本作におけるオリキャラ及び改変がかなり目立つ人物+オリジナルMSの設定をここら辺で大放出しようというお話です。
オリジナル(にじファン時代及びPixivの物)との違いは裏話や一部のプロフィの追加となっております。
因みにネタバレも少々。
因みにかなりアレな話ですが、今回の設定話に『ザフキエル』はまだ入っておりません。
ご了承ください。
2013年9月7日
ザフキエルの項を追加いたしました。
が、この追加の時点で最新話である二十二話にて出てきた装備の説明も都合上入っておりますのでご了承下さい。
では設定をどうぞ。
キリも良くなってきたし、そろそろ俺らの設定でも紹介しようか(アムロ) いや、遅すぎないかい?(師匠)
アムロ・レイ
イメージCV:宮野 真守
所属:ソレスタルビーイング(正式な物ではない為、極一部(身内とも言う)の人間にはその事が最重要機密扱いで知らされており、それ以外の人間には知られていないか偽名、若しくは一端の最下級エージェントとして知られている)
性別:男
年齢:16歳(?)
生年月日:西暦2291年5月18日(?)
血液型:A
身長:162cm
体重:65kg
本名:不明
パーソナルカラー:白だったり灰色だったり黒だったり
搭乗機:Oガンダム改(通称Oガンダム)
言わずと知れた本作主人公。
一応Oガンダムのマイスターではあるが正式な物ではない。(正式な記録上ではOガンダムのマイスターは偽名の【O-01】)
基本的に前向きで優しく、おおらか。ながらも色々と苦労している為ちょくちょく愚痴や弱音を吐く事もしばしば。
ただし非人道的な事をしたり、理不尽な理由で他人を虐げる人に対してはかなり冷酷になる事もしばしば。
今日も居候の3人と義理の家族であるイノベイド達、そして実質保護者の師匠からの無茶振りやご飯のリクエストに答えつつ、キッチリと組織の裏方の仕事に勤しむ苦労人。
最近の口癖は『休みたい』。
意外と子供好き。味覚は別に何処もおかしくはない。
なお、背が小さい事を指摘されると本気で切れかける。
隠れたメロン狂でありスイカ狂であり果物狂である。
好きな犬はフレンチブルドッグ。
ソレスタルビーイングの理念には然程共感しておらず、精々拾ってくれた上に此処まで育ててくれたという恩で動いているに過ぎない。
その為、他の正規メンバーのように明確な紛争根絶に対しての理由や目的がハッキリしない。
全てがその場凌ぎの中身のない出任せ。
しかし本人はその事を指摘されても屁とも思わない。
メンタル面に関しては師匠やその他の皆さんからの所謂“地獄の特訓(後に“地獄の修行”→“エクストリーム・ガンダム地獄”と変化)”のお蔭でかなりどっしりとしている。
言い換えると、“面の皮が分厚い”、“心臓に毛が生えている”といわれるレベル。
ただし補正なのか何なのかは不明だが、ギャグパートではただの五月蠅い突っ込み役。或いは性質の悪いボケ役に徹する事多し。
肉体的にはそこそこ鍛えてあり、フル装備でフルマラソンして息がギリギリ切れない位のスタミナと、戦闘用イノベイド並の体術ができる程度の身体能力は備えている。(師匠仕込)
体細胞が段々と正体不明の物に置き換わってきているらしいが真相は不明。というか本人が気付いていない。
おそらく全部変わっても永久に気付かない可能性が高い。
顔は中の上。もしくは中の中。黒髪黒目と黄色人種の肌というアジア系特有の見た目なのに何故か顔立ちがハッキリしていたり。
髪はぼさぼさの伸び放題なので、定期的に義理の姉に切って貰っている。ただしテキトーに切られる為、ヘアースタイルは安定しない。
普段着は基本ジーパンにシャツの上からフード付きのトレーナーを着て、さらにその上からMA1という出で立ちだが、季節と時期によってちょくちょく変わる。
キャラクター裏話:
見た目は兎も角、中身は完全に作者と作者の両親の性格を足して2で割った後何かを+1したキャラ。
因みに最初は有り勝ちな転生系だったが、プロローグを書き始めて直ぐにキャラが暴走。
最終的にそんな初期設定は最初から無かった事となった。
なお、憑依でもない。
ハロ
イメージCV:花澤香菜
所属:ソレスタルビーイング
言わずと知れたマスコット。実は本作最高のチートメカにして最強候補の一体。
メインカラーは薄い黄緑。
というか声以外は基本初代『ガンダム』のハロ。
ただし中身は完璧にブラックボックス。
製作者である筈の師匠とアムロも首を傾げる超大量の謎機能と超ハイスペックな自己学習型AIと、性能は通常のハロと一線を隔す。
が、当の本人はその機能の殆どを様々なジャンルのゲームや漫画、ラノベや果ては同人誌に至るまで、娯楽という娯楽を詰め込み保管する為だけに使っている。
というかもはやオタク。しかも重度の。
最近味覚センサーを実装したとか何とか……
キャラクター裏話:
本作におけるギャグ担当であり隠れたキーキャラ。
CVは完全に思い付き。(というか初代の物との区別付の為)
性格も完全にノリ。
元々はハロハンマーだのGジェネ版ハロを出す為の布石だったのだが何がどうしてこうなった……!?
ユリ・花園
イメージCV:伊藤静
所属:ソレスタルビーイング
性別:女
年齢:18歳
身長:175cm
体重:48kg
???:E
生年月日:西暦2289年8月15日
血液型:AB型
本名:???
パーソナルカラー:赤
*詳しい3サイズはトレミーの皆さんによって検閲されてしまいました。
花園と書いて『ファーイェン』と読みます。
見た目は日系とアジア系のあいのこみたいな感じ。ただし肌が白人に近い。
性格は温厚だが少し頑固でしかも面倒見が良いという性格ゆえに、トレミークルーの酒の席等でのしょうもないトラブルの収集に当たるのは何時も彼女である。
解り易く言うとトレミークルー版アムロ。
ただ、戦闘時にはちょっと興奮してしまうのか平時よりも荒っぽくなったりする点に関してだけはアムロとは違う。
一応ヒロインその2。影が薄いけどね!!
何気にフェルトや刹那、果てはティエリアといった人付き合いが苦手だったり難儀だったりするメンバーと唯一普通に会話ができる存在。
顔は普通に美人。ただし、雰囲気が落ち着いていたり未成年とは思えないプロポーションをしているため、実年齢よりも上に見られる事がしばしば……本人もそれを気にしている。
普段着はジーパンに長袖シャツの上からジージャンとボーイッシュだが、スタイルがかなりはっきりと出るために、最近変えようか迷っているらしい。
ソレスタルビーイングに参加した理由は現在不明。ただし、元孤児だったらしい。何時、何処で、如何いった経緯で孤児になったのかは、その内明らかになる…かも。
髪型はポニーテール。うなじも綺麗です。
キャラクター裏話:
モデルは犬○叉の主人公の元カノ。あの最後は不覚にも泣けたよ姉さん……
ところが書いてみればこんなキャラに。というかあの人モデルにした時点で色んな意味でダメだろJK…!元ネタのあの人アレで14、5なんだぜ…信じられるか……?
私服の格好は某超能力と魔術の跋扈する学園都市が舞台の物語の聖人からインスピレーションを受けました。
目指した物はカッコイイ女の人。
別に刀とかは持ってませんけどね。
というか元々はメインヒロインにする気無しのオリキャラ。まあ、結局書いてる内にこの人も勝手に動き出してあんな感じに。
(ここから原作キャラだけど、改変されている為一応)
刹那・F・セイエイ
イメージCV:水樹奈々
所属:KPSA→ソレスタルビーイング
性別:『女』(此処重要)
年齢:16歳
身長:162cm
体重:43kg
???:D
血液型:A型
生年月日:西暦2291年4月7日
本名:ソラン・イブラヒム
イメージカラー:青
*詳しい3サイズはトレミーの皆さんによって検閲されてしまいました。
搭乗機:ガンダムエクシア
作者の趣味とその他色々な人達の思惑によって何故かTSしてしまった原作主人公。
腹ペコ設定が追加されていたりともはや作者によってやりたい放題。
一応ヒロインその1。
基本的な設定は原作と変わらず。
ただし、KPSA時代にどうやら恋人が居たらしい。(ただし相手はそんな気は無かったと思われる)
ロックオンのお父さんフラグをぶっ立てた張本人。
この状態でドラマCD編なんかやったら乙女座さんは完璧にただの変態である。
ガンダム馬鹿。
ただしどうやら彼女にとっての『ガンダム』である条件はなんだかハードルが低そうである…
因みに描写されてはいないが、実はかなり語学力が高く、英語、日本語、フランス語、アラビア語、ドイツ語、韓国語、インド語、ラテン語、エジプト語をパーフェクトに使いこなせる。
それ以外の学力もかなり高め。
ただし世間一般の常識や流行等にはかなり疎い。
あと顔もかなり整っており美少女。
スタイルもフェルト並みにはある。
つまりバリボー。
将来が楽しみである。
キャラクター裏話:
この子が登場する原因となったのは最初の移転先で見たTS刹那のイラスト。
別に作者は腐ってはいなかったがあそこにあったイラストの内の一つを見た時に衝撃が走りましたよ。
可愛すぎましたね。
……と、いうのは原因の一つで、そもそもの元凶は作者の妹。
よりにもよって彼女は最初に公開されたOOのPVを見た瞬間にこんな事を仰りました。
妹「あれ?新しいガンダムって主人公の内の二人が女の子なんだ?」
作者「は?」
妹「いや、髪が紫のと、最後に出てきた浅黒いの」
作者「……はい?」
そこから大論争が勃発したのがこのTS刹那の原因。
まあ、ドラマCDの病気っぷり(主に刹那が受けばっかだった)もありますが。
なお、食いしん坊キャラは何となくです。
CVはこの人がシックリ来るかなという理由から。(MGPWとかPSpo2iやってたというのもありますが)
因みに何気アムロと背丈が一緒に設定したので、原作刹那よりも小さいです。
その内原作の刹那と対談させてみようかな…?
CV:蒼月昇(という名の古谷徹)
所属:ソレスタルビーイング親玉兼アレハンドロ・コーナーお抱えの召使
性別:中性
年齢:???
誕生日:???
血液型:???
身長:175cm
体重:49kg
イメージカラー:黄緑かトリコロール(白・赤・黄色或いは白・灰色・黄色)
本作一番改変されたかも知れない人。最強。色んな意味で最強。
ゲームの腕はアムロとどっこいどっこいだが、それ以外は理不尽なまでの超高スペック。つーかチート。
その事もあって自身の能力に対しては何処までも絶対の自信を持っている点については原作と変わらず。まあ、仕方ないっちゃ仕方ない。勝てる人本当にいないし。
しかしアムロを拾った影響か、原作よりも人間を蔑んではおらず、性根もだいぶ丸い性格に。しかし超ドS 。
身体能力もイノベイドであるため結構高いが、彼の特筆すべき部分は何よりもそのネタ体質。
基本的に下手すればギャグパートでなくても中の人ネタで色々とできる。
スーパーロボット大好き&隠れガンダム厨。下手をすると刹那以上にガンダム馬鹿。
というかこの師匠は原作のリボンズとガチで戦ったらまず間違いなく完勝できる。間違いなく。Oガンダムで理不尽なまでにリボーンズガンダムをボコれる。確実に。
たぶん悪霊とかも殴って除霊出来る。宇宙人だって滅ぼせる。魔法使い?レベルを上げて物理で殴ればいい。
純粋種?知らん何それ美味しいの?
アムロの精神にゴリゴリとダメージを与えていく原因第一位。
一応ラスボスの予定。
ただ、戦う理由は確実に殺伐としたシリアスな内容ではない予定。
現在、原作の様にイオリアの計画に則った上で自身の計画『リボンズ計画』とでも言うべき物を遂行する為の下準備をしている所だが、ちょくちょく飽きてアムロにちょっかいを出しに来る事が多くなってきている。
と言うか、もしかするとこの師匠、もはや計画の事など眼中に無いのかもしれない。
己が楽しめればそれで良し。そんな自分に対抗できて、尚且つ敵対する者がいればなお良し。みたいな感じへと段々シフト中。
なお、快楽主義者ではない。
キャラクター裏話:
名前の欄がおかしいのは仕様です。
そもそもの原因は…………何でしょう?作者にも分かりません。
アムロの次に暴走した割にはアムロよりも勝手に動いてます。
というか、むしろコイツを少しでも出そうとした瞬間、出しても意味が無い場面だろうと勝手に出張ってきます。
強さが半端ではないのは一応ラスボスだからです。
あと師匠だから。何気にガンダムシリーズで師匠呼ばわりされてるのは全部が全部強いですからね。
ある意味では本作品中最も『吐き気を催す邪悪』。
ただ、これはアムロにも当て嵌ります。
何せこの二人は何故か描写すると良く似てしまうので。
また、ある意味では作者の抱くコンプレックスが最も反映されているキャラでもあります。
原作や、外伝漫画で彼が見せた“弱い部分”は作者も共感できる部分があるので。
言うなれば、アムロは『理想(目指したい物)と現実(自分が置かれている状況)』の体現。対するリボンズは『理想(どんなに努力しても辿り着けない物)と現実(目を背けられない暗い部分)』の体現と言えます。
まあ、二人とも勝手に動いてる間はそんな事微塵も感じさせないのですけれども。
作中のオリMS
Oガンダム改
型式番号:GN-000/realive
頭頂高:18.0m
本体重量:53.4t
動力機関:GNドライヴ(詳細不明タイプ)
所属:ソレスタルビーイング(非公式)
武装:
・ビームガン
・ビームサーベル
・ガンダムシールド
・GNフェザー
・頭部GNバルカン
・GNABCマント
・ステルスシステム
・時と場合でランダムに変わる実験兵器の数々
調整後
・ガンビット×6
初の太陽炉搭載MSにして、後の『ガンダム』を含めた全ての太陽炉搭載MSの原点となった機体。
……を、リボンズがアムロ用に改修を施した機体。
ぶっちゃけマントを被って塗装が白基調のトリコロールになった以外に外見上の差異は元々の見た目と大差無い。
簡単に言うとマント引っかぶって色が1stガンダムと同じになっただけ。
ただし中身はかなり手を加えられており、総合的な性能で言えばIガンダムと同等かそれに少し及ばないくらいの物を有する。
武装は元の物と然程大差無し。ただし全体的に性能が向上されており、出力もエクシアの物と同等レベルまで上げられている。
ただし操作系統にもかなり手が加えられ、結果反応や出力調整がピーキーになっており、ハッキリ言って慣れているアムロ以外の人間が乗ると癖があり過ぎる為、本当に腕のある人間以外はまともに動かす事が不可能。
元々は“フェレシュテ”が保管する手筈だったのだが、リボンズの手引きによってこっそりと機体だけは極秘に別の場所へと移され、改修されていた。
そして彼の思い付きによって生み出される、数々の実験装備のテストベッドとして、今日もアムロとハロと共に世界を走り回る事となった。
*GNABCマント:
偽装の意味も兼ねて基本アムロの搭乗機となる機体に装備される特殊外套の事。
見た目はただの布だが実際は金属繊維を使っているためかなり重く、同時に丈夫。
GN粒子を特殊コーティングする事で実弾,ビームの両方に対応可能。
また、アンチ・ビームコートという特殊な皮膜を塗布している為に、ビーム兵器に対してはヴァーチェの展開するGNフィールド級の防御力を発揮する事が可能。
でも高い為に量産はし難いらしい。(何がとは言わないが)
*ステルスシステム:
基本的に全てのガンダムには搭載されているが、Oガンダムの場合、起動中でもシステムを動作させる事が可能。
また、GNABCマント装備時ならばこのシステムを応用して一種の光学的擬態(要はマント表面に簡素なホログラムを映す事)も可能。
なんだかんだで意外と役立つシステム。
要はステルス迷彩である。
◆フルアーマー装備
型式番号:GN-000/realive/FA
頭頂高:18.0m
本体重量:99.9t(装備重量/36.5t)
武装:
・GNフェザー
・ビームサーベル兼用二連ビームライフル
・実弾式ショルダーキャノン
・GNシールド
・頭部GNバルカン
・胸部GNミサイルポッド
・ビームジャベリン兼用サーベル×4(背部・左腕シールド裏・腰部)
・GNABCマント
・ステルスシステム
リボンズの思い付きと、アムロの何気ない一言から生み出されたOガンダムの強化パーツ装備形態。
……なのだがその実態は第2、3世代機の予備パーツを寄せ集めてそれっぽくしただけの、所謂“ネタ機体”。
一応性能低下を防ぐ為に様々な工夫が為されているが……結局、元の状態よりも若干鈍足になった。スラスター増設で其処まで遜色が無い様に見せかけてはいるが、全体的に3%程推力が落ちている。
が、そこらへんは腕でカバーするのが一人前というリボンズの一言でモラリアにて実戦投入が確定した。
何故か射撃兵器よりも格闘兵器が多く装備されていたりする。
簡単に説明すると、本家フルアーマーガンダム用の追加パーツをOガンダムに取っ付けただけ。色は砂色。
◆GNセファー装備
文字通りGNセファーを取り付けただけ。
武装面も出力30%上昇+GNプロトビット×2使用可能になっただけ。
◆パーフェクト装備
型式番号:GN-000/realive/PF
頭頂高:18.5m(ヘッドギアあり)
本体重量:75.6t(装備重量/22.2t)
武装:
・GNフェザー
・ビームサーベル兼用ダブルビームライフル
・実弾・ビーム切り換え式ショルダーキャノン
・GNシールド
・頭部GNバルカン
・ビームジャベリン兼用サーベル×9(背部バックパック・左腕シールド裏)
・機雷
・胸部ワイヤーランチャー×2
・シールド部外付け式マルチ・ランチャー
・ステルスシステム
・ガンビット×6
[・GNピストル改(腰部アーマーにマウント)]
[・GNABCマント(増加装甲内部に収納)]
これまで取られたデータを基に、Oガンダムを完全にアムロ・リボンズ専用機として調整。
それでも追い付かない部分を追加装備によって補強した、言うなればOガンダムの最終形態。
フルアーマーの教訓を生かし、余計な装備をできるだけ削ぎ落としたと共に、脚部やバックパックなどにブースターを増設する事で、未装備時よりも機動性などは向上している。
更にヘッドギアによる通信、索敵、照準能力も向上されている。
*GNバースト:
元々微弱なGNフィールドを張る事は出来たが、PF装備時のみヴァーチェレベルの物を張る事が可能。
更にその際にGNフェザーを展開する事で、張られていたフィールドと展開されたフェザーが反発。最終的にフィールドは決壊し、超高密度のGN粒子の壁が周囲にばらまかれる。
ただし、この弾け飛んだGNフィールドを構成する粒子の状態はかなり不安定になっており、吸い込んだ生物に重大な遺伝子異常を引き起こさせ、最悪の場合即死させられる。
元々はプルトーネの事故からアイデアを得た装備なため、周囲の安全は保障されていない。
ただ、吸い込む前に飛ばされたフィールドにぶち当たって木端微塵になるのが関の山だが。
MS裏話:
最初から主人公になる事が決まっていた機体です。
原初なのにあんまり出番無いのが勿体無いという理由もありますが。
ぶっちゃけた話が作者が一番好きな機体だからというのもありますけど。
ガンダムスローネ・ザフキエル
型式番号:GNW-00P・XX
頭頂高:18.4m
本体重量:67.1t
動力機関:GNドライヴ(詳細不明タイプ)/GNドライブ[τ](ミハエル搭乗時)
所属:ソレスタルビーイング(非公式)
武装:
・専用GNビームライフル
・GNビームサーベル×2
・GNシールド
・頭部GNバルカン
・GNABCマント(ミハエル搭乗時には無し)
劇中師匠が発言している通り、“ガンダムスローネ”のプロトタイプをアムロの技量に追いつける様、大幅な改修を行った機体であり、性能は下手をすれば第3世代並の性能の機体に対し一方的な展開を作り出せる程度の性能を有する。
結構高そうと思ってはいけない。あくまでもそれは中の人間の腕によるのだから。
プロトタイプの名に恥じぬ不完全っぷりであり、改修されているはずなのにケーブルが出ていないだけでエネルギーラインは装甲上に剥き出しになっている。
とはいえ、それが何だと言わんばかりの柔軟性と耐久性を誇っており、アムロの無茶苦茶な動かし方(空中から吶喊・空中後方一回転受身・肉弾戦)に余裕で耐えうる。
劇中でこそGNドライブとのマッチング不調によりあまり良いとこはなかったが、本来はIガンダムに負けず劣らずの高性能機なのだ。
各部にスローネの基本素体同様ハードポイントが有り、アイン・ツヴァイ・ドライ3機と同様の専用パーツを取り付ける事が可能。
まさに『デカイ組み換え玩具ロボ』。
指揮官機として調整が成されており、基本の状態での索敵・通信能力は全スローネ中最高レベル。
…とはいえ、無論限界はある訳で、ハロ、或いはヴェーダのサポート無しではその効果を最大限発揮は不可能である。
◆アウダークス装備:
型式番号:GNW-00P・XX/audax
頭頂高:18.4m
本体重量:148.6t(装備重量/81.5t)
武装:
・GNロングバスターライフル
・GNバスターソード×2(内部にGNキャノン内蔵)
・GNビームサーベル×2
・GNミサイルコンテナ
・GNファングコンテナ
・GNステルスフィールド
・GNハンドガン×2(内部にアンカーガン搭載)
本作におけるザフキエルの最終決戦装備である。
スローネアイン・ツヴァイ・ドライ各機の特徴となる主なパーツとトゥルブレンツユニットを混ぜたような見た目であり、事実一部の武装は混ざっている。
過剰とも言える火力と防御機能、搭載武装の数に比例して粒子消費量も大きいが、それは元々この武装が不要となった部分を片っ端からパージしていく言わば“使い捨て”を主眼においた装備の為である。
その為、各強化パーツそれぞれに大型の粒子カートリッジと電力パックがサブパックとして搭載されており、それらの残量が全て空になった時にパーツが勝手にパージされるというシステムになっている。
んが、劇中ではミハエル自身がワザとサーシェス戦の為にこのシステムを封印。
結果、GNドライブ[τ]の電力及び粒子消費量は凄まじい事になっている。
無人支援機としての機能は全排除されているが、やろうと思えば出来ない事はない。
ただ、アムロのハロやヴェーダの様なチートレベルの処理演算能力がなければ不可能だが。(あくまでもその場合は無理矢理動かす事を前提とする為。)
なお、読みはaudax。意味はラテン語で『無謀』。
師匠がこれを扱うミハエルに対して皮肉で付けた名前だが、本人は意外と気に入っているようだ。
…おそらく意味を良く解っていないのはご愛嬌。
因みにアムロと師匠がこれを使う場合は基本的に採算を考えない大暴れになる事は確実である。
そもそも、使い捨てという思考の時点で大暴れを前提としている事が丸分かりである。
最終的に本装備の戦闘データは大元のトゥルブレンツユニット共々アルケーのヤークト装備の礎となっている。
*巡航形態変形機能:
基本的にプロセスはトゥルブレンツと同じだが、両肩のGNバスターソードが展開しGNキャノンとなる為、地上における空力性能は若干低下している。
代わりに火力がかなり高くなっている分、殲滅能力が向上している。
元となっているユニットより9.4tも重いが、その分スラスターが増設されている為機動力は(無理矢理ではあるが)向上している。
ただ、その分小回りは利き難い。
*オーバーブースト:
巡航形態に変形できるこの機体ならではのシステムである。
脚部のパーツ内のサブパックを全て使い切る事となるが、一時的に地上から衛星軌道上まで一気に飛び出せるほどの推力を約3分近く生み出す事が可能となる。
無論それに見合った加速も約束される。
ただし、その分直線的な動きしかできなくなり、方向転換が不可能。
言ってしまえば、ロケットとなってしまう。
MS裏話:
乗り換えも一度はやっておこうかという猿知恵と、元デザが意外にも個人的にツボだったことから登場が決まった機体です。
フル装備は頑張ればプラモでも再現できます。トゥルブレンツ系統が無いけど。
色は元デザの見た目が完全に正統派主人公機だったためですかね。元々主人公機のコンペで出されていた物だったので。
結局良いとこ無しで終わりそうだったのでミハエルの乗機として再登場しましたが、実は当初の予定には全くそんな展開はありませんでした。
しかし、折角出したのにそれはどうかと思い、ああなった次第でございます。
なお、こっちではあまり描写されていませんが、意外と見た目はマッシブです。
ガンダムサキエル
型式番号:GN-006
頭頂高:18.7m
本体重量:54.4t
動力機関:GNドライヴ
所属:ソレスタルビーイング
武装:
・GNビームライフル
・GNビームサーベル
・GNシールドアロー
・GNシールド(ナドレの物を流用)
・GNビームナギナタ
完全オリジナルガンダム第1弾
第3世代では珍しい特化した能力の無い万能型。
太陽炉は木星から送られてきた物の一つ。(本作の世界では木星で作られた太陽炉は合計6つという設定の元こうなっています)
ただしマイスターの戦闘スタイルのお蔭でもっぱら接近戦を挑む事が多い。ユリさん自重。
万能型というだけあって全体的にバランスは良い。しかし実はカタログスペックだけならとある経緯から第3世代中最も戦闘能力が高い。
各武装の性能もかなり高めで、本来であれば他のガンダムに遥かに勝る戦果を叩き出せた“筈”だったのだが……?
なお、これの前身に当たる第2世代ガンダムはキチンと存在している。
しかし、どういうコンセプトで作られたのか、何時、誰が、何処で設計し、組み立て、テストしたのか、最終的にはどうなったのかという情報が一切開示されておらず、第2世代の開発に参加していたイアン・ヴァスティやジョイス・モレノすら、サキエルトレミーに運び込まれるまではその機体の存在を知らなかった。
武装面に関しては近、中、遠距離どのレンジでも武装を変更する事で対応可能と、中々に優秀。
…ただし、決定打に欠けてしまうために、現在は器用貧乏の感が否めない……
MS裏話:
ユリを出すにあたってはどんな機体がいいかと考えた結果、「そういえばそんなの前に作ってたな」という思い付きから登場した機体です。
色はユリのモデルとなったキャラのイメージカラーから。
武器は弓以外適当に。あと本機の初期設定から引っ張っている部分も多々あります。
見た目はGガンのライジングガンダムの胸に大型レンズとGNドライブ取り付けてもっと細身にして流線を増やした感じ。
GNシールドアローはキュリオスのシールドを大きくして、展開時にクローではなく大型の弓矢っぽく変形できるようにしたイメージ。
ビームライフルは諸にプロトタイプガンダムの物の本体に内蔵型の四角いタイプのスコープを取っ付けた物。
ナギナタは壽屋さんから出てる武器セットのナギナタの先っちょを、同シリーズのビームサーベルにした物。
元ネタは実はライジングガンダムではなく雑炊が嘗て暇潰しにHGシリーズプラモのジャンクパーツを組み合わせて作ったオリジナルガンダム。
GNシールドアローもキュリオスのキットのシールドが弓の様な形にできたことが元ネタ。
しかしその結果、移転前の場所では『もうライジングガンダム以外に見えない』『何このGガン』とか言われ続けた為に結局こうなりました。
因みにその元ネタとなったキットのベースはガンダムアストレイレッドフレームとキュリオスとエクシア。
現在は知り合いの子に誕生日プレゼントとして渡してしまった為、未所持です。
以下ネタばれ
サキエルの正体は実は師匠が自身とアムロ用に用意しようとしていた専用機の試作品。
武器にナギナタと弓があったり、どう考えても初期装備で普通に戦えるレベルだったのはこれが原因。
もしもユリまたは刹那が負傷、もしくはマイスターとして不完全だった場合には合格した片方にエクシアを任せ、残った本機はサポート用としてアムロに譲渡される筈だった。
ところが二人とも合格してしまった為にアムロの機体とはならなくなり、結果としてこの事がOガンダムを再強化する切欠となった。
つまり本機がアムロに渡されていた場合、Oガンダムは原作通りに出番無しとなる筈だったのだ!
因みに、最初期の状態ではカタログスペックが色々とイカレており、ユリの前に操縦テストしたラッセが使ったところ、尋常ではないスピードと反応性で動きまくった為に彼に全治1ヶ月半程度の重傷を負わせてしまう。
その後、イアンの手によってリミッターがかけられ、現在のように他の第3世代と然程変わらない性能となった。
……トレミーのガチムチ担当のラッセが怪我するほどのスペックって、師匠ならばともかく、確実にアムロが乗ったら無事じゃ済まなかったのではとかいってはいけない。
因みにプロトタイプに当たる機体とは実はOガンダムその物。
データ収集は基本的にアムロ以外のイノベイド達が彼の目を盗んで(というか彼が地獄の修行(当時は地獄の特訓)をしている最中)Oガンダムを持ち出し、こっそりと行われていた。
ただし、地獄の修行によって得られたデータもかなり反映されており、操作系統にも予めアムロの癖が組み込まれたりしている為、実質アムロがテスターを勤めていたといっても過言ではない。
以下、サキエルがアムロに渡されたIFの状態での設定
ガンダムアライブ
型式番号:GN-000R/A
頭頂高:18.8m
本体重量:54.4t
動力機関:GNドライヴ(詳細不明タイプ)
所属:ソレスタルビーイング(非公式)
武装:
・ビームガン
・GNビームライフル
・GNビームサーベル×2
・ガンダムシールド
・GNフェザー
・頭部GNバルカン
・GNABCマント
・時と場合でランダムに変わる実験兵器の数々(ただし1つのみ)
アムロに譲渡され仮初の名前である天使の名から、“生きている”を意味する“alive”へと名を改め、さらに外装も全体的に取り替えられてよりOガンダムの意匠を残す物へと変更されたサキエル。
因みにカラーリングも白基調のトリコロールとなった。
見た目は手足が太くなり、顔にスリットが入り、メインの体色が胴体以外ほぼ全部白になって、所々のパーツがないエクシア。
明らかにサキエルから変わり過ぎており、ぶっちゃけた話フレーム以外総取っ替えしていると言っても過言ではない。
武装はOガンダムから引継ぎの様な形になっているが、これはアムロ自身が自分の使い易い物が武装としてベストという意見を出したため。
性能は全第3世代機の中でもダントツで高い。ただしいっそ気が狂っていると思えるほどに無茶苦茶な設定をされているので、結果としてアムロは今度は自身の身体を鍛えるという名目で、新たなる地獄の修行を師匠から受ける事に。
因みに師匠は平然とこの機体を乗りこなしてみせる。何故?それは師匠だからだ。
操作系統から何から何までもアムロ、もしくは師匠が乗る事を前提として再調整されている為に彼らが乗れば無類の強さを発揮する事が可能となっている。
ただしOガンダムと比べて機体に拡張性が段違いに悪く、更には他の第3世代機と違って微弱なGNフィールドすら張れないために大気圏再突入が不可能。
更に更に武装もその殆どが高い出力を誇っている為にエネルギー切れを起こし易く、ちょくちょく武器内のGNコンデンサに粒子を再チャージしなければならなかったり、極めつけは本機以外の全ての機体にある筈の簡易ステルスシステムがサキエルだった時と違い非搭載だったりと、一歩間違えれば性能が高いだけの欠陥品と揶揄されてもなんらおかしくは無い仕様になってしまった。
一応GNコンデンサは全て大容量の物に取り替えられているが、どうも武器の出力がそれを上回っている臭い。
アムロ曰く、『絶対にCBの本職の一つの隠密行動には適さない機体』。
……何一つ訂正のしようが無い。
MS裏話:
ガンダムアライブはわかる人にはわかるガンダム漫画のタイトルをそのまま引っ張って来てます。
一応原作の「存在し続ける事に意味がある」というセリフと、刹那の「生きているんだ」というセリフにかけてもいます。
見た目は元々OとIを混ぜたらこんな感じかなという物を想定していましたが、思い付きでコンペ版のエクシア(顔にスリット有り)に変更しました。
(わからない人は劇場版OOの設定資料集:メカ編か、かつてのHobbyJapanに作例があったのでお探し下さい)
性能がイカレている部分は、元々1期編のラスボスがコレだったという本作品のボツ設定から。
と、いう訳で設定はこれにて。
如何でしたでしょうか?
まだこれらは1期序盤~中盤の一部のみの資料なのでその内第2弾とか2期編とかやろうかなと画策してはいます。
ただ、問題なのは次に載せるのは誰にしようかということ。
と、いう訳で『コイツ改変されてんじゃねえか?』とか『こいつのこの小説における設定ってどうなってんの?』というご要望があれば、バシバシ感想に書き込んでください。
直接メッセージを送っていただけても可です。
全部(と言っても社会人という立場上限界はありますが)対応させて頂きます。
と、言うわけで今回はここまで。
では、また次回。