無法魔人たくま☆マギカ   作:三剣

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第一幕設定集(wiki風味)

ストーリー展開

 

 魔女結界攻略中の、鹿目まどか、暁美ほむら、巴マミの三人の前に、群雲琢磨が先行して戦っていた所から、物語は始まる。その後、行動を共にするようになった四人は、最強の魔女「ワルプルギスの夜」に挑み、巴マミの犠牲の上で討伐に成功するも、その直後に鹿目まどかが魔女化。暁美ほむらは時間操作により過去へと戻り、群雲琢磨は魔女化した鹿目まどかと、孵卵器の前で銃口を魂へと向けた。

 

 

概要

 暁美ほむら2週目。群雲琢磨の性格、内面描写をメインに添えた第一幕。しかし、ここにも後に繋がる最重要な伏線はしっかりと張られている。見滝原の魔法少女三人が、充分に交流を終えた「後半部」に群雲琢磨を合流させる事で、仲の良い三人と交流する群雲琢磨の描写を中心にする狙いがあった。

 作者はもう少し長く、四人の交流を描く予定だったのだが、たくま☆マギカとしても、暁美ほむらとしても「導入部」に位置するエピソードである為、必要最低限になるように努力したとか(※1)。

 原作での最重要情報のひとつである「魔法少女システムとインキュベーターの目的」を最後に持って来たのは、原作を知らずに読んでしまう人への、必要最低限にして最重要な情報を極力出さないようにした結果であり、それを同時に開示する事で、群雲琢磨を極限まで追い込む為の演出だとしている。

 

キャラクター紹介

 

鹿目まどか

 原作主人公。中学2年生の平凡な少女だったが、キュゥべえと契約した事で魔法少女となり、巴マミ、暁美ほむらと共に、見滝原の人々の為に魔法少女として活動している。

 ワルプルギスの夜を討伐した際、魔力を使い果たした事で魔女化してしまう。

 群雲琢磨の内面を、最も正確に把握していたのも彼女であり(※2)第一幕で最も群雲琢磨を導いたのも彼女である。

 

暁美ほむら

 原作裏主人公。別時間軸でキュゥべえと契約し、鹿目まどかを救う為に来訪した。魔法少女としての実力はまだ低く、時間停止によるサポートに徹している。

 最初の時間軸で現れなかった群雲琢磨に対する疑惑から「魔人群雲(※3)」の本質を最も把握したのは彼女である。

 主目的である鹿目まどかの救済が叶わなかった為、その場に群雲琢磨を残して時間遡行する。

 

巴マミ

 見滝原中学校3年生で、まどかとほむらの先輩でもあるベテランの魔法少女。

 魔法少女の中では珍しく、他者を魔女とその使い魔の脅威から守るという信念で戦い続け、鹿目まどかと暁美ほむらもそれに賛同し、共に行動している。

 遠い親戚しかいない一人暮らしである事から、放浪していた群雲琢磨と同居する(※4)為「少年琢磨」を最も理解出来たのは彼女である。

 ワルプルギスの夜との戦いで分断された際、魔女化する事無く命を落とす。

 

群雲琢磨

 本作主人公にして、狂言回し(※5)。契約して放浪していた際、偶然見滝原に辿り着いた為に、主舞台が決定する。

 育児放棄状態だった為、満足に成長出来ておらず、12歳でありながら10歳程度の外見である(※6)。

 初めて接触した契約者が見滝原の魔法少女であった為、ワルプルギスの夜と戦闘、討伐に貢献する。

 その後の鹿目まどかの魔女化から、インキュベーターの目的を知り、暁美ほむらが時間遡行した後、愛用していた銃を魂へと向ける事となる。

 

キュゥべえ

 「魔法の使者」を名乗る、マスコットのような外見の四足歩行動物。その正体は孵卵器、インキュベーターと呼ばれる、地球外生命体の交渉用端末機。

 願いを1つ叶える代わりに魂を物質化し、魔人へと変化させる「契約」を交わす役目を持つ。

 その目的は宇宙の寿命を延ばす為、地球人の感情エネルギーを搾取する事にあり、その為の合理的な判断を下す。

 

独自設定の解説

 

ワルプルギスの夜

 原作アニメでは不明だが、コミカライズ版において、この時間軸での討伐を達成している

 それを琢磨を交えて行ったのが今幕である

 

 

 

(※1)原作でも描写の少ない場面の為、原作好きの想像範囲を狭めたくなかったという想いがあった

(※2)同様の考え方を、二幕以降の群雲琢磨自身が行っている

(※3)まどかが魔女化した後に“SIDEほむら”を入れた要因もここにある

(※4)これが「導入部」でなければ、第一幕はもっと長かったというのが、作者の談

(※5)本作主役にして、進行役 第一幕を原作の結末へ進行する役割も担っている

(※6)契約時は10歳で、第一幕では12歳の設定なのだが、読者様に伝わっていない事が多く、作者は枕を濡らしたらしい ちなみに身長体重は10歳の平均値の方が近くなるように設定している




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「嘘だ!!」
「完全なBAD ENDは書けないらしいよ、精神的に」
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