バカとE組の暗殺教室   作:レール

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五月
大人の時間


雄二の暗殺(というより実験)も終わり、殺せんせーの弱点が水であることが判明した。

しかし少しの水だけじゃ大した弱体化は望めないことも分かり、現状では暗殺に水は組み込みにくいということで普通の暗殺が続いている。雄二も多くの水が使用できる効果的な暗殺を校舎内でも行えないか考え中だ。

それ以外では化学大好き奥田愛美さんの毒殺が行われたものの、それを利用した殺せんせーが細胞の活性薬を作らせてスライム化していた。しかもスピードはそのままというはぐれメタルのような性能に皆はてんやわんや。相手に毒を盛るための国語力も必要ということで、放課後の国語授業に奥田さんが偶に参加するようになった。

そして今日から五月。いつもは殺せんせーだけが入ってきて朝のHRを始めるのだが、今日はいつもと少しだけ違っていた。何やら殺せんせーは外出用のカツラを被って変装しており、烏間先生も珍しく一緒に教室へと入ってくる。そしてその二人とともに入ってきた人物がもう一人……

 

「……今日から来た外国語の臨時講師を紹介する」

 

「イリーナ・イェラビッチと申します。皆さんよろしく‼︎」

 

烏間先生に紹介された笑顔で明るい女の人は、スタイル抜群で金髪巨乳美人の外国人だった。その上で胸の谷間を強調した服装……何処のAVから出てきたのかと言われてもおかしくないと思う。

 

「…………(タラー)」

 

その証拠にムッツリーニが静かに鼻血を垂らしていた。紹介されたイリーナ先生は何故か殺せんせーにベタベタで抱きついており、押し付けられる二つのメロンがトランスフォームしているのに耐えられなかったのだろう。

 

「……そいつは若干特殊な身体付きだが、気にしないでやってくれ」

 

そんなイリーナ先生に対して烏間先生が声を掛けてるけど……流石にその注文は無理でしょう。若干どころか全身特殊、というか人間ですらない生き物の外見を気にするな、なんて……

 

「ヅラです」

 

しかも殺せんせーは変装用に着けていたカツラまで外してしまった。僕だったら相手が先生じゃなくて普通の人間だったとしても気にする。

唐突に自身がカツラであることを告白してきた相手にどう接すればいいの?笑えばいいの?

 

「構いません‼︎」

 

えぇ⁉︎ 構わないの⁉︎

凄い、これが大人の女性の包容力ってやつか……中学生の僕には分からない領域だ。

 

「本格的な外国語に触れさせたいとの学校からの意向だ。英語の半分は彼女の受け持ちということで文句はないな?」

 

「……仕方ありませんねぇ」

 

今まで体育以外は全部殺せんせーが担当していたけど、どうやら今日から英語はイリーナ先生も担当するらしい。

先生も仕方ありませんとか言ってるけど、なんだかんだで女の人に抱きつかれて嬉しいようだ。

え?なんで分かるのかって?だって先生、顔をピンク色に変えて見たこともないくらいデレデレしてるもん。超生物だなんだと言われる前に先生も男ってことだ。

 

「あぁ、見れば見るほど素敵ですわぁ。その正露丸みたいなつぶらな瞳、曖昧な関節……私、虜になってしまいそう」

 

「いやぁ、お恥ずかしい」

 

うーん、それにしても世界は広い。僕が知らないだけでそんなところがツボな女の人もいるんだなぁ。僕も全身の関節を外せば外国人とかにモテるんだろうか?とてもじゃないけど真似できそうにない。

……あれ、確か殺せんせーって国家機密の存在であるはずじゃ……?烏間先生みたいに防衛省所属とかっていう紹介もされなかったし……普通の先生がE組に赴任してきても大丈夫なんだろうか?

 

 

 

 

 

 

午前の授業が終わって昼休み。僕らは全員で校庭に出て食後のサッカー……というより逆鳥かご?をやっていた。ただし皆の片手にはいつも通り銃やナイフが握られている。

 

「へいパス‼︎ へい暗殺‼︎」

 

そして鳥かごの中心にいる殺せんせーは何本もある触手を駆使して皆からパスされるボールを操っており、同じく撃ち込まれる対先生弾や斬り込まれる対先生ナイフを器用にリフティングやパスをしながら躱していた。

中にはボールを素手で投げつけている人もいる。いや、せめてボールくらいは足でパス出そうよ。

 

「殺せんせー‼︎」

 

と、僕らが“暗殺サッカー”をやっているところにイリーナ先生の声が掛けられたので一時中断する。

なんの用かと思っていると何やら本場のベトナムコーヒーが飲みたいらしく、烏間先生から足が速いことを聞いたイリーナ先生が殺せんせーに買ってきて欲しいと頼んでいた。

足が速いってレベルではないと思うけど、どうやら殺せんせーの正体は聞かされているようだ。じゃなかったら“ちょっと焼きそばパン買ってこいよ”感覚でベトナムに行かせる鬼畜な要求はしないだろう。

 

「お安いご用です。ベトナムに良い店を知っていますから」

 

相変わらずデレデレしっぱなしの殺せんせーは二つ返事でそのお願いを引き受けると、あっという間に飛び去っていってしまった。

それと同じくして昼休み終了のチャイムが校庭に鳴り響く。

 

「……で、えーと、イリーナ……先生?授業始まるし、教室戻ります?」

 

殺せんせーを見送って立ち尽くしているイリーナ先生に磯貝君が声を掛ける。こういう時に率先して動くのは磯貝君らしいよね。

 

「授業?……あぁ、適当に自習でもしてなさい」

 

しかしイリーナ先生はこれまでの明るい雰囲気を一変させ、笑顔を消すとともに煙草を取り出して火を点けた。

大人の女性はミステリアスで裏表があるとかよく言われるけど、幾らなんでも裏表の差が激しすぎるような……

 

「それとファーストネームで気安く呼ぶのやめてくれる?あのタコの前以外では先生を演じるつもりも無いし。“イェラビッチお姉様”と呼びなさい」

 

いきなり態度をガラッと変えたイリーナ先生に皆も戸惑って話し掛けられないようで、校庭を沈黙が支配する。

 

「……で、どーすんの?ビッチ姉さん」

 

「略すなッ‼︎」

 

こういう時に率先して茶化す(動く)のはカルマ君らしいよね。言葉だけなら磯貝君と同じ評価なのに、人が変わるだけで受けるイメージが全然違う不思議。

イリーナ先生もカルマ君の呼び方に冷たい雰囲気からキレツッコミを繰り出している。

 

「あんた殺し屋なんでしょ?クラス総掛かりで殺せな「えぇ⁉︎ イリーナ先生って殺し屋だったの⁉︎」……クラス総掛かりで殺せないモンスター、ビッチ姉さん一人で殺れんの?」

 

「明久、少し黙ってろ」

 

驚愕の事実に驚いた僕の反応などまるで聞こえなかったかのようにカルマ君は話し続けた。雄二はそんな僕に対して注意してくるだけだし、他の皆もこっちに生温かい視線を送ってくるだけで驚いてはいない。

……もしかして皆気付いてたの?気付いてなかったのって僕だけ?

 

「……ガキが。大人にはね、大人の殺り方があるのよ。……潮田渚ってあんたよね?」

 

イリーナ先生も同じように僕を完全無視して皆の顔を見回すと、皆の中から渚君に目を止めて近寄っていく。

名指しされた渚君が戸惑っていることも無視して距離を詰めると、心の準備をさせる間も無く唇を重ねた。

って唇を重ねたぁ⁉︎ なんて羨まーーーけしからん‼︎ しかもディープですよディープ‼︎ 神聖な学び舎で僕もやりたーーーやるのはどうかと思います‼︎ 早く渚君と変わーーー離してあげて下さい‼︎

 

「後で教員室にいらっしゃい。あんたが調べたっていう奴の情報、聞いてみたいわ。……ま、強制的に話させる方法なんて幾らでもあるけどね」

 

イリーナ先生は脱力してされるがままになっている渚君を抱き寄せた後に離すと、この場にいる全員に聞こえるように大きな声を上げた。

 

「その他も‼︎ 有力な情報を持ってる子は話しに来なさい‼︎ 色々と良いことしてあげるわよ」

 

「…………っ‼︎(ブシャァァアアッ)」

 

「ムッツリーニッ⁉︎ いったいどんな“良いこと”を想像したのさ⁉︎」

 

「……お主ら、少しくらいシリアスに出来んのか」

 

何やら秀吉が呆れてるけど、今はそれどころじゃない。

くっ、渚君への超絶キスを目の当たりにしてより鮮明に想像を膨らませてしまったんだ‼︎ E組に来て以来、鳴りを潜めていたムッツリーニの衝動(エロ)が爆発してるじゃないか‼︎

そして僕がムッツリーニの止血を試みていると、学校の外から色々な荷物を持った体格の良い男が三人ほど入ってきた。どっからどう見てもカタギではなさそうだ。

 

「技術も人脈も全てあるのがプロ仕事よ。ガキは外野で大人しく拝んでなさい。あと、少しでも私の暗殺の邪魔をしたらーーー殺すわよ」

 

現れた男達から小銃を受け取って脅してきたイリーナ先生は、そのまま男達と殺せんせーの暗殺計画を進めていく。

反対に皆の空気は重くて嫌なものとなっており、恐らくクラスの大半がこの先生に対して嫌悪に近い感情を抱いていることが僕にも分かった。

……それにしても、金髪巨乳美人でキレツッコミの女王様エロビッチな嫌われ殺し屋先生か。いったいどれだけの属性を付ければ気が済むんだ。

 

 

 

 

 

昼休みが終わって英語の授業。イリーナ先生は自分で言っていたように授業をする気はないようで、僕らは席に座ってただ時間が過ぎていくのを待つ時間を過ごしていた。

その先生は教卓の椅子に腰掛けてタブレットを弄りながらクスクスと笑っている。何を一人で笑ってるんだろうか?

 

「なー、ビッチ姉さん。授業してくれよー」

 

いつまでも授業を開始しないイリーナ先生に前原君が催促する。あ、“ビッチ姉さん”って言われて椅子からコケた。あれなら雛壇芸人でもやっていけそうだ。

前原君の言葉を皮切りにして皆が“ビッチ姉さん”“ビッチ姉さん”と連呼しまくる。ここまで“ビッチ”が飛び交うクラスも珍しいな。

いい加減に堪え切れなくなったらしく、先生のキレツッコミが炸裂した。

 

「あー‼︎ ビッチビッチうるさいわね‼︎ まず正確な発音が違う‼︎ あんたら日本人はBとVの区別もつかないのね‼︎ 正しいVの発音を教えてあげるわ‼︎ まず歯で下唇を軽く噛む‼︎ ほら‼︎」

 

キレたものの結果として授業はしてくれるようで、イリーナ先生は僕らに発音の仕方を教えてくれるらしい。でも日本人からすると英語を発音する時に下唇を噛む意味ってよく分からないんだよね。

取り敢えず僕らは言われた通り軽く下唇を噛んだ。

 

「……そう。そのまま一時間過ごしてれば静かでいいわ」

 

まさか発音の仕方どころか発音すらさせてもらえないとは思わなかった。

これまでにない斬新な授業だなー。あまりの斬新さに皆が下唇を噛み切らないか心配だ。

結局そのまま英語の授業が開始されることはなく、下唇を噛み締めたまま授業は終わることとなった。

……皆は次の体育で身体を動かしてストレス発散ってところかな。

 

 

 

 

 

「……おいおい、マジか。二人で倉庫にしけこんでいくぜ」

 

体育の射撃訓練中、キノコ頭っぽい髪型の三村航輝君が校舎脇にある倉庫を指差しながらそう呟いた。

確かに三村君の言う通り、イリーナ先生と殺せんせーがくっつきながら倉庫に入っていく姿が見える。ま、まさかこれから倉庫でニャンニャンするつもりじゃ……本当に何処の企画モノAVですか?しかもリアル触手プレイ……意外と高く売れそうだ。

……まぁそんなわけないよね。イリーナ先生が殺し屋だって言うなら、倉庫で殺せんせーを殺す準備でもしているのだろう。

 

「……烏間先生。私達、あの()のこと好きになれません」

 

「……すまない、プロの彼女に一任しろとの国の指示でな。……だが、わずか一日で全ての準備を整える手際。殺し屋として一流なのは確かだろう」

 

片岡さんが皆を代表して烏間先生に訴え出たが、先生は目を逸らして腰に手を当て、不本意といった様子で僕らに謝ってくれた。先生は何も悪くないんだから謝らなくてもいいのに……真面目な人だなぁ。実際に今のところ上手くいってるのも事実だし。

などと思っていたら次の瞬間には倉庫の方から激しい銃声が聞こえてきた。ってこの音は……まさか実弾?……もしかしてあの人、殺せんせー相手に実弾と本物の銃を殺しの道具として選んだのか?

……はぁ、ということは暗殺失敗かぁ。通常兵器は効かないって話なのに……渚君から聞き出した情報も全然当てにしなかったのね。

一分くらい銃声が続いてただろうか。それぐらいで響き渡っていた銃声が鳴り止んだ。

 

 

 

「いやああああぁぁぁぁーーー‼︎」

 

 

 

で、銃声の代わりにイリーナ先生の悲鳴と触手のヌルヌルする音が新たに響き渡る。哀れ、イリーナ先生は殺せんせーに手入れされることになったのだった。

先生の悲鳴は徐々に小さくなっていき、ひたすらにヌルヌルする音が鳴り続ける。……ちょっとヌルヌルしすぎじゃない?

 

「めっちゃ執拗にヌルヌルされてるぞ‼︎」

 

「行ってみよう‼︎」

 

皆も鳴り続けるヌルヌルが気になったようで、ムッツリーニ以外の全員で倉庫へと駆け寄る。

え?ムッツリーニ?あいつなら鼻血出して地に伏せてるから置いていったよ。多分リアル触手プレイでも想像したんだろう。

駆け寄って倉庫の前まで来た時、ドアが開いて中から殺せんせーが出てきた。

 

「殺せんせー‼︎」

 

「おっぱいは?」

 

また随分と直球で訊いたのは岡島大河君である。流石はムッツリーニと双璧を成すオープンエロだ。僕は君のそういうところ、嫌いじゃないよ。

倉庫から出てきた殺せんせーの表情は緩んでるんだけど、それまでイリーナ先生に見せていたデレデレした表情ではなかった。

 

「いやぁ、もう少し楽しみたかったですが……皆さんとの授業の方が楽しみですから。明日の小テストは手強いですよぉ」

 

「……あはは、まぁ頑張るよ」

 

何事もなかったかのように小テストの話をする殺せんせーに、渚君も苦笑いを浮かべながら答える。

そこで倉庫から二人目の人物が姿を現した。

 

「……まさか、わずか一分であんなことをされるなんて……」

 

続いて出てきたイリーナ先生は、何故か半袖短パンの体操服に鉢巻と随分健康的でレトロな服にされていた。

というかキュッとしたウエストのくびれとパッツパツの胸元、恍惚の表情で力なく開いた口から垂れる唾液が非常に目の毒だ。

ムッツリーニが来れなかったのは正解だったかもしれない。こんなものを見せられたら下手すると出血多量で死んじゃいそうだ。

 

「肩と腰のこりを(ほぐ)されて、オイルと小顔とリンパのマッサージされて……早着替えさせられて……その上まさか、触手とヌルヌルであんなことを……」

 

(((どんなことだ⁉︎ )))

 

本当、どんなことをされたんだろう?

うつ伏せに倒れ込んだイリーナ先生を見て、渚君が若干引きながらも真相を殺せんせーに訊いていた。

 

「殺せんせー、何したの?」

 

「さぁねぇ、大人には大人の手入れってやつがありますから」

 

そう答えた先生はいつも浮かべている三日月型の口を閉じ、顔文字みたいな真顔となって話を濁す。

うわっ、真顔なんだけどめっちゃ悪そうな大人の顔だ‼︎ 更に何をしたのか気になってきたぞ‼︎

 

「さ、教室に戻りますよ」

 

完全にいつもの調子に戻った殺せんせーは、集まっている皆を引き連れて校舎内へと戻っていく。

イリーナ先生、あのままだけど放っておいて良いのかなぁ?




次話
〜プロの時間〜
https://novel.syosetu.org/112657/7.html



土屋「…………“大人の時間”は楽しめたか?」

岡島「今回も後書きははっちゃけて行くぜ‼︎」

秀吉「ちょっと待つのじゃ‼︎ この二人の相手をワシが一人でするのか⁉︎」

土屋「…………何を動揺している?」

岡島「そうだぜ木下、いったいどうしたんだよ?」

秀吉「いやいやいや‼︎ 今回の内容にこの組み合わせは鬼にガトリング砲じゃろう⁉︎ 普通に真面目な話を頼むぞい‼︎」

土屋「…………分かった。では真面目にコスプレ体操服についての考察をーーー」

秀吉「そんなところを真面目にするでない‼︎」

岡島「ビッチ姉さんにブルマを使用しなかったのはやっぱり殺せんせーの趣味ーーー」

秀吉「じゃーかーらー‼︎」

土屋「…………今日は調子が悪い?」

秀吉「そうじゃな、悪くなるやもしれん……」

岡島「仕方ねぇ、少し控えるとするか。エロで苦しむ奴がいるなんてあってはならないからな」

土屋「…………自重すべき」

秀吉「お主もじゃ」

岡島「でも何について話すんだ?ビッチ姉さんの属性が今後も増えて属性過多になる未来についてか?」

秀吉「今話題にすることでもなかろう……ちと細かいが原作との違いについて話すとしようかの」

土屋「…………時間割りが変わっていたこと?」

岡島「そういや殺せんせーのテストが六時間目じゃなくて明日になってたな」

秀吉「うむ、よく考えてみよ。原作通りじゃと六時間目が殺せんせーの小テスト、五時間目が烏間先生の体育、四時間目がイェラビッチ殿の英語(自習)となるが……それではワシらは三時間目と四時間目の間に“暗殺サッカー”をしていたことになるぞ?」

土屋「…………休憩時間の十分では短すぎる」

岡島「あぁ、だから外で“暗殺サッカー”をしていてもおかしくない昼休みにズラしたのか。で、結果として殺せんせーの小テストは明日になったと」

秀吉「そういうことじゃな。では今回はここまでにしておこう」

岡島「え、もう?いつもより早くないか?」

土屋「…………(コクコク)」

秀吉「他に特筆すべきところはないからの。お主らのフリートークに付き合わされたら敵わん」

岡島「ひでーなぁ。俺達の会話なんてエロが天元突破してるだけでーーー」

秀吉「じゃからそれに着いていけんと言っとるのじゃ‼︎ ということで終わりと言ったら終わりなのじゃ‼︎」

岡島「あ、おい‼︎ ……そんな走って帰らなくてもいいだろうに」

土屋「…………じゃあ次回も楽しみにしておけ」





明久「……今回の内容って原作を僕視点で進んでるだけで、時間割り以外はほとんど変わらないんじゃーーー」

殺せんせー「吉井君、シーッ‼︎ 世の中には気づかなくていいこともあるんです‼︎」

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