Fate/Meltout   作:けっぺん

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六回戦終了時までに白斗が手に入れたマトリクス。
後書きに番外の案があります。


六回戦 マトリクス

 

クラス:--

真名:メルトリリス

マスター:紫藤 白斗

宝具:弁財天五弦琵琶(サラスヴァティー・メルトアウト)

ステータス:筋力D 耐久C 敏捷A+ 魔力B 幸運C

 

スキル

 

加虐体質:A

戦闘において、自己の攻撃性にプラス補正がかかるスキル。

プラススキルのように思われがちだが、これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増し、普段の冷静さを失ってしまう。

バーサーカー一歩手前の暴走スキルと言える。

攻めれば攻めるほど強くなるが、反面、防御力が低下してしまう。

無意識のうちに逃走率が下がってしまうマイナス面もある。

 

メルトウイルス:EX→-

メルトリリスが持つ能力

 

ドレイン:D

スキル『メルトウイルス』の機能が停止した事で覚醒したスキル。

敵の能力の吸収というよりは、経験値の一部を使った敵の能力の模倣や潜在能力の開放。

主に新たなスキルの修得や、特殊な攻撃の修得に使われる。

 

 星の開拓者:E

 フランシス・ドレイクを模倣したスキル。

 あらゆる難航、難行が“不可能なまま”“実現可能な出来事”になる。

 ただし発動率はオリジナルに比べ極端に低い。

 

 

 破壊工作:E

 ロビンフッドを模倣したスキル。

 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。

 罠の知識は乏しいが、戦闘前に相手の戦力を多少削ることが出来る。

 効果は大きくても戦力の一割ほど。

 

 

 自己改造:D

 ナーサリーライムを模倣したスキル。

 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。

 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。

 メルトリリスが元々持つスキルであり、ランクは少し上がっている。

 

 

 狂化:E--

 ラニ=Ⅷのバーサーカーを模倣したスキル……ではなくバーサーカーへの無意識のドレインにより表面化したメルトリリス本来のスキル。

 加虐体質により取得しているが、理性を残しており、恩恵もない。

 所謂“あるだけのスキル”だが加虐体質のランクが上昇するとこのスキルのランクも上昇する。

 

 

 神性:B

 パッションリップ、カルナを模倣したスキル。

 神霊適性を持つかどうか。

 メルトリリスが元々持つスキルであり、本来のランクは更に上だが、現在は制限されている。

 

 

 気配遮断:D

 李書文を模倣したスキル。

 中国拳法、圏境は共にメルトリリスへの適正が全く無かったという消去法での吸収が発動。

 パッションリップが持っていたスキルというのもあり、ランクは少し上がっている。

 

 

『BB』

メルトリリスの母のような存在。

聖杯戦争の為にムーンセルが用意した健康管理AI、間桐 桜のバックアップ。

殺生院 キアラというマスターがプログラムを改変し、その結果暴走AIという形になった。

 

『メルトリリス』

BBによって作られた人工サーヴァント。

英雄複合体、つまり複数の英霊が合わさった存在であり、主柱となる英雄は三体の女神。

狙った獲物を確実に射抜き、疫病と死をもたらす女神、アルテミス、

旧約聖書における海の悪魔、レヴィアタン、

インド神話において「流れるもの」を司るサラスヴァティーである。

 

『メルトウイルス』

メルトリリスが所持していた最強の力。

id_esと呼ばれ、パッションリップのトラッシュ&クラッシュと対を成す能力。

エナジードレイン系統のスキルの最上位に位置し、ドレイン、コピー、スケールダウンなどを可能とする。

対象の経験値やスキル、容量等のパラメータを吸収、変換し、自身の一部にする。

 

『月の裏側』

聖杯戦争の一つの結末。

BBが何人かのマスターを月の裏側に落とし、岸波 白野を救おうとした。

そこから始まった、ムーンセルにも記録されていない溺れる夜。

巻き込まれたマスターに間桐 慎二や遠坂 凛、ラニ=Ⅷがいる。

 

弁財天五弦琵琶(サラスヴァティー・メルトアウト)

メルトリリスの宝具。ランクはEXの対界宝具。

相手を身に宿していた力共々溶解・吸収する。

本来は対人戦闘に使うものではなく、一定の文明を築いた文明圏に用いる対衆、対界宝具。

スキルや支配していた空間をも吸収し、暫くの間操る事が出来る。

 

 

 

 

クラス:ランサー

真名:カルナ

マスター:遠坂 凛

宝具:日輪よ、死に従え(ヴァサヴィ・シャクティ)

ステータス:筋力B 耐久A 敏捷A+ 魔力B 幸運A+

 

スキル

 

神性:A

太陽神スーリヤの息子。

のちにスーリヤと一体化するため、最高の神性を持つ。

神性がB以下の太陽神系の英霊に対して高い防御力を発揮する。

 

無冠の武芸:-

様々な理由から認められる事のなかった武具の技量。

剣、槍、弓、騎乗、神性のそれぞれのスキルランクをマイナス1し、属性を真逆のものとして表示する。

ただし、真名が明かされた場合、このスキルは消滅する。

また、余談ではあるが、幸運値のランクはカルナ本人による申告である。

 

貧者の見識:A

相手の性格・属性を見抜く眼力。

言葉による弁明、欺瞞に騙されない。

天涯孤独の身から弱きものの生と価値を問う機会に恵まれたカルナが持つ、相手の本質を掴む力を表す。

 

 

日輪よ、死に随え(ヴァサヴィ・シャクティ)

一撃のみの光槍。雷光で出来た必滅の槍。

黄金の鎧を取り上げた雷神インドラがカルナの高潔さに心酔し、自身ですら扱えなかったこの槍を与えた。

神々をも打ち倒す力を持つというが、神話においてカルナがこれを使用した記録はない。

 

『炎の属性』

武器、ないし攻撃に炎の属性を加える能力。

魔力放出、或いはその他の呪法によるものと思われる。

 

梵天よ、地を覆え(ブラフマーストラ)

カルナがバラモン僧のパラシュラーマから授けられた対軍、対国宝具。

使い手、クラスによって形を変える千変万化の射撃宝具。

ランサーのクラスであるカルナの場合はその眼から膨大な魔力を放つものである。

 

日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ&クンダーラ)

カルナの母クンティーが息子を守るためにスーリヤに願って与えた黄金の鎧と耳輪。

太陽の輝きを放つ強力な防御型宝具。光そのものが形となった存在のため、神々でさえ破壊は困難。

カルナの肉体と一体化しており、解除はこれ以上の概念でなければ不可能。

これを装備している限り、物理、概念問わず全ての攻撃のダメージを九割シャットアウトする。

 

梵天よ、我を呪え(ブラフマーストラ・クンダーラ)

カルナの隠された宝具であり、奥の手。

ブラフマーストラにカルナの属性である炎熱の効果を付与して発射する。

効果範囲と威力を格段に上昇――その性能は核兵器に例えられる。

 




番外の案を考えてきました。


『聖杯戦争番外~命を懸けたエキシビジョン~ 夢の四本立て対決!』

「君の力、存分にご教授願おうか」
「本編じゃハブられたからなぁ、存分に暴れるぜ!」
その1 外道麻婆と当たらない必中の槍

「マスターという役割も面白い! さぁ使い魔、さっさと戦って来い!」
「何で私がアンタみたいなチビと戦わなきゃいけないのよ!」
その2 まさかの登場フライング~純潔作家と純潔娘~

「あっれー……私たち勝ったんじゃないの?」
「どうやらイレギュラーという事らしい。にしてもあの少女……何故か本能が相対を拒んでいる」
その3 カムバック初恋、剣の丘に馳せる想い

「稀有な運命よな。慰み物程度には期待できよう」
その4 ドキッ! 慢心だらけのAUO ~(首が)ポロリもあるかもよ~

本編完結後に投稿予定!

※この予告が必ずしも正しいとは限りません。

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