Fate/Meltout   作:けっぺん

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あと一週間なわけですねー一周年。
この小説も長く続いてるものです。
当初はせいぜい三ヶ月くらいでエタると思ってたのに←
今年以内の完結は難しそうですが、向こう一年での完結を目指します。


Blossom Borderline.-3

 

 

 アタランテが撃ち上げた、加護を求める矢。

 BBBは感情があるかの如く、空へと昇る矢を目で追う。

「――? 今、何か――」

 メルトが呟いた直後、輝く軌跡の向かう先に閃光が広がる。

 それこそ、狩猟の神がアタランテに授けた加護の光。そして神が求める代償は、即ち相手が支払うことになる。

 降り注ぐ無数の矢。災厄(あめ)としてBBBのみに襲い掛かる鋭い閃光は鋼鉄の肉体を刺し貫いていく。

 強大な威力を持った宝具による攻撃はそれだけで巨体を半壊させるにたるものだった。

「ふん……動きも鈍い。的に等しいではないか」

 そもそも、対メルト用とBBが言ってはいたが、アタランテの攻撃一度で半壊したという事は――やはり舐められているのだろうか。

 或いは、アタランテの力を以てすれば僕たちなど雑魚同然。BBがそう、此方に告げるためにBBBの登場からアタランテの参戦に至るまで仕組まれていたのだとしたら。

 確かにアタランテには敵わない。セイバーも居るならば尚更だ――

「ハク! まだよ!」

「っ――!」

 半壊して尚、BBBは動いていた。

「化け物めが。っ、来るか……!」

 矢の雨を受けながらも、BBBは次手を用意していた。

 砲口に溜まった魔力。だが、先ほどの攻撃を防いでくれたらしいカズラは膝をつき、疲弊している。

 僕にはあれを耐えれる防壁は用意できない。メルトにもそんな能力はないだろう。

 アタランテは恐らく、防御に関する宝具は持っていない。残るセイバー――

 そうだ。確信こそ持てていないがセイバーの真名には見当がついている。

 それが正しければ、セイバーならばあれを防げる可能性があるかもしれない。

「セイバー! 防げないか!?」

「……難しいな。俺一人ならばともかく、お前たち全員を守るには、俺の身体は小さすぎる」

 駄目か……確かに、セイバーの能力はその身体に纏ったもの。それでは全員を守ることなどできない。

「いや……だが、相殺ならばできるかもしれん」

 セイバーは自身の剣を見て言った。

 なるほど。あの剣が強大な威力を発揮できるものならば、砲撃を防ぐことができる。

 それに頼るしかないか。しかし相殺だとするとまだBBBを倒せない。

 ジリ貧どころか、此方が不利になる一方だ。

 恐らくBBBの兵装はあの砲のみだ。身体に備えられた耐久力と圧倒的な魔力。その二つがあれば、僕とメルトでは勝てないだろう。

 BBによって全てが仕組まれていたという憶測が正しいとすると、あれはアタランテ以上の強敵であり、僕たちとBBとの圧倒的な戦力差の象徴だ。

 旧校舎に一時撤退しても、他のマスターやサーヴァントを動かすことはできない。それに釘を刺したのが、バーサーカーを無傷で倒したノートであれば尚更。

 倒す手立てが見つからない。だったら、出来る限り粘って、僅かな勝機を見出すしかない。

「お前たち、離れていろ。俺が止める。隙を逃すな」

「いいえ――貴方の仕事は後よ、セイバー」

「――メルト?」

 剣を構えたセイバーを、メルトが止める。

「だが、こうでもしなければ……」

「私が攻撃を止めるわ。フィニッシュは任せるから」

 そんな。メルトは防御に向いた能力は持っていない。

 あれを防ぎ切るなんて不可能だ。

「……防げるのか?」

「防げる」

 確信めいた物言いだった。

 ならば良いとセイバーは頷き、一歩下がる。

 代わって前に出たメルトは、此方に背を向けたまま、

「ハク、下がってて」

 たったそれだけ告げてきた。

「……」

 僕は、メルトの能力の全貌を知らない。どころか、マトリクスはまだ穴だらけ。

 もしかすると、今までの戦いを見てきたレオたちの方が、メルトを把握しているかもしれない。

 それが――どうしようもなく悔しかった。何も知らず、役にも立てない。無力極まりない自分が、この場に居る事が。

 言う通りに下がる自分を情けなく思う。BBBが放つ巨大な閃光に怯むばかりの自分を。

一番星(プリマ)を傷つけられると思って――?」

 跳んだメルトは脚を振り、水のように広がっていく魔力を放った。

 およそ防壁には見えないそれが、破壊の権化を受け止め、飛散させていく。

 衝撃すら此方には来ない。零れる淡い光が、ただ平然と攻撃を受け止めるメルトを朝日の如く照らす。

 メルトの小さな背中が、ただ遠い。このまま別れを告げて去ってしまうとさえ思えてしまう。

「のう、マスターよ」

「え?」

 突然アタランテにマスターと呼ばれた。

 怪訝に思うが、そういえば名前も教えていない。こうとしか呼び方がないのだろう。

「汝は、何に迷っておる」

「迷って……?」

「戦の最中でありながら、汝の心は此処に在らずといった風だが」

 アタランテの言葉は確信を突いてくる。

 自らのサーヴァントが戦っている中での無力感が、戦局を確認し続ける思考を埋めていた。

「煩いがあるならば己がサーヴァントを信じ、告げてみよ。あの者ならばそれを攻める事はあるまい」

 それも、一つの手段だ。アタランテの言う通り、このどうしようもない無力感をメルトに打ち明ければ幾らか肩の荷が下りるかもしれない。

 だが、そうしたところでそれはメルトの負担に変わってしまうだけではないか。

 だったらまだ、自分の中に仕舞っておいた方がメルトの為になる。解決しない問題であるとしても――

「ッ――」

「何より、今は前を見よ。汝の力がいつ必要になるかも分からん」

 戦局は動き続ける。砲撃を終えたBBBに続いて着地したメルトは素早く下がる。

 セイバーは既に剣を強く握っている。もう一度砲撃を溜めるまでの時間が、即ち決定的な隙。

 そうだ。僕はマスターだ。せめて戦局くらいは確認し、必要なときにコードキャストを紡げるようにしておかなければ。

「剣よ――満ちろ」

 黄昏の極光が夜桜を照らす。それは他でもないセイバーの象徴――かつて小人の一族から授かり、彼らを儚い霧の如く滅ぼした際に振るった剣。

 その後数多打ち立てた栄華と功績は、その剣と共にあった。

 信ずる鎧であるその肉体と輝ける聖剣こそが、セイバーを大英雄たらしめる証明。

 荘厳な剣士を中心として逆巻く威風は絶えず散っていた桜の花びらを乗せ、勝利を祝福せんと空を舞わせる。

 小さな桜色の吹雪を、尚も激しくなっていく輝きは覆い隠し、しかしそれを超える花びらを更に散らす。

 この輝きはまだ前段階に過ぎない。彼が掴むべき勝利は、その先に存在する。

 その先を見据え――

「――――」

 ただ一点(しょうり)に向かい――

「――――――――」

 今一度、不死の剣士は口を開く。

「――――幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)!」

 かつてあらゆる人々が、その輝きに夢を見た。

 かつてあらゆる人々が、その輝きを尊び敬った。

 誉れ高き英雄の相棒は彼の勝利を当然の事と肯定し、道を示し明るく照らす。

 振り抜かれた剣。黄昏色の魔力が爆発し、極光は半円に拡がりながら奔っていく。

 本来それは対軍宝具。単一の相手に使うのではなく多数の敵を一振りに切り払うのに使うもの。

 ながら、セイバーはその真名を詠んだ。必殺(フィニッシュ)を求められたのであればそれに応じるのが自らの役目だとでも言うように。

「――おぉ」

 アタランテが感嘆の声を漏らす。神代の英霊さえもが美しいと感じる光なのだ。

 膨大な範囲を持った、真名開放を伴う剣の一振りは威力を拡散させることなくBBBに襲い掛かる。

 倒したのかどうか、確認することは無意味だった。その黄昏に飲み込まれたが最後、身を焼かれずに逃れる術など高位の神の加護くらいのものだろう。

 それを持ち合わせていないBBBは、跡形も無く消えていた。

 迷宮に敷かれた半透明な砂利に反射し散光する暮れ時の黄色は周囲を明るく照らしている。

「終わったわね。宝具二発で倒れるなんて、BBも存外甘いこと」

 メルトは呟きつつ戻ってくる。

「ハク、大丈夫?」

「あ……うん。メルト、さっきのは……?」

 まさか、メルトがあの攻撃を防げるとは。

 その能力を隠していたのか、もしくは今まで使えなかったのか、それは表での記憶を思い出せない僕には分からない。

 だが、その性能をよく理解しておけば、今後の探索にも役立てることが出来る。

「残念だけど、当分は使えないわ。もう溜めた魔力は空っぽだもの」

「魔力が――!?」

「ああ、現界には問題ないわよ。ただ、今みたいな防御は出来なくなるわ」

 あれはとっておきという事か……

 防御力はお墨付きだが、相応のリスクがあり何度も使えるようなものではないらしい。

 それは残念だが、メルトに問題がないなら良かった。

「さて。やっぱりここも安全とはいえないわね」

 メルトは横目でカズラを見やる。

 ようやく立てるようになったカズラは苦々しい顔で迷宮の先を見ていた。

「……残念ですけど、私の防壁ではお母様相手に長くは持ちませんね」

『防壁を突破されたということですか?』

「いえ。この階への干渉は不可能ですが、会話を聞かれる可能性はあります。もっとも、その暇があれば、ですが」

「暇って……?」

「お母様はムーンセルの中枢に向かっています。裏側だけでなく、全体の制御を得るために」

「ッ――!」

 それは……ムーンセルを、支配するという事か?

 そうなれば、聖杯戦争という場だけで収まる事態ではなくなる。

 ムーンセルどころか、地上にまで被害が及ぶ可能性がある。

 そんな大事を――BBは起こそうとしているのか。

「なら、早く追いつかないと……」

「……そうなりますよね」

 いくらここが安全だとしても、タイムリミットがある以上立ち止まっていられない。

「カズラ。僕は進まないといけない。だから――」

「えぇ、分かっています。でも……」

 確かにカズラはBBの配下だ。大人しく通してくれといってもはいと返ってくる筈もない。

 いくらBBの行動に否定的だろうと、迷宮を通すことはしないだろう。

「……いえ、構いません。お母様を正しい道に戻すには、ここを通さなければなりませんから」

 言って、カズラは差し出した小さな手に淡く光るガラス球のようなものを顕現させた。

「――SG?」

「はい。これをお渡しします。ここの障壁は、これを取った時点で解除されますが、そうでなくてももうこの階は安全ではなさそうです」

 カズラが発生させた防壁を突破された以上もう頼れないと判断したのだろう。

 まさか自らSGを差し出してくるとは思わなかったが、これが生徒会には敵対しないという心の表れなのか。

『それは……差し出しても良い秘密なのですか?」

「そうでないとしても……こうしないと先には進めないので」

 本来ならば、隠し通すべき秘密。

 だけど、カズラはそれを渡しても良いと。

 (BB)を心から思った上での、離反と決意だった。

「……ありがとう、カズラ」

 ガラス球に触れた瞬間、それは儚く散っていった。

 そして頭に入ってくるカズラのSG。

 ――同属嫌悪。

 同じ属性や性質を持つ相手に対して嫌悪感を持ってしまう、例えそれが元々は好意であろうとも強制的に嫌悪へと変転させる、カズラのスキルにも該当する心の秘密。

 なるほど、このSGが反映され、この階に同じ属性(BBたち)を拒絶する防壁を張ることができたのか。

 砕けたSGを追うように、防壁の術式は消えていく。しかし襲撃の様子はない。

 カズラも消滅の兆しが見られない。ノートと同様、彼女は本体でありSGを抜いても存在したままなのだろう。

「では、私は下の階に行きますので。この階での探索は必要ないと思いますが、自由にしてくださいね」

 ぺこりと頭を下げ、カズラは転移した。

 残るはセイバーとアタランテ。アタランテは用も済んだとさっさと迷宮の奥へと走り去っていく。

「――その迷いを断てるのならば、お前は強くなる」

「え――」

「無力を嘆くな。お前が失くしたものは、欠片ではない」

 そんな――抽象的で、意味の判然としない助言。

 失くしたものとして真っ先に思い浮かぶものは記憶だ。

 では、それを意味するだろう欠片とは――

「貴方、まさか……知ってるの?」

 メルトの、やはり意味の判然としない問いにセイバーは目を閉じる。

「黙しているというならば、俺から核心は告げん。ただ、希薄だろうとこの意思が一夜の戯れ事に溺死する結末はいただけんというだけだ」

 最後に背を見せ、セイバーも消える。

 背に残る葉の文様は相変わらず。剣の真名を明かしたことから、最早此方に正体が知れていることを確信しているのだろう。

 一時共闘しようと本質的に敵であることに変わりない僕たちに力を貸し、宝具の開帳までやってのけたセイバー。

 何故ここまでしてくれるのか分からない。しかし、彼は何かを知っている。

 それが何なのか。或いは記憶かもしれないと考えていると、レオの通信が入る。

『とりあえず、SGは入手できましたね。新たなサーヴァントも確認しましたし、一旦帰投し休憩を挟みましょう』

「あぁ……分かった」

 確かに、SGを一つ入手できた。戦果としては十分だ。

 気持ちを新たにするためにも、一旦休んでおこう。

 帰還の術式に身を任せている中でも、セイバーの意図の読めない言葉は残り続けていた。

 

 

 個室に戻ってきてベッドに座り込むと、疲れがどっと出てくる。

 カズラが友好的だった事から今までよりも疲労は少ないと思ったが、やはり考え事は大きな負担になっているようだ。

 しかしそれを捨て去れない。自分はこういう事に悩んでしまう性質らしい。

「……? どうしたの、ハク」

 出来れば、メルトには告げたくない。

 頑張ってくれているメルトに、無力感で悩んでいるなどと。

「何か考え事?」

「あ……いや、何でもない」

 これでいい。後は少しでも早く、メルトのマスターに相応しい実力を手に入れなければ――

「何でもないって顔には見えないけど」

「っ」

 読まれている、とは思っていた。

 サーヴァントからすれば半人前のマスターの挙動を探るくらい簡単だろうと。

「……」

「私は貴方のサーヴァントよ。話せとは言わないけれど、楽にしてあげる事はできるわ」

 だが、その代わりにメルトの負担になってしまうのでは……

「……」

 何も言えず黙っていると、小さく溜息を吐いてメルトは隣に座ってきた。

「ハク、一人で背負い込もうとしないで」

「え……」

「ラニで終わらず、エゴが出てきた以上もうここは聖杯戦争よりも危険な場所。それでも……」

 彼女は確実に何かを知っていて。

 それをあえて隠し、自分だけで背負って。

 しかしその状態でも僕の助けになってくれると、そんな優しさ。

 

 ――だけではない。

 

「こんな茶番で死ぬような事は許さない」

 

 “何かを知っている”メルトは、この事件をそう評した。

 たった一言――茶番、と。

 メルトのその感情が何なのか、僕には分からない。

 メルトも聖杯戦争に喚ばれたサーヴァントだ。役目から外れた月の裏側で脱落する事は許容できる事ではないだろう。

 だが、それだけではない。今のメルトの言葉には、もっと大きな意味が込められている気がした。

「――それって」

「駄目。記憶が戻ったら、全部知れる事よ」

 ここでメルトが話さないのは意味がある。

 何か、話せばきっと此方の不利益になるのだろう。

 明かしてもらいたい、というのがマスターとしての当然の思いだ。

 仕方ないと割り切るのは簡単だ。“どうにもならない”無力感を隠しているというものある。

 それでもメルトが隠している事は後に不吉を呼ぶ気がする。致命的な、不吉を。

 メルトが話さないというならば、記憶を取り戻すまでその不吉が訪れないように祈りながら。

 自分の出来る事をして、メルトの負担を無くせるように。

「……僕は大丈夫。少し疲れただけだから」

「……そう」

 多分、嘘と見抜かれているだろう。

 それをメルトは追求しない。

 この場で取るべき行動の最善ではないかもしれない。

 だけどこれは“いつかはどうにかなる”事だ。戦いの中で実力を高めていけばいい。

「そろそろ寝よう。明日も探索がある」

「ええ……ハク、先に休んでて。ちょっと外に出てくるわ」

「外へ?」

 この個室に入る為のIDはマスターとサーヴァント共通であるため問題はないが、何かあったのだろうか。

「えっと……ちょっとリップと話してくるわ。すぐ戻るから、気にしないで」

 姿を消したメルトの気配は部屋の外へと移動する。

 上級のマスターであれば感覚を共有し、遠くのサーヴァントの言葉を聞くという技術も可能らしいが、僕にはそれはできない。

 何をしようとしているかは此方からは分からないが、突然に言い出したという事はメルトにとって必要な事なのだろう。

 だったら問題ない、とベッドに寝転がる。

 この問題を一人で抱え込む。いざ、話す必要が生まれた時、メルトはそれを本当に許容してくれるだろうか。

 出来ればそんな状況にはなってほしくない。そう考えると一つの結論に至ることは免れない。

「――強く――」

 自然と左手に目を向ける。

 一画だけ残った、白い令呪。これも含め問題は山ほどある。

 そんな中で僕に出来ることは、前に進むだけ。

 きっとそれは長所である筈だから。

「――ならないと」

 その長所で、いつかメルトを助ける事が出来るように。




メルトが何を思っているか、複雑そうに見えてとっても単純なのです。
マスターの安全、BBへの怒り。そして後一つ、とあることだけ。
という訳で心配かけんなハク。とっとと強くなれ。
ハク「とっとと強くしろ」
ごめん、無理です。

↓次回はちょっと短めで進展がほぼゼロです予告↓
「だから……着替えを手伝ってほしいの」


以下、外典四巻について。主に最初のアレ。
本編についての直接的なネタバレはしませんが、要注意なんですよ。












・『日輪よ、具足となれ』ランク:A
・『疾風怒濤の不死戦車』「巨大な芝刈り機」
・めっちゃ速い→A+ 不死→B
・狂化:EX(パラメーターをランクアップさせる)→魔力:E
・『疵獣の咆吼』ランク:A
・国王一座「解せぬ」
・『虚栄の空中庭園』→対界宝具
二つ目については、不死戦車っていうネーミングがアレだとか例えがイマイチパッとこないとか←
空中庭園が対界宝具ってのは「ん?」ってなりました。
あれ蝉様のみに作用する対人宝具じゃないんですかって。
とまぁ、ここまで書き連ねといて、一番言いたいのが何かって、

姐さんがジャックたちに[自主規制]される薄い本ください。
……あ、この二名出てるし自分が書けばいいのか(名案)

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