『秋月純一』
本作の主人公。
元々は社畜サラリーマンだったが、ある日を境に三国志と似た世界に入り込んでしまう。山賊に襲われている荀彧を助けた事で縁が生まれ、魏の所属になり、『天の御使い兄弟』として認知される。役職は『北郷警備隊副長』『北郷警備隊お洒落同好会会長』『北郷警備隊絡繰同好会責任者』『血風蓮頭目』等、何故か役職が徐々に増えていく事になる。
世話になっていた荀家で顔不から『気』を学んだ後、漫画やアニメで憧れた技が使えるとはっちゃけて様々な気功波を使おうとするが成功率は低く技そのものが発動しないか自爆の二択となっている。『かめはめ波』『波動拳』『ライダーキック』等の基本となる技は一通り使用可能。
元々漫画やアニメが好きなのもあるが実は結構博識だったりする。
重度のヘビースモーカー&ヘビードリンカー。
紆余曲折を経て桂花と両思いになったが間の悪さと周囲の邪魔(ヤキモチ含め)が入る為に上手くいかない事が多い。
魏のみならず蜀、呉ですら『種馬兄弟』の名が広まっており『種馬兄』と呼ばれる事もある。
付き合いの浅い人間や噂しか知らない者は純一を『節操のない種馬』『女ったらし』等の悪い噂を信じるが、純一とある程度の交流を持てば純一本来の人柄を知る事が出来て今までの認識を改める事が多いがそこに至るまでが大変な事態に繋がる事が多い(馬超、甘寧等)
また本人も大概の事は笑って済ませようとする性質である為、その人柄に惚れられる傾向にある。
現在のヒロイン枠
『桂花、真桜、華雄、月、詠、斗詩、音々音/ねね、祭、美羽』
『桂花』
純一のメインヒロイン。
原作ではツン100デレ0ヒロインと言われたが本作では見事なツンデレとなった。純一曰く『クラシックのタイプのツンデレでありデレた時の破壊力は凄まじい』との事。未だに純一を名で呼ぶ事が出来ないのが悩みの種。
『真桜』
原作では凪、沙和と共に三羽鳥三人で一刀に惚れていたが今作では純一に惚れた。純一の発案の発明品を真桜が開発するパターンも多く原作以上にカオスな状態となりつつある。
純一との関係は周囲からは仲の良い兄妹に見られている。
『華雄』
原作では関羽や孫策に敗北したり、野党に身を落とす等不遇が多かったが今作では魏に降った事で運命が変わる。純一との交流で今までの認識が変わり、猪武者から有能な将へと変わっていった。現在では春蘭と肩を並べ魏の双璧と呼ばれる様になった。
純一発案の特殊部隊『血風蓮』の指南役兼北郷警備隊副長補佐でもある。三羽鳥と対をなす『三武狼』の一人。
『月』
原作では蜀に保護されたが今作では魏に保護された。何かと無茶無理を繰り返す純一の監視役としてメイドとして仕える事になり、現在では魏の城の侍女筆頭の『メイド長』となっている。恋愛事に関しては周囲が驚く程に積極的になっている。
『詠』
月同様に蜀ではなく魏で保護され、純一の監視役と補佐となっている。月に比べると家事が苦手な為に仕事関連で純一の助けとなっている。桂花以上に純一のセクハラ被害にも遭っており、過去には下着のサイズが合わなくなる程に成長を促された。
他のヒロイン曰く『桂花の次に純一に愛されている』『ある意味では桂花以上に純一の理解者となっている』と認識されている。
『斗詩』
原作と違い袁紹と袂を分かち、魏の所属となった。魏の所属となった際に武器や鎧も一新している。大槌からトンファーになった。
恋愛事に関しては皆から一歩引いた位置で和かに見ている事が多く暴走しがちな乙女達を嗜める機会が増えている。三羽鳥と対をなす『三武狼』の一人。
現在の悩みは三国同盟で交流が盛んになると麗羽、猪々子、真直が純一と仲良くなり、なし崩し的に恋愛関係に発展するだろうと確信してしまってる事。
『音々音/ねね』
原作と違い魏の所属となった。純一に亡き父の面影を感じているが徐々に恋愛思考へとシフトしていった。
『祭』
呉の所属だったが現在では魏の客将となっており、赤壁で死に時を見失った際に純一の機転で生きる事を決意。更に自身の女を呼び起こした責任を取れと押しかけ女房的な位置へと収まった。
『美羽』
純一が天の国(未来)から戻って降り立った際に最初に出会った少女。当初は持ち前のワガママを発揮していたが荀家で過ごす内に自身のしてきた事を反省して魏の所属となり現在はメイド見習いとして働いている。
気の才能が非常に高く特に医療気功に優れている。
『北郷一刀』
原作主人公。基本的な立ち位置は原作通りだが純一が居る為に『頼れる兄』として純一を慕っている。純一に対して基本的には敬語だがツッコミを入れる際には辛辣な口調になる事もある。純一のネタに対して的確なツッコミを入れる事が出来る程に知識の幅も広い。
魏のみならず蜀、呉ですら『種馬兄弟』の名が広まっており『種馬弟』と呼ばれる事もある。
現在のヒロイン枠
『華琳、春蘭、秋蘭、季衣、流琉、稟、風、霞、凪、沙和、恋、天和、地和、人和、華侖、栄華、柳琳、香風』
『華琳』
一刀のメインヒロイン。
一刀を愛しい人と認め、純一は『だらしない兄』としてみているが一刀同様、魏は勿論自身にも欠けてはならない存在だと認識している。なんやかんやで純一に一刀の相談を持ち掛ける等、信頼はしている。
一刀には『華琳』純一からは『大将』と呼ばれている。
『凪』
基本的に原作と立ち位置は変わらないが一刀の事を純一に相談したり、逆に気の事で相談を受けたりと原作よりも一刀に一歩踏み込んだ立ち位置となっている。
『恋』
原作と違い魏の所属となった。一刀とは恋仲であり、純一の事は安心して戦える相手と認識している。
『天和、地和、人和』
原作との立ち位置は変わらないが一刀の事はマネージャーとして認識しているが純一の事はプロデューサーと認識している。
『春蘭、秋蘭、季衣、流琉、稟、風、霞、沙和、恋、華侖、栄華、柳琳、香風』
立ち位置は原作と変わらず一刀ヒロイン。純一との仲も基本的には良好。特に霞は良い飲み仲間と気が合うとして仲が良い。
『大河』
三国志における高順であり真名は大河。原作には存在しないキャラ。
性格そのものは真面目な部類だが、年相応に遊び好きで人懐っこい。
四年前は背が低く、女顔で良く女の子に間違われていた男の娘。純一の戦いに憧れて弟子となり気の力を学んで『魔閃光』を修得した。三羽鳥と対をなす『三武狼』の一人。
現在では背も高くなり、身体つきもしっかりしたものとなったが女らしい面影が残っている。
赤壁で祭が連れていた雛里に一目惚れして恋愛感情を抱く。
真面目な性格の為に恋愛には奥手であり、種馬兄弟とは真逆となった。現在では雛里と交際しているが奥手過ぎて手を繋ぐのが精々となってしまっている。
『雛里』
赤壁で会った大河と交際を始め、現在では所属を蜀から魏へと移している。
恋人関係になった大河が手を出さないのは自身を大事にしてくれているとは分かってはいるのだが、まるで手を出す気配がない大河にモヤモヤしている。
『荀緄』
原作には存在しなかった桂花の母。桂花そっくりの容姿。髪型はロングヘアー。目元は少々タレ目で何処か優しげな雰囲気を持つ。
この世界に迷い込んだ純一を荀家に匿った人物であり、この世界の過ごし方を教えた人物。純一の事は息子の様に思っており桂花の婿と思っている。
『顔不』
荀家のお抱えの武人であり、気の達人。純一の気の師匠であり、豪放磊落と言う言葉が良く似合う性格。
『血風蓮』
純一発案の魏の特殊部隊であり、集団戦闘の達人が揃う。血風蓮の大半が元華雄隊の人間で構成されている。全員が編み笠を深く被り、武器は七節棍や刀。