休日。炎佐がいつものように家で暇を持て余し、暇潰しにナナかモモをからかいにリトの家に遊びに行こうかなぁと考えていた時。突然テーブルの上に放置していた携帯からメールの着信音が鳴り始め、同時にバイブによって振動する。
「はいはいっと……ん? 珍しい相手だな……」
炎佐は携帯を取り、メールの相手を確認。その相手を確認すると不思議そうな声を漏らしてメールを確認する。
[へいダーリン☆ デートしようZE♪]
単刀直入というか分かりやす過ぎるというか。そんな内容のメールに炎佐の目は細くなり、彼はカチカチとメールを打つ。
[寝言は寝て言え]
負けず劣らず単刀直入な言葉でメールを送り、送信完了の文字が携帯に出たのを確認してから炎佐は携帯をテーブルの上に置く。が、その瞬間けたたましい着信音が鳴り出し、バイブがぶんぶん振動。放っておいたら永遠に続きそうな気がする荒ぶる携帯電話を見た炎佐はめんどくさそうに電話に出た。
「おはよう籾岡さん、そしてお休みなさい良い夢を」
[寝ないから! 別に寝言とか言ってないから!!]
挨拶だけして電話を切ろうとする炎佐だがそれを阻止せんばかりのキレのいいツッコミが電話向こうの少女――籾岡里紗から入る。
「で、マジで何か用?」
[あーいや、さっきのメールが本当に用事っていうかさ……氷崎、一日でいいからあたしに付き合ってくんない?]
「……話くらいは聞くよ」
普段の溌剌とした様子とは真逆の困った様子を見せている里紗に、炎佐は何か感じ取ったのか話くらいは聞くと促す。それから里紗が話しだすことによると、最近しつこく言い寄ってくる男がいてしかもここ最近はストーカー行為にまで発展しているらしく、実害はないものの鬱陶しくて参っているらしい。
[もううざったいのなんの。ま、そこで氷崎を彼氏として見せてやればもう諦めるかもってさ。氷崎、顔がキズモノなのが玉に瑕だけど結構かっこいいしね]
「そりゃどうも。けど別に俺が受ける理由ねえじゃん」
[そこをなんとか! 昼飯奢るからっ! 今電話の向こうでは両手合わせて頭下げてますっ!!]
にゃははと笑う里紗に対しやる気なさげな炎佐だが里紗は必死の声で頼みこみ、その声を聞いた炎佐ははぁとため息をついた。
「分かったよ、分かりました。やればいいんでしょ?」
[ひゃっほい! さっすがダーリン♪ 愛してるぜ☆]
「電話切るよ」
[じょーだんだってば。じゃ、悪いけど迎えに来てくんない? 彼氏っぽく、ね?]
「努力するよ」
根負けして里紗のお願いを受ける事にした炎佐。それから二人は一言二言話して電話を切った。
それから炎佐はポケットに財布や携帯を入れ、万一のためにデダイヤルの準備も行ってから家を出て行き、里紗の家までやってくる。
「……確かに、妙な気配がするな」
里紗の家の前に立った時、炎佐は人の気配に勘付く。だが隠れているところから動く様子はないため一応今は放っておき、炎佐は携帯でさっと「家の前に来たよ」という旨をメールで送る。それから少し時間を置いてから玄関のドアがバァンッと開いた。
「きゃっほーいっ、ダァーリーン!」
「ぶわっ!?」
家から飛び出した里紗が満面の笑顔で炎佐に飛びついてそのまま抱きつき、炎佐は怯みつつも鍛えているのは伊達ではないのか里紗を支えたまま体勢を保持する。
「な、なんのつもり、もみおむぐ――」
「里紗って呼んで」
怒ろうとする炎佐だが里紗はすぐさま炎佐の口を手で塞ぎ、炎佐の耳元に口をやると真剣な声色でそう囁く。
「お、おい里紗! なんだよその男!?」
里紗が囁くとほぼ同時に現れる男性。金髪ロン毛にピアス、服装なども含めて全体的にチャラいイメージを与える。と、里紗はチャラ男に向けてんべっと舌を出し、炎佐に抱き付く力を強める。
「あたしの彼氏。ってかしつこいのよあんた」
「なっ、なななななっ……お、お前、この僕を弄んだのか!?」
「弄んだも何も、あんたが落としたもん気まぐれで拾ってあげただけじゃん。それだけだってのになんだかんだうっさいしさ~」
里紗の言葉に激昂するチャラ男だが里紗はめんどくさそうに返しており、そのまま炎佐の方に顔を向けてにぱっと微笑む。
「さ、行こっかダーリン♪」
「お、おう……里紗……」
チャラ男に向けた声はめんどくさそうな低い声だったのに対し自分にかける声は明るく高い声、その変わり身の早さに炎佐は驚きつつこくりと頷いて里紗にやや引っ張られる形で歩き出す。
(……なんか、殺気が酷いな)
その背中に刺さるチャラ男の殺気というか視線を受けつつ、炎佐は複雑な心中を覚えるのであった。
「……で、さ」
「ん?」
とあるファミレスに入り、ドリンクバーと料理を注文した後に炎佐が里紗に声をかけ、里紗は先に来たドリンクバーで入れてきたメロンソーダをストローでぶくぶくと息を吹き込んで泡立てる遊びを止めて炎佐の方を向き、だがストローは銜えたままで「どうしたの?」と言いたげに首を傾げる。
「これからどうすんだよ? あいつ、まだ近くにいるぞ」
炎佐がそう言ってちらりと視線だけを店の外に向ける。そのすぐ近くに立っている電柱の影には確かに例のチャラ男が隠れていた。
「うはー、あいつまだ諦めてないの? 氷崎を見せりゃ諦める根性無しだと思ったのに……」
里紗も炎佐の視線の方を見てチャラ男がいる事に気づくとうはーと嫌そうな声を出す。その時丁度注文した料理がやってきたため「ありがと」と軽く店員にお礼を言ってそれぞれ炎佐は海鮮丼、里紗はハンバーグ定食を自分の前に持ってくる。
「しょうがない。昼飯を食べながらこの後のプランを練るとするか」
「なんだかんだノリノリじゃん。やっぱこんな美少女とのデートは役得ってわけかい? はむ」
炎佐は海鮮丼に醤油をかけながら呟き、里紗はけらけらと笑いながらそう答え、からかいの言葉を口にしながらご飯を一口食べる。
「
里紗とのデートを楽しむではなくビジネスライクに開き直った様子の炎佐に里紗はジト目を向ける。
「へぇ、別に楽しいってわけじゃないっと……」
「里紗、なんか言った?」
「べっつに」
里紗の呟きに炎佐が聞き返すが、里紗はそう言ってメインのハンバーグをナイフとフォークできこきこと一口大にカットする。
「はい、あーん」
「ぶふっ!?」
そしてそれを何のためらいもなく炎佐の口の前へと差し出し、炎佐は思わず吹き出す。ギリギリで口の中のものを飲みこんでいたため米や刺身を吹き出すという行儀の悪い真似はしていない。
「ちょ、里紗!?」
「見せつけてやりゃ諦めるかもじゃん? ほらほらあーん♪
にやにやとからかいの笑みを浮かべながらほれほれとハンバーグを刺したフォークを猫じゃらしのように揺らす里紗。
「……チッ」
一つ舌打ちを叩いた後、炎佐は彼女の要求に応えるのであった。
「ふ~。あいつもいなくなった事だし、快適快適♪」
ファミレスから出た時、里紗は周りに例のチャラ男がいない事を確認した後機嫌よく伸びをする。
「にしても、悪いね氷崎。昼飯奢るって約束なのに……」
里紗がどこか申し訳なさげな顔を見せる。今回のデートの見返りとして炎佐にあったのは今日の昼飯は里紗の奢りという約束。しかし炎佐は自分の分どころか里紗の分まで支払いをしていたのだ。
「気にしなくていいよ。一応今は里紗とのデートって事になってるんだし、だったら彼氏役の俺が払う方が自然だろ? 心配しなくても全部終わった後ちゃんと諸費用請求するから。細かい経費云々は友達割引してあげるし」
「そ、そりゃどーも……」
あくまでビジネスライクに動く炎佐に里紗は苦笑を見せる。
「り、里紗!」
「……と思ってたらまたこれだよ」
後ろからまた聞こえてきたチャラ男の声。里紗はめんどくさそうに声を出して振り向く。と、里紗は「げっ」と声を出し、炎佐は不思議そうな顔をして振り向く。
「げっ」
そして彼も里紗の同じ言葉を発した。朝のチャラ男以外に三人増えており、しかもどいつもこいつもガタイがよく一般学生からすれば威圧感のある男達だった。
「は、話は聞いたよ? そいつ、里紗の彼氏じゃないんだって?」
「やっば……てか盗み聞きかよ」
チャラ男の言葉に里紗は口に手をあてて呟いた後、よく考えたら盗み聞きされたことを怒る。
「この僕を馬鹿にしやがって……め、目にものみせてやる……」
「はぁ……下がってて、籾岡さん」
もう恋人の振りをする必要もなくなったためか普段の状態に戻った炎佐。
「な、なんだよ、お前……な、なんで里紗にそこまでするんだ!?」
「今回の
「氷崎……」
炎佐はチャラ男の言葉に対し不敵に笑いながら返し、里紗が感動したように声を漏らす。それを聞いたチャラ男は口元が避けたかのような笑みを浮かべた。
「ヒ、ヒヒヒ……地球人ごときが、これを見てもそんな事が言えるか!?」
チャラ男が邪悪な笑みを浮かべてそう叫んだ瞬間、威圧感溢れる男達の身体が膨張。その威圧感が増す。
「…………お前ら、異星人だったのか」
「えっ!?」
が、炎佐は冷めた目を見せており、むしろそうぼそりと呟いていた。里紗も炎佐の台詞を聞いて納得したのか「あー」とか頷いており、チャラ男はむしろ困惑した様子を見せている。
「ふーん。擬態タイプの異星人かと思ったが、それなりの威圧感も本物となると単純に地球人に変装しているだけと考えるべきか?……」
「な、お、お前、地球人ではないのか!?」
「おうよ。デビルーク生まれデビルーク育ち地球活動中の異星人だ」
どうやら異星人だったらしいチャラ男の困惑気味の言葉に炎佐はそう言い返す。
「な、くそ、こうなったら……やっちまえ!」
チャラ男の指示を受け、男達が一斉に炎佐に襲い掛かる。
「最初からそう来てくれた方が早かったよ!」
それにエンザも赤色の瞳を宿した目を研ぎ澄ませながら真正面から殴り込み、掌底を相手の腹に打ち込むと同時に手の平から爆発を発生させ、一人目の男を吹き飛ばす。
「おおおぉぉぉぉっ!」
「甘いっ!」
その右から二人目の男が殴りかかるが、エンザは掌底から続けて手を手刀の形にし、手に炎を纏わせて振るう。その手刀が二人目の男に突き刺さり、熱と痛みに怯んだところに蹴りを入れて吹き飛ばした。
「取ったあああぁぁぁぁっ!」
二人目の男に蹴りを入れている隙に背後から襲い掛かる三人目の男。だがエンザはそれを予期していたように地面をダンッと踏み込み、同時に彼の背後のアスファルトが割れるとそこから炎が噴き出る。
「づあっ!? ぐあっ!!」
相手がその炎に怯んだところに炎佐は後ろ目掛けて飛び込んで押し倒すようにしつつ肘を入れ、体重をかけた一撃で三人目の男を気絶させる。
「……ちょっと袖口が焦げたくらいか。熱や炎のコントロールのリハビリになったな」
上着の右袖口が少し焦げた程度と被害を確認しながら炎佐は残るチャラ男がどこに消えたかと探す。
「う、動くな!」
「!?」
「ひ、氷崎……」
突然聞こえてきたチャラ男の声。炎佐も咄嗟に声の方を向くが、そこにはチャラ男が何か粉状のものを入れたビンを手に里紗にもはや抱きつくレベルで掴みかかっている光景があった。
「おいお前……なんのつもりだ?」
「こ、こうなったら仕方ない……このホレダンの花の花粉は女性から男性への強力な惚れ作用がある……これで里紗を俺の虜にしてやる……」
チャラ男はそう言ってビンの蓋を開けようとする。が、その瞬間ビンの蓋が凍り付いた。
「げぇっ!?」
「んな事を許すと思うか?」
驚きの声を上げるチャラ男に対し、炎佐は青い瞳を宿す目から放つ冷たい視線でチャラ男を貫いていた。
「な、お、お前、い、一体……デ、デビルーク星人じゃないのか?……」
「デビルーク生まれデビルーク育ちとは言ったが、デビルーク星人と言った覚えはない。俺はフレイム星人とブリザド星人のハーフ。俺の名はデビルーク親衛隊客員剣士、エンザ」
「デビルーク……親衛隊……」
炎佐は威風堂々と名乗りを上げ、その称号を聞いたチャラ男の顔が青くなる。
「その通り。そして今お前が捕まえている奴をどなたと心得る?」
「「へ?」」
突如炎佐は大仰に里紗に手を向ける。
「彼女こそデビルーク星大王ギド・ルシオン・デビルークが長子、デビルーク星第一王女ララ・サタリン・デビルーク様の親友、籾岡里紗様なるぞ? 彼女に対する無礼、それはつまりプリンセス・ララ、ひいてはデビルークを敵に回すことと知っての所業か?」
「な、ひ……」
とんでもないハッタリ。しかしチャラ男は顔を真っ青に染め上げる。
「し、失礼いたしましたぁ~!!!」
そしてホレダンの花の花粉なる物体が入っているビンを空高く放り捨て、脱兎のごとく逃げ出したのであった。
「……籾岡さん、大丈夫?」
「いやいやいや……どんなハッタリかましてんのあんた!?」
全てが終わり、普段の地球人氷崎炎佐に戻って声をかけてくる炎佐に里紗が全力でツッコミを入れる。
「いや……籾岡さん、あいつしつこいって言ってたでしょ? 殴ってどうにか出来ればいいけどこうなったらいっそハッタリでデビルークの権威使っちゃおうかと思ってさ。実際、籾岡さんに何かあったらララちゃん怒るだろうし、それをちょっと口車に乗せてやればザスティン達くらいは動かせるよ」
「あんた意外と性質悪いね!?」
悪びれもせず敬意の対象であるはずのララ達を利用すると言い出す炎佐に里紗はまたも全力でツッコミを入れる。と、その時上空からヒュ~という音が聞こえてくる。
「「ん?」」
二人そろって上を見上げる。落ちてきているもの、それはビン。恐らくチャラ男が投げ捨てたホレダンの花の花粉なる物体が入っているものだ。そして二人の目線が地面の方に動き、同時にパリィンという音と共に花粉が二人を包み込んだ。
「「げほっげほっ!?」」
咳き込む二人、少し置いて風が吹き、花粉が吹き飛ばされる。
「だ、大丈夫? 籾岡さ……」
炎佐は里紗に声をかけるが、そこで彼はさっきチャラ男が言っていたことを思い出す。ホレダンの花の花粉、それは女性から男性に対する強い惚れ作用がある。だがもう遅く、里紗は炎佐の方を向いてしまっていた。
「あ、あの……籾岡さん、その……ど、どこかおかしくなったりしてない?」
「……いや、別に?」
惚れ薬という厄介そうなものを完全に浴びているにも関わらず里紗は平然としており、むしろ炎佐の言葉に首を傾げて返答した後、花粉で汚れた服を見て嫌そうな顔をしていた。
「あーっくそ、これお気になのに……とっとと帰って洗濯しなきゃ」
里紗はそう言い、ふぅと息を吐いてもう一度炎佐を見る。
「んじゃ、氷崎。あいつもう懲りただろうし、今日は終了って事でいいわ。またね」
「あ……うん、了解。後で今日の昼食代や諸経費の請求書を送るから、よろしく」
「おーらいおーらい。じゃ、また学校でねー」
里紗は炎佐からの請求書の確認を聞くと手をひらひらと振って帰路につき、炎佐もどこか納得いかない様子で首を傾げるが、自分も思いっきり花粉を浴びている事を考え、服を洗濯してシャワーでも浴びようとさっさと家に帰っていくのであった。
「ホレダンの花、ですか?」
翌日。炎佐はリトの家を訪ね、モモにホレダンの花について尋ねていた。モモはその花の名前を聞き、首を傾げる。そんな花は知らない、というよりは何故炎佐がその花について聞くのかが不思議。という様子である。
「あぁ、賞金稼ぎ時代の知り合いが知らないかって聞いてきてな。モモなら植物に詳しいだろ?」
炎佐もしれっと嘘をついて情報を得ようとする。モモもそこの真偽に関してはどうでもいいのか「そうですねぇ」と呟いて思い出すように虚空を見上げ、頬に指を当てた。
「たしか、ホレダンの花から出る花粉を吸い込んだ女性は、その時最初に目にした男性に猛烈に惚れ込んでしまう効果がある。と聞いた事があります。お母様の
「い、嫌な事を思い出させないでくれ……」
「自分で聞いてきたくせに」
モモの説明の最後の例えを聞いた炎佐が突然頭を抱え、モモは呆れつつもにやにやとした笑みを隠していなかった。と、そこで彼女は思い出したのか「あっ」と声を出す。
「ですが、既にその目にした男性に恋心を抱いている女性が吸い込んでも効果はない。という事も聞きました」
「恋心、ねぇ……そのホレダンの花の花粉ってのは貴重なものなのか? 偽物をつかまされやすいとか」
「さあ? そこまでは分からないです」
モモの説明を受けた炎佐はそう、昨日の出来事から気になった事を質問。だがモモも流通までは分かっていないのか首を傾げて返した。
「……ああ、とりあえずは分かった。ありがとな、モモ」
「いえいえ」
目的を達成した炎佐はモモにお礼を言い、モモもにこっと微笑んで返すと炎佐はリトの家を後にする。
「……既にその目にした男性に恋心を抱いている女性が吸い込んでも効果はない。ねぇ」
ふぅ、と息を吐くかのように自然に口から出てきたのは、モモから聞いたホレダンの花の花粉の効果の一文。
「……まさかな。偽物でもつかまされたに決まってる」
炎佐は自嘲するように笑い、その事について考えるのを止め帰路につくのであった。
ついにリトが御門をも落としたという噂を聞き、戦々恐々となっているカイナです。っていうかやべえ、恭子といい凜といい、この作品のヒロインに考えてる今までリトと恋愛フラグが立ってなかったキャラがどんどん落とされていく……このまま里紗まで完落ちしたら……。(汗)
というわけで、本来は
さて次回こそV・M・C編にしようか。それとも今度は凜ヒロイン編を作ろうか迷うところだな……まあ凜の方はネタ浮かばないしとっととストーリーを勧めようかな。
では今回はこの辺で。ご指摘ご意見ご感想はお気軽にどうぞ。それでは。