ラスボスハイスクール 完結   作:ケツアゴ

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まさかライザーの人気があんなに高まるとは……


さて、今回で合宿終わります


友人が哀れすぎますね

自分は眷属の中で最弱だ。一日目の訓練を終えた一誠の感想だ。魔力も剣術も体術も駄目。人間であるはずの指揮者(コンダクター)にすら大きく及ばない。まぁ、彼は苦笑いしながら

 

「いや、昔から訓練してきた私が、最近まで一般人だった貴方に負ける訳にはいきませんよ」

 

そう言っていたが……

 

その為自信を無くしていた彼に自信を持たす為、リアスは一計を講じた

 

「イッセー。今できる最大まで力を高め、山に向かって魔力を放ちなさい」

 

「はい、部長!」

 

一誠は神器を発動させ、時間にして二分。12回の倍加が過ぎた所で倍加を止める

 

『explosion!』

 

倍加をストップさせる意味合いを持つ音声が宝玉から聞こえ、力の増加が止まる。この状態になると不安定な力が安定し、一定時間は強化状態が続くのだ

 

一誠は言われた通り手の平に魔力を集中させ、米粒ほどの魔力が出来上がった。自分の才能の無さに、再び自信を喪失する一誠だったが、手の平から放たれた瞬間、巨岩ほどの大きさになった魔力は隣の山に飛んで行き、山を大きく吹き飛ばした。呆然とする一誠の目の前では大きく抉られ、風景が変わってしまった山がある

 

「イッセー。貴方は自分が一番弱いと思っているわね? でも、それは半分間違い。籠手の力があれば次元が変わる」

 

リアスはそう言うと、吹き飛ばされた山を指差した

 

「先程の一撃。あれは上級悪魔の一撃に匹敵するわ。喰らったら大抵の者はタダではすまない。……イッセー。貴方にとって重要なのは基礎能力よ。それが高い程、倍加の上昇率は上がる。確かにゲームでは倍加中の隙は致命的ね。でも、その時間は私たちが稼ぐ。イッセー。貴方が今度のゲームの要よ!」

 

「はい!部長。俺、頑張ります!」

 

 

 

一誠が自信を付け、ゲームへの熱意を燃やす中、ヴァーリと柳は冷めた目でそれを見ていた

 

「確かに彼は強くなりました。でも、ライザーには届かない」

 

「フェニックスの特性である不死を崩すには、神や魔王級の一撃か、精神が潰れるまで倒し続けるだったけ? 上手くやれば勝てるんじゃないのかい?」

 

「ええ、前までの彼なら勝てる可能性があったでしょう。でも、今の彼は違う。努力家の亀が勝てるのは怠け者の兎だけ。努力家の兎には亀がどんなに努力したって勝てません。ただ、勝つ方法が無い訳でもありませんが……」

 

「……禁手(バランスブレイカー)を修得する事だね」

 

柳は頷くとリアスに近づき、ある提案をした……

 

 

 

 

 

 

一時間後、リアスとの交渉を終えた柳はヴァーリと共に一誠を連れて山奥へと移動した

 

「って訳で、今日から『ワクワクドキドキ♪阿鼻叫喚☆地獄の猛特訓』を始めます」

 

「ワクワクドキドキ♪と後半の文字が合わねぇよ!っていうか、なんで俺は縛られてるんだ!?」

 

「勿論、逃げられない為です。さて、一誠君。突然ですが、君にはゲームまでに禁手(バランスブレイカー)を修得していただきます」

 

禁手(バランスブレイカー)?」

 

禁手(バランスブレイカー)とは、神器の力を高め、ある領域まで至った者が発言する力の形。基本的に元の力のスケールアップになる場合が多い

 

「説明が面倒なので、”私の神器は、まだ一回変身を残している”とでも覚えておいてください」

 

「身も蓋も無いね!? ……ちなみに、俺のこの鎧も禁手(バランスブレイカー)だ。名前は白龍皇(ディバイン)の鎧(・ディバイディングスケイルメイル)。能力は周囲のあらゆる物を半減させる力だ。君が禁手(バランスブレイカー)になった場合に発現されるのは恐らく、赤龍帝の鎧(ブーステッド・ギア・スケイルメイル)だろう。能力は一気に最大まで倍加を行う事だ。……予め言っておく。生半可な事では修得できる物ではないぞ。訓練も命懸けになる。それでも良いかい?」

 

「当たり前だ!」

 

「そうか。よく言った。なら、俺も全力で君を鍛えよう。俺の事は先生と呼ぶように」

 

一誠の覚悟を感じ取ったヴァーリは鎧の下でそっと微笑んだ……

 

『白いの。今回の宿主達は妙な事になっているな。まさか相手を鍛える事になろうとは』

 

『仕方ないだろう。今回は宿主に差がつきすぎた。こちらの相棒は既にアレを修得している。それ故に今回は戦う気が起きないのだろうな。……それに、面白い奴等も見つけたしな』

 

『面白い奴等?』

 

『ああ、そこに居る小僧の従者でな。アレを超えた力を使っても返り討ちに合う程の力の持ち主だ……』

 

 

 

 

「それで、特訓って具体的にどうするんだ?」

 

「禁手に至るには劇的な変化が必要です。……まぁ、例外もありますが。赤龍帝と白龍皇の神器所有者が代々争ってきたのは聞いていますね? 貴方の神器を覚醒させる切っ掛けの一つにもなりましたし、彼に協力していただきます。では、彼が追いかけますので、私と一緒に反撃しながら逃げましょう。大丈夫!死なない手度に手加減はしてくれます……多分」

 

「ちっとも大丈夫な気がしねぇぇぇぇぇぇっ!」

 

「じゃあ、行くよ!!」

 

こうして、地獄の鬼ごっこが開始された……

 

 

「ほらほら!そんな所に隠れていても無駄さ!」

 

「うわっ!?」

 

一誠が先程まで隠れていた木の陰から離れた途端、地面ごと木が吹き飛び、そこには何も残っていなかった

 

「殺す気か!」

 

「最初に言ったはずだよ。訓練は命懸けになると。さぁ、生き残りたかったら反撃してこい!もっと命を昂ぶらせろ。そうすれば神器は応えてくれる!」

 

一誠の文句をすっぱりと切り捨てたヴァーリは魔力を散弾の様にして発射する。勿論手加減はしてあるが、当たれば痛いではすまない

 

「あ~、くそ! なんで俺の指導役はスパルタばかりなんだよ!? 同じスパルタなら部長の方が良かったぞ! ドラゴンショット!」

 

一誠は先程まで貯めていた力を使い、散弾にぶつける。その一撃は散弾にアッサリと霧散されたが、逃げる時間は稼ぐ事ができた

 

「ちくしょ~! 絶対生き残ってやるぅぅぅっ!」

 

そう叫びながら必死に逃げる一誠の腕には、古ぼけたリングが装着されていた……

 

 

 

 

 

「修行の前にコレを着けてください」

 

「これ、何だ?」

 

一誠は渡されたリングを装着しながら眺める。使い古されたのがひと目で分かる程ぼろぼろで、所々ヒビが入っている

 

「それは神器のコントロールを助ける力を持っています。それを使えば禁手にも目覚めやすいでしょう。私もそれで禁手に目覚めましたし」

 

それを聞き、一誠はリングを繁繁と眺めながら、ふと疑問を口にした

 

「ふ~ん、スゲェんだな。あれ? こんな便利な物があるならなんで今まで渡してくれなかったんだ?」

 

「とある組織から頂いたんです。……詮索はしないでください。不味い事に成るのは貴方達ですから」

 

「お、おう」

 

 

 

 

「……確かに安定してるんだよな。でも。本当に禁手に至れるのか?」

 

「おい! 戦場でボゥッとしていたら死ぬぞ!」

 

何時の間にか追い付いて来たヴァーリは一誠の背後に迫り、拳を振り上げ、その拳を振り下ろす

 

「クール!」

 

その直前に柳の声が響き、咄嗟に飛び退いたヴァーリが先程まで居た場所が凍りついた

 

「……やれやれ、声がするまで俺に気づかせないとは。相変わらず周囲と気配を同化させるのが上手い」

 

「お褒めの言葉、どうも有難う御座います。では、ついでにもう一発どうですか?」

 

柳は腰に下げた携帯袋から弓を取り出すとヴァーリ目掛けて構える

 

「……その袋は相変わらずどうなっているんだい? 明らかに弓の方が大きいだろ」

 

「……さぁ、ゼノンさんの持ち物ですから。サードスプリット!」

 

「分身だと!?」

 

突如、ヴァーリを囲むように柳の分身が二体現れる。計三人の柳は三角系の頂点に位置する配置だ。それぞれが一斉に弓を引き絞り、矢を放った

 

「ぐっ! 鎧の隙間を狙って!」

 

矢はヴァーリの鎧のにある、僅かな隙間に突き刺さり、ヴァーリは思わず苦悶の声を上げる

 

「今だ! ドラゴンショ……」

 

「はいはい、大して効いていませんから今の内に逃げますよ!」

 

隙を狙ってヴァーリに攻撃しようとした一誠だったが、柳に襟首を捕まれ、山の奥へ連れて行かれた。暫しの間、呆然としていたヴァーリだったが

 

「ふ、ふふふふ。面白い。最高に面白いよ! 何だ、君も中々やるじゃないか! 少し、本気を出させてもらうよ!」

 

突如笑い出したヴァーリが空に飛び上がると、鎧に装着された宝玉が光りだし音声を発した

 

『Half Dimension』

 

その掛け声と共に周囲の木々が半分に収縮する

 

「さぁ、鬼ごっこの再開だ!……ッ!?」

 

ヴァーリは柳達が逃げた方向を見て笑い、全速力で飛んでいこうとしたが、急に頭を押さえ、うずくまる。今、強烈な眠気が彼を襲っていた

 

「グッ!? 先ほどの矢に誘眠効果があったか……くそっ!」

 

ヴァーリは兜を開き、顕になった自分の顔を殴りつけた……

 

 

 

その頃、必死で逃げていた柳だったが、突如立ち止まる。一誠が怪訝に思って立ち止まると、柳はふと口にした

 

「……いや、逃げていては拙いでしょう。立ち向かわなければ意味がありません」

 

「今更かよ!? 率先して逃げ出したのアンタだろうが!」

 

「……テヘ☆」

 

この直後、思わず殴りかかった一誠だったが、柳に受け止められ、投げ飛ばされた

 

 

 

「やれやれ、ようやく逃げるのを辞めたのか。さて、本気で掛かって来い!」

 

「当たり前だ! 行くぜ、先生!」

 

ヴァーリがようやく追いつくと、そこには一誠しか居ない。しかし、一誠からは先程までは感じ取れなかった強いドラゴンのオーラが感じられた。それを感じ取ったヴァーリは楽しそうに笑う

 

「俺が見ていない間に何かあったようだな。……変な事じゃないよな?」

 

「な、何言ってるんだ! へ、変な事なんてあるわけないじゃないか」

 

その言葉を聞いた途端、一誠は大量の汗を流し、目を泳がせる。それを、見たヴァーリは肩をプルプルと震わせ

 

「やっぱり、また変な覚醒をしたのかァァァァァッ!!」

 

山中にヴァーリの悲痛な叫びが木霊した

 

 

 

 

 

「さて、一誠君。一つ面白いことを教えてあげましょう。貴方の様に強いドラゴンの力を宿した者は戦いを引き寄せる傾向にあります」

 

ヴァーリから逃げている途中、柳は一誠に向かってそんな事を漏らした。戦いが嫌いな一斉は当然の如く痛がる素振りを見せたが、続けて告げられた言葉に思わず反応する

 

「そして、戦いだけでなく異性すら引き寄せる傾向にあるのですよ」

 

「もしかしてハーレムを築けるのか!?」

 

「ええ、実際に貴方の前の赤龍帝の籠手の持ち主は多くの女性にもていました。更に、レーティングゲームが流行るように、悪魔は戦いを好みます。つまり、強い男はモテますよ?」

 

「ほ、本当か!? うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ! 俺は強くなってハーレムを築くぞォォォォッ!」

 

気合を入れる一誠に対し、柳は更に止めのひと押しを行う。袋からポスターを取り出し、

 

「更に今、禁手に至れば、巨乳ポスタープレゼント」

 

「ぶはぁっ! マジっすかぁぁぁ!?」

 

少しだけ写真を見せる。そこには大きな胸が写っていた。それを見た一誠は鼻血を吹き出し、膨大な料のドラゴンのオーラに包まれる。そして、

 

『welsh dragon over booster!!』

 

宝玉から発せられたその声と共に、一誠の体は赤い全身鎧に包まれていた

 

「す、スゲェ! 力が湧き出てくる。これが俺の禁手(バランスブレイカー)か……」

 

「ええ、そうですよ。……まさかあんな方法で本当に至るとは。私が至る為にした苦労は一体……」

 

柳は地に手をつき、膝を折ってブツブツ呟きだした

 

「ア、アンタはどうやって至ったんだ?」

 

「あ~、誰とは言えませんが、お得意様から、調子こいてるバカ息子の根性を叩き直してくれ、って依頼がありまして、それはもう完膚なきまでに叩きのめしたら、今度はショックで引きこもったんで、山の中でドラゴンに追われながらサバイバルをさせるという荒療治を行おうとしたら、そのリングを手に入れたんだからついでに、と私も参加させられまして……ははははは」

 

「な、なんか、すまん」

 

聞いてはならぬ事を聞いてしまったと感じた一誠は、虚ろな目で乾いた笑いを上げる柳に謝った。暫しそうしていた柳が立ち直ったのは五分が経過した後だった

 

「……すみません。つい、我を忘れてしまって。まぁ、その事がきっかけで、その人とは仲良くなれました。さて、余計な時間を喰いました。めでたい事に禁手に至れましたが、それは完全な状態ではありません。リングがなければ発動できませんし、特別性のリングの力を持ってしても、貴方の力では一日2回が限界でしょうし、制限時間は一回につき5分といった所でしょう」

 

柳が言ったように既に一誠の体を包んでいた鎧は消え去っていた

 

「では、今から白龍皇に禁手の力を見せてあげてください。……言っておきますが、アホな理由で至ったことは秘密ですよ」

 

「あ、ああ。先生には結構世話になったし、あれ以上の心労をかけたくはないな」

 

『……小僧。出来るなら俺にもかけてくれるな。才能の無さは仕方ないが、あの小娘に言われたんだぞ。この赤龍帝の事を、ち、乳龍帝とっ……!』

 

「……ご、ごめん。あ、ポスターは?」

 

「後で差し上げます。戦闘で破損したら嫌でしょう? さぁ、彼が近づいてきました。さっさと相手してきてください」

 

「おう! 行ってくるぜ!」

 

颯爽と走り去っていく一誠の背を見ながら柳は舌を出した

 

「嘘はついていませんよ」

 

柳が持っていたのは力士のアップが写っているポスターだった。それを袋に仕舞い込みながら、ふと呟く

 

「ハーレム、ハーレム言っているイッセーと、以前のライザーの何が違うというんでしょうね。……おっと、今は仕事中でした。私情は捨てないと」

 

柳はそう言うと、戦闘音が止むのを待ち、一誠達の方へ歩いて行った

 

 

 

「おや、終わったようですね」

 

彼方此方が陥没した地面にはボロボロのイッセーが横たわっており、ヴァーリの方は息一つ乱していない

 

「リングの助けがあったとはいえ、短期間で禁手に至った事は評価するが、まだまだ甘いよ」

 

「貴方と比べたらいけませんよ。さて、これは彼の修行ですから、今日はここまでにしましょう」

 

「僕としては君とも戦いたかった……冗談だよ。彼女等を呼び出そうとしないでくれ。今の状態ではさすがに戦いたくない。さて、少し休んだら俺は帰らせて貰うよ。後は基礎トレーニングだけだからね」

 

「ええ、お疲れ様でした。……せっかく男だけなのですから男だけでしかできない話をしませんか?」

 

「良いな! じゃあ、一番好きな女の体の部位は何処だ? ちなみに俺は胸と足だ!」

 

いつの間にか復活していた一誠は嬉しそうに語りだす。今までそういう事を話す友達が何時もの二人しかいなかったので嬉しいのだろう。そんな彼の姿を見て苦笑しながらもヴァーリは隣に腰を下ろした

 

「俺があえて挙げるとしたら、腰から尻に掛けてのラインだな。それは絶対譲れない」

 

「私は全体のバランスですね。では、好きな格好は?……私は下手に露出がある物よりも、スリットの深いチャイナドレスや体のラインが分かる程、ピチピチの服が良いと思います」

 

「俺はナース服かバニースーツだな! 先生は?」

 

「ああ、君の家で俺が見つけた本もそんな感じだったね。俺は……そんな事より指揮者(コンダクター)。君なら従者に頼めばそんな格好をしてくれるんじゃないかい?」

 

「何!? コイツの従者って美人なのか!?」

 

「ああ、絶世の美女、美少女ぞろいさ」

 

「な、なんて、うらやまけしからん奴だ! 今度紹介してください!」

 

一誠は血の涙を流しながら土下座をしだした。それを見た柳はジト目でヴァーリを睨む

 

「……ごまかしてないで貴方も言ってください。自分だけ性癖暴露しないで済むと思うなよ」

 

「……口調変わってるよ。は、裸エプロンだ。……っく! ここで失礼する!」

 

ヴァーリはそう言って魔方陣の中に消えていった……

 

 

そして、合宿も終わりゲーム当日の日がやってきた。ゲーム開始は深夜12時。柳以外は学校の制服に身を包んだオカルト研究部の一同は気合を入れ、ゲームに臨む

 

 

~おまけ~

 

あの後、グリゴリ本部に戻ったヴァーリはアザゼルに報告をしていた

 

「柳からの依頼は終わったよ。報酬である禁手の使用はそちらがデータを取る準備が出来たら連絡してくれ、とさ」

 

「おう、お疲れさん。……なぁ、ヴァーリ。お前って裸エプロンが好きなんだってな!」

 

「なっ!? どうしてそれを!?」

 

「アイツがお前を知っている知り合い全員にメールしてきたぞ。お前のせいで秘蔵の本を三人に見られた仕返しだとさ。……ちなみにアナにも知られた」

 

その時、アザゼルの顔は心底同情したものだったと、後にヴァーリは語った……

 

 

 




意見 感想 誤字指摘お待ちしています

一誠がこの時点でリングを入手 とあるフラグが折れました(笑)

ヴァーリが可哀想すぎるとの声が ヒロインあげようかな? いっその事、ギャスパーをts?

あいつはほんの少しだけ設定変更予定だし 詳しく知りませんが、WRYYYYYYYYYYYYさんが関わってきます ほ~んの少しだけですが……

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