オレはモッピー   作:ブンドリル

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今回は短いです


金髪DQN

 

 

次の授業中、イッピーがヘマをやらかしたそうだが、オレは完全に熟睡していたので気づかなかった。

チッピーにバレなかったかって?

瞼に目の絵を超リアルに描いてもらったから気付かれなかったよ!ハハッ‼(夢の国のネズミ風に)

ちなみに描いてくれたのはノドボトケさん(うろおぼえ)だ。彼女は巨乳ロリだった。結婚しよ。

 

 

 

そして休み時間の鐘が鳴ったせいで起きてしまったのだが、目を覚ますとそこは、

 

「そう!エリートなのですわ!」

「えっ」

「『えっ』ってあなた……これだから極東の猿は……」

「えっ」

「ッ!あなたはそれしか言えないのですか!私が話しかけたのですから!ちゃんと会話なさい!」

「えっ」

「えっ」

 

 

なんかパニックになってるイッピーと金髪がいた。

しかも変な空気になってるし。よし、ここはオレが一肌脱ごうじゃぁないか!

 

 

「イッピーどした」

「箒!お前ちょっと助けてくれよ!さっきから助けてくれって視線送ってたのに!ってお前ッ!ククッ」

「何故に笑う」

「お前ッ!瞼が!ちょ!(アヘ顔ッ!瞬きする度にアヘってる!しかも本人は気づいてないのかよ!?)」

 

 

オレの目を見て笑うイッピー。失礼、目の絵を消すの忘れてた。・・・・・でもやっぱり消さずにいよう。チッピーにはバレなかったからな。

次の授業も寝れるだろう。(瞼の目の絵についてはモッピーは何も知りません。)

 

 

「まぁまぁ。それは置いといて。どうしたんだよイッピー?なんで金髪DQNに絡まれてんだよ?」

「まぁ失礼な人ですわね!?この私が話していますのに割り込んでくるなんて!あとキンパツドッキュンってなんですの?」

「アンタみたいな金髪のエリートな美人さんのことだよ」

「おいコラ箒」

「まぁ!日本の方にも私の素晴らしさをわかってくださる方がおられるなんて!」

「さすが外国人マジチョロい(ボソッ」

「箒ェ…。」

「それで金髪DQNさんはどうしてイッピーに絡んでいるんだ?」

「それはわたs」

 

oh…ベルがなってしまった。

 

「ック!覚えておきなさい!」

 

 

金髪DQNさん……。せめて名前くらい教えて欲しかった。

 

 

 

 

ちなみにクラスの全員が爆笑してた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クラス代表を決めなければならん。立候補でも推薦でも構わん。誰か候補者はいないか?」

 

 

チッピーが何か話してる。が、私は一向に構わん!今は寝ないといけないからな。

実は深夜にニ○ニ○動画で好きな実況主さんの生放送があるからそれに備えなくてはならないのさ。

 

 

「私は織斑くんがいいでーす!」

「あっ私も!」

「私も織斑くんがいいと思いまーす!」

「おりむ〜がんばってね〜」

「オウフッ。マジデカ」

「自薦他薦は問わない。他にいないならこのまま決定だぞ」

「納得がいきません! 男がクラス代表なんていい恥さらしですわ!」

「どうしたオルコット?」

「重要なクラス代表を物珍しいからといって極東の猿にされては困ります!わたくしはこのような島国までIS操縦を学びに来ているのです。サーカスをする気はございませんわ!」

「俺の怒りが有頂天」

「いいですか? クラス代表はクラスで一番強い者がなるべき。それは私ですわ! 大体、文化としても後進的な国で暮らすこと自体わたくしにとっては耐え難い苦痛でしかありませんわ!それに日本では私のような人間を金髪DQNというらしいですわね?なら私がクラス代表になるべきですわ!」

「ほ、箒ッ!ププッ!どうすんだよ!アレッ、勘違いしたままだぞ!」

「・・・・・・・・(モッピー熟睡中)」

「ちょッ!おまッ!目が、スゴいことになってるから!」

「・・・・・・・金髪DQNとはな。誰に教えてもらったんだオルコット?」

「は、ハイ!篠ノ之さんです!」

「・・・・・・・(ブチッ

オイ篠ノ之。いつまで変な顔をしているつもりだ?」

「せ、先輩がスゴく怒ってますぅ」

「オイ篠ノ之!聞いているのか!篠ノ之!・・・・・・・プッ」

「織斑先生が笑った!?」

「オ、オイ、篠ノ之!フフ、おきろ、色々と、ヒドイから、クククッ」

「・・・・・・・(モッピー机に突っ伏して爆睡中)」

「ククッ、こ、このままにしておこうか、フフッ」

「ちょっとチッピー!さすがにひどくね!?」

「蹴っ飛ばすぞ愚弟」

「切り替えが早い!?サーセン。けどさすがにアヘ顔晒しながら寝てるのを放置するのはアレじゃね?ヨダレ出てるから余計にリアルになってるし…こんなんでも一応オレの幼馴染なんだよぉ………」

「ふむ、まぁいいだろう。篠ノ之!いい加減起きろ!」

 

ゴスッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「という夢を見た」

「現実だよ!?っていうか起きてたのかよ?」

「いや寝てたよ?ぶっちゃけ適当なこと言った。テンプレだろ?」

「知らねーよ!?」

 

 

モッピー復帰しました。どうも寝ていたのがバレたようだ。

それよりもオレが寝てる間に面白いことがあったらしい。でも周りの席の生徒たちに聞いてみても、みんな笑うのを必死に堪えながら目線をそらされてしまった。何故に笑う。

あと顔を拭かされた。

 

出来映えを確認したかったのだが、プルプル震えながら(笑いをこらえながら)拳を握り締めてるチッピーが言うなら仕方ないね(震え声)

 

 

 

「いい加減にしてくださいまし!」

「おお、すっかり忘れてたぜ」

「あ、DQNさん」

「織斑一夏!これだけ私をバカにした男性は初めてですわ!私とクラス代表を賭けて決闘なさい!」

「えっ」

「イッピーナニをしたんだよ」

「オレ何もしてねぇ」

「まぁ泣いて謝るなら許して差し上げても構いませんが?金髪DQNの私と戦う勇気のない人がクラス代表になっても対した結果にならないでしょうし?なんなら私の召使いにしてさしあげてもかまわないのですよ?」

「DQNの子分になるんですね、わかります」

「篠ノ之さん?コブン、とは?」

「奴隷(パシリ)に近い弟子(舎弟)、といった存在かな?」

「そうでしたの。では織斑一夏さん?私の子分にしてあげますわ」

「く、くくく(笑いが堪えられずに漏れてしまったイッピー)」

「ッ!バカにしていますの!?そうですかわかりましたわ!決闘の場で正々堂々と正面から叩き潰してさしあげます!そしてあなたを私の子分にしてやりますわ!!」

「フフッ、え、あ、ちょ、ちょっと待って、もう一回言ってほs」

「・・・・イッピー、諦めって肝心だぞ☆」

「・・・・お前が変な事しなかったらもうちょっとマシな展開になってた気がする」

「テヘペロッ☆」

「やかましい!?」

 

 

 

 

何か話がよくわからんが、面白いことになってきた。

 

 

 

 

ちなみにクラスの全員が爆笑してた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ノドボトケさんノドボトケさん、どんな絵描いたの?」

「のほとけだよ〜。それでね〜、スゴくモッピーらしい目を描きました〜」

「具体的には?」

「アヘ顔〜」

「あーなる ほど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えっ?」

 

 

 

 

 

 

 

 




誤字脱字訂正しますた

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