プロローグ
「ここはどこだ?」
俺は今、真っ白な空間に立っていた。
「とりあえず、ここまでの経緯をおもいだすか」
確か俺は家に帰る途中だったはずだ、そこで信号をわたったら暴走トラックが突っ込んできて……
「あ、俺死んだんだ」
「そのと~り」
「……誰?」
振り返った俺の目の前には中年ぐらいの髭モジャのおっさんがいた。
「儂?儂は神様じゃ」
神様?このおっさんは痴呆症にでもなってしまったのか。
「誰が痴呆症じゃ!儂は本当に神様じゃ」
「勝手に心を読むな。で、その神様が俺に何の用だ」
「いや実はな、儂の部下のせいで間違って君が死んでしまったのじゃよ」
「ふ~ん」
その瞬間、俺は目の前のおっさんの顔面を殴るために拳を突き出したのだが、するっとおっさんに躱されてしまった。
「ち、躱されたか」
「おいおい危ないのうこんな年寄りの顔面を殴ろうとするとわ」
「うるさい」
なんでもこの神様とか言っているおっさんの部下が、仕事中に酒を飲んで間違って書類をシュレッターにかけてしまったらしい。
「で、おっさんは俺に何の用だ」
「まぁ、簡単に言えばお主は部下の責任とはいえ間違って殺してしまったからのう、そこでお主をア
ニメや漫画、ゲームの世界に転生でもさせようかな~と」
「転生?とういうことは俺はもう一回生きれるということか?」
「あぁ、それと死なせてしまったお詫びに3つ願いを叶えてあげよう」
さて、どうしようか、3つだけという事だから叶えたいことがかなり絞られていくな・・・・・
よし決めた。
「じゃあ、まず一つ目、願いを四つに増やせ」
「本気で言っておるのか?」
その瞬間おっさんが若干呆れながら聞いてきた。
「いや冗談だ、で本当の願いが漫画やアニメ、ライトノベル、まあ色々な物語の好きなタイミングに移動できるようにしてくれ」
「よかろう、ちょっと難しいがなんとかしよう、で二つ目は?」
「二つ目はあらゆる限界を自分の意思で無くせるるようにしてくれ」
「どう言う意味じゃ?」
「言葉の意味のとおり人間にとっての限界や化物の限界、例えば腕力、知能、俊敏などを
自分の意思で限界を無くせるようにしてくれ」
「すごいこと思いつくな、まぁいいじゃろ、で三つめは?」
「三つ目は俺の肉体を子供から大人のどれにでもできるようにしてくれ」
「ほう、何故じゃ?」
「だって子供の方が楽なときがあるだろ、原作の主人公達と子供の時に会うときとか」
「なるほど」
さて、三つ願いを言ったわけだしこれからどうなるのかな?
「よしわかった、ではお主どこの世界に最初、転生させてほしい」
「決めてもいいのか?」
「いいぞ、それくらいはおまけしてやるただし最初から一番目の能力を使うなよ」
「わかってるよ」
さあ、どうしようか、最初に行く世界だ、楽しくて戦いができて、可愛い女の子がいる世界がいいな……よし、決めた。
「東方projectの世界で」
実はあんまり知らなけど、確か、妖怪とか可愛い女の子がいたきがするから選んだだけなんだけどね
「わかった、では行ってこい」
と、おっさんが言った瞬間俺の目の前の地面に穴があいた
「じゃあな、おっさんまた会う日まで」
「ああ、また会う日まで」
そう言って俺は穴に落ちていった。
どうだったでしょうか?感想やアドバイス、お待ちしております。