見え見えな仮病を使って難を逃れようとした了平だったが、その声は大洗機甲部隊の万歳三唱によって掻き消されたのだった………
◇
そして、翌日の16:00………
大洗学園艦・甲板都市………
愚連隊のリーダーが居る拠点………
『こちらカメさんチームとツルさん分隊。配置完了だよ~』
『アヒルさんチーム、到着しました! ペンギンさん分隊も同じくです!』
『カバさんチームとワニさん分隊、何時でも行けるぞ!』
『ウサギさんチームとハムスターさん分隊、準備出来てます!』
『カモさんチーム並びにマンボウさん分隊、配置に着きました!』
『サンショウウオさんチームとタコさん分隊も完了です!』
『こちらレオポンさんチーム。おおかみさん分隊と一緒に待機中~』
『ア、アリクイさんチーム、準備良しです!………あ、『キツネさん分隊』も』
「いよいよですね………」
「うん………」
愚連隊のリーダーが居ると思われている廃工場前にて、警察の機動隊と共に待機しているⅣ号のみほと、とらさん分隊を率いている弘樹が、各戦車チームからの報告を聞いてそう言い合う。
尚、アリクイさんチームに随伴して居る『キツネさん分隊』が、今回の増員で結成された新分隊であり、ハンター(突撃兵)を分隊長に、主要メンバーを玖珂 速人(突撃兵)、上田 紫朗(砲兵)、太田 竜作(突撃兵)が固めている。
そして、レオポンさんチームも、ポルシェティーガーのテスト運用を兼ねて参加。
事実上、分散しては居るが、大洗機甲部隊の全戦力を投入した形である。
「大洗機甲部隊の諸君。いよいよ作戦開始だ」
「先ず我々が投降を促す。抵抗して来た場合、鎮圧に切り替えるから、覚悟をしておいてくれ」
「ハ、ハイ!」
「了解しました」
とそこで、機動隊の隊員達がそう言って来て、みほと弘樹が返事を返す。
「良し! 前進っ!!」
機動隊の隊長がそう声を掛けると、ライオットシールドを持った機動隊員達が、廃工場に向かってゆっくりと前進し、敷地内に侵入する。
その途端!!
廃工場の割れていた2階部分の窓から、何かが機動隊目掛けて飛んで来た!
「!? 手榴弾だ!!」
「火炎瓶も有るぞっ!?」
「散開っ!!」
慌てて隊長が散開指示を飛ばし、機動隊員達は固まっていた状態から方々へ散らばる。
その直後に地面に落ちた手榴弾が爆発し、火炎瓶が割れて炎が燃え広がる。
「ポリ公なんざ怖かねえぜぇっ!!」
「皆殺しだぁーっ!!」
「ヒャッハーッ!!」
そして2階部分から世紀末な雰囲気を漂わせる愚連隊の連中が姿を見せ、次々と手榴弾や火炎瓶を投擲して来る。
「クッ! いきなり問答無用かっ!!」
「隊長! コレでは前進出来ませんっ!!」
隊長がそう言い、隊員の1人が声を挙げる。
が、しかし!
砲撃音が響いたかと思うと、愚連隊が陣取っていた廃工場の2階部分に砲弾が叩き込まれた!
「今です!」
「歩兵部隊! 突撃っ!!」
「「「「「「「「「「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーっ!!」」」」」」」」」」
砲口から硝煙の立ち上っているⅣ号のキューポラ上でみほがそう言うと、弘樹の号令で、とらさん分隊の面々が一斉に廃工場内へ突撃して行った!
「す、凄い………」
「何て勇ましい………アレが全国大会を勝ち抜いている猛者か」
そのスマートな流れに、機動部隊員からそんな声が挙がる。
「我々も続けぇーっ! 民間人の彼等ばかりに任せておけんぞ!!」
そして隊長のその声で、機動隊も廃工場内へ突入して行くのだった。
つづく
新話、投稿させていただきました。
遂に結成された新分隊。
その名も『キツネさん分隊』
メンバーは学祭で登場した速人と紫朗に加え、新キャラが2名。
1人は大詔の元ネタである固体蛇の親友のサイボーグ忍者に、その声優である塩沢兼人が演じた名キャラクターの性格を混ぜたものです。
そしてもう1人は………
強力若本です(笑)
基本的には某神父が中心ですが、隙有らば様々な若本キャラが飛び出す予定ですので、楽しみにしていて下さい。
そして、新分隊とレオポンさんチームを加えた大洗機甲部隊の最初の任務は愚連隊の壊滅作戦。
しかし、弘樹はその頭である飛鳥 隆太に思う所あり?
果たして、それは?………
では、ご意見・ご感想をお待ちしております。