魔法使いをメインに書くので鈍足になると思いますがよろしくお願いします
青年は気づくと白い空間にいた。辺りには何もなく、目の前に机と紙と鉛筆が有るだけだ
「ここは?私はベットに入ったはずですが……これが明晰夢という奴でしょうか?」
青年が首を傾げながら紙に目をやると、急に文字が浮き出た
「……やっぱり夢ですね。何何、おめでとうございます?え~と、あなたは厳選なる抽選の中、転生者に選ばれました。つきましては下記の項目にご記入ください。なお、転生先はランダムです。ただし、ファンタジー系の世界になっています。……二次創作の読みすぎですね。これはまたお約束な。まぁ、せっかくの夢なんだから楽しみましょう。ここは一つ、真面目に答えてみますか」
『質問①前世の記憶はどうしますか?』
「いりませんっと。さすがに子供からやり直すのには抵抗がありますね。うわっ!?」
青年が記入した途端、質問①は消え、次の質問が現れた
『質問②特典はどうしますか?ちなみに、原作には関わります』
「それを最初に言ってくださいよ。さて、強い力を持っていても使いこなせなければ意味がないですし、修行できる転生先とは限りませんね。……他力本願と行きましょう。どうせ貰い物の力だよりなら、とことん頼りましょう」
青年はそう言って『強い従者』と記入した。すると、その質問も消え、次の質問が現れる
『従者は他の作品のキャラから選ばさせていただきます。つきましては、従者の属性は何がいいですか?ちなみに、従者は三人で、全員同属性です』
「……ここは主人公、っと言いたいですが、どんな世界のが来るかは分かりませんし。……よし、ラスボスにしましょう。どんなのにしろ、強いのが来るでしょう」
青年はそう言って、ラスボスと記入した。すると紙が消え、上に穴があいた箱が現れる。穴の横にはこう書かれていた
『3枚引いてね♥キャンセルはできないよ♪』
「……うざっ!」
青年は渋々といった様子で三枚の紙を引く。その紙に書かれていた名前を読んだ瞬間、青年の顔は引きつった……
「……幾ら何でもこれは。いや、夢ですし、仮に現実だったとしても行く世界によっては、いや、しかし……」
腕を組み頭を悩ませる青年だったが、突如、足元の床が抜け
「こんな所までお約束ですかぁぁぁぁぁぁ!」
暗闇の中へ落ちていった……
「何で!なんで僕がこんな目に!?」
その少年は普通の家庭に生まれた。父はサラリーマン。母は専業主婦。妹は幼稚園に通っている。どこから見ても普通の仲の良い家族だった。
その日も少年は仲の良い友達の家に遊びに行ったのだが、何やら立て込んでいて近づけず、そのまま家に帰った。少年の家は少し町から離れた場所にあり、小さな林を抜けないとたどり着けず、周囲からは見えないので少々不便だったが、静かな場所で彼も彼の家族も気に入っていた
「ただいま~。おかーさん。おやつ有る~?……おかーさん?」
何時もなら直ぐ返事を返す母親も、走って寄ってくる妹も今日は返事すらない。靴はあるし、出かけた訳でもなさそうだ。不審に思った少年だったが、別に良いかと思いリビングへと向かうと適当なお菓子を食べだした。すると、二階の方で足音がした。どうやら、少年がいる一階へと向かっているようだ
「おかーさん達だな。……よし、ちょっとイタズラしてやれ」
少年はそう言ってクローゼットの中に隠れる。母親達が来たら、急に飛び出して驚かそうとしているのだ。やがて足音がリビングまで近づいてきた所で、少年は異臭を感じ取った
「何だろう?臭いなぁ。……あれ、おかーさんの足音にしては大きすぎるな……!?」
隙間からリビングを覗いていた少年は咄嗟に自分の口を押さえる。リビングの入ってきたのは母親や妹ではなく、化物だったからだ
「オカシイナ。先程ガキノ声ガシタンダガ。ドコダァ?」
化物はそう言って部屋の中を歩き回る。その体からは赤い血が滴り落ちていた
「何で!なんで僕がこんな目に!?」
少年がガタガタ震えながら助けを待っていると、玄関の方から声が聞こえてきた
「ただいま~。今日は仕事が早く終わったから早めに帰ってきたぞ~」
帰宅した父親はそう言って玄関の戸を閉めた。化物はニヤリと笑い、
「アナタ! 早く来て! 子供達が大変なの!」
そう、少年の母親の声を発する。何も知らない父親はそれに騙され、
「どうした!?今すぐ行くぞ!」
リビングの扉を開けた途端に化物に食われてしまった
「おとーさん!……ハッ!」
あまりの出来事に声を発した少年に気づいた化物は、いたぶるかの様にクローゼットに近づいてくる
「ドコダァ~?ドコダァ~?」
ニヤニヤしながらクローゼットに近づき、その扉を力ずくで引き剥がした
「ミィ~ツッケタァ!」
化物はそう言って少年に向かって手を伸ばす。咄嗟に逃げようとした少年だったが、化物の爪が掠り、転んでしまった
「大丈夫ゥ~。スグ、家族ニ合ワセテヤル。腹ノ中デナ」
「嫌だ、嫌だ、嫌だ。死にたくない、死にたくない、死にたくない!」
少年がそう叫んだ途端、彼の背後に三つの棺桶が現れる。その蓋が開き、中から手が出てきた……
「本日未明。??県??市に住む???さん一家が行方不明になりました。新聞の集金に来た通報者がドアを開けたところ、異臭がし、不審に思い、家に入ったところ、血だまりと倒れている???さんの長男の??くん(七歳)を発見したとの事です。この血は???さんの物と思われ、二階には妻である??さんと、長女の??ちゃん(三歳)の物と思われる血が発見されており、何か事件があったものと思われます。??くんは病院に運ばれ、外傷は軽いものの錯乱状態に有り、落ち着くのを待って事情を訊くものと思われます」
このニュースはしばらくは全国を騒がすも他の事件に埋もれ、次第に人々の記憶から消えていった……
意見 感想 誤字指摘お待ちしています!
活動報告でアンケート実施中 主人公の従者を決めるのは読者の皆様です!
本当にお願いします!
ロザリー ミラボレアス 羽衣狐が確定いたしました!!
次の中から3人お選びください 上位3名が当選です 数字でお選びください 期限は今月末までです!
しかし、来月まで時間がありますので、先に20票を獲得したキャラから採用とし、枠が埋まらなかったら末の時点での投票で決めます!
ご協力お願いします!
とりあえずラスボスの私なりの定義
①倒した後に物語が終わった奴
2倒した後も続いても、ボス戦らしき物がなかった場合はそいつ(アシュタロスなど)
3次にボス戦あっても戦い持ち越したら(アニメ版の羽衣狐など)
4最後がvsライバルの場合、ライバルと一緒に倒した奴(クリア・ノート)
5映画のボス
6ゲームの分岐でボスが替わる場合は全員ラスボス扱い(日本一ソフトウェア作品等)
①バロンクルール(スーパードンキーコング3)……発明などの頭脳担当?
②クリア・ノート(金色のガッシュ)……パートナー居なくたって、一人で殺れるもん(笑)
③アシュタロス(GS美神)……こいつ倒した後も話は続きましたが、ボスらしい奴はいなかったのでご容赦を 1
④黄川人(俺の屍を越えてゆけ)……小説版要素有り
⑤サロメ(ファントムキングダム)……全開時 武器は本……他のも出すかも
⑥炎(ジバクくん)…もちろんジバクくんはオマケです 2
⑦ソーダライト(超空転神トランセイザー)……彼に付いては特に言う事はありません 裏切りませんよ? 1
⑧ヴィクター(武装錬金)……当時のカズキ同様、人間↔ヴィクター化 自由 流石に常に居るだけで死をばら撒く化物は従者にできませんから(笑) 2
⑨竜王(ドラゴンクエスト)……ただし、モンスターズのオリジナル形態有り 技もご容赦を
⑩其の他(私が知っている内容が提案され次第付け足します。ラスボス!でお願いします)
なお、採用は同作品一キャラまでとさせていただきます 同作品キャラが独占した場合は最上のキャラを採用とし、残りは繰り上げとさせていただきます!
クッパ(マリオシリーズ) 1
獅子目言彦 (めだかボックス) 1
羽衣狐 (ぬらるひょんの孫) 1 ……アニメの実質的なラスボスなので
多く頂くが、作者が知らない作品例
ジョジョ(刑務所のしか読んでないので)
ダイの大冒険
fate
ハイスクールdd以外のラノベ(読んでいないので)
pcゲーム 恋姫はpspで何とか
ヘルシング
随実付け足し
god
リリカルなのは
特撮関係
案を出していただいた皆様、申し訳ございません また、ラスボスに当てはまらないキャラは大変申し訳ございませんが無効票とさせていただきます
今の所 8*49 6/19
羽衣狐 7
言彦 3
ヴィクター 3
アシュアタロス 3
ゼノン 7
サロメ 3
マダラ 2
ダオス 2
炎 2
ブロリー 1
ブゥ 1
ジャネンバ 1
覇鬼 1
真心 1
竜王 1
クッパ 1
プラム 1
ソーダライト 1
ゾーマ 1
デスタムーア 1
ミラルーツ 2
ミラバルカン 1
ミラボレアス 1
ラオシャンロン、1
ヤマツカミ、1
アルバトリオン1
ウカムルパス、1
アマツマガズチ、1
グランミラオス1