まぁ、ゆっくりしてくださいw
ーー俺の人生は、15年で終わった。
俺が死んだ日、その日はたまたま銀行に金を卸しに行っていた。もちろん母さんと一緒だった。
その日がその銀行が、銀行強盗に襲われるとも知らずに・・・
そこから先は簡単だった。
最初の銃声で俺の人生は幕を閉じた。
俺は、そのまま血の海に沈んだ。
ぼんやりとして、だんだんと意識が遠くなるような気がした。母さんが何か叫んでいるが聞こえなかった。
意識は、闇の中へ落ちて行ったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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気がついたら、真っ白な空間に居た。
「ここは?・・・あぁそうか。俺死んだんだったな。つーことは、ここは天国だろうな。」
まさか、死後の世界があるとは思わなかったな。
首を左右に振って見る。
何もない。
真っ白な空間が広がるだけだ。
上下も同じだった。
案外何もなく、平和なのだろうな。
「あれ?もう目覚めてる訳?」
声がした方に振り替える。
少女が立っていた。
訂正しよう。翼と・・・頭に付いているあれはわっかか?
俺の中で計算式が組上がる。
翼とわっか+真っ白な空間(天国仮)=少女は天使・・・
うん、まちがいないな。
「君は、天使かい?それとも・・・まさかの神?(主にテンプレの)」
「まぁ、神ですが?どうかしたんですか?」
俺は、人生終わったけど人生初めての当たりくじを、引いた気がした。
「あのーとある魔術の禁書目録の世界に転生でいいですか?」
「おぉ!それなら原作読んだ。一度行って見たかったんだよね♪」
「良かったです。何かしてほしいことは、ありますか?」
「具体的には?」
「こんな能力が向こうで使いたいとかです。」
「それなら紙に書いていくから俺につけといて。」
「分かりました。行ってらっしゃい。」
白い光が現れた。
俺は、紙をおいて右手を軽く振って天国(仮)を去った。
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俺はとあるの世界に転生した。
この世界での俺の名前は・・・
御坂紅葉
そう、俺は御坂美琴の兄だ。
何故か?それは、神と名乗る少女に頼んだからだ。(紙でだが)
どうやらうまくいったみたいだ。
そして、俺の超能力は『多重能力(デュアルスキル)』だ。簡単にいうと、複数の能力を持つことができる能力だ。後、『絶対模写(パーフェクトコピー)』相手の能力をコピーする能力に、『神上進化(レベルアッパー)』能力のレベルを上げることができる能力、そして『幻影光剣(ファントムブレイド)』光を操る能力だ。俺のLevelはLvevl6、絶対能力者だ。表向きはLevel5第2位だけどな。
まぁ、この世界は退屈しなさそうだ。
だって、俺以外にも転生者いるみたいだからな…
なんか変だけど気にしない、気にしない…