「……ドクター・ミカド。休日にいきなり呼び出して何用かと思ったんですが……」
とある日曜日。炎佐は部屋でゴロゴロと暇を持て余していた時突然御門に呼び出され、面倒なので断ろうとしたものの「どうしても」「緊急の用件」としつこく食い下がられてしまい、彼女の自宅へとやってきていた。そしてその彼は怪訝な目を、御門の横に立つ金髪ロングの美女へと見せていた。
「あんた、ヤミちゃんに何させてんですか?」
「勘違いも仕方ないけど……違うわ」
怪訝な視線に対しておどおどという感じの反応を見せている金髪ロングの美女、その顔立ちはヤミにそっくりで、おどおどしているものの黒色のスーツをしっかりと着こなしている姿はヤミが大人になったかのような印象を与える。だが炎佐の問いかけに御門は頭を押さえながらそうツッコミを返した後、美女に手を向ける。
「彼女はティアーユ・ルナティーク」
「……ティアーユって、もしかして」
御門の少ない紹介で何かを察したらしい炎佐。それに御門もこくり、と頷いた。
「銀河の外れの星で暮らしていたのを見つけて、連れてきたの……ヤミちゃんやリト君を取り巻く今回の件で、ティアの力も必要になるから」
「……よくもまあ見つけられましたね」
御門の真剣な顔での言葉に炎佐がぽかんとした様子で答えると、御門はふふっと笑った。
「手がかりを探してデータを整理していたら、自分でも忘れていた古いデータが出てきたのよ」
そう言って御門は一枚の画像データをタブレット端末のような装置に出力する。そこに映し出されているのはどこかで見覚えのある顔をした黒髪の美少女と金髪の美少女だ。
「ヤミちゃんに似てるな……」
「ええ。こっちがティア、そしてこっちが私よ」
どこか自慢げな笑みを見せながら写真を見せる御門。炎佐は「へー」と返しながら画像データと御門を交互に見た。
「昔は可愛かったんですね」
「……それはどういう意味かしら?」
炎佐の回答にピキッと額に青筋を立てて尋ねる御門。が、炎佐は「ご想像にお任せします」とへらへら笑いながら答える。完全にからかっていた。しかも普段は炎佐をからかっている御門が「ぐぬぬ」と呟いている辺り、立場が逆転している。
「で、話を元に戻しますが。ドクター・ルナティークと俺を顔合わせさせる理由が何かあるんですか?」
「……うん。ティアには明日から彩南高校で働いてもらう事になってるの。校長からは私の推薦として許可を取ってるわ」
御門はそう言い、再び真剣な目を見せる。
「今回の件で色々物騒になってるし、あなたにはティアの護衛を頼みたいの」
「あんた俺を過労死させたいのか?」
「ひ、必要とあれば体力増強の秘薬とか支給するし……」
「んな問題じゃねえよ」
御門の言葉に既にデビルーク王家からリト&ララ達姉妹の護衛を請け負っている形になっている炎佐はツッコミを返すが、やがて「はぁ」とため息をついて頭をかく。
「まあ、ほかならぬあんたの頼みだ。学校内で、ドクター・ルナティークが変なトラブルに巻き込まれないよう見張るくらいならしますよ」
「そう言ってくれると信じてたわ」
なんだかんだ文句を言いつつ御門のお願いを了承する炎佐。それに対し御門は嬉しそうな微笑みを浮かべながら答え、炎佐はふんと鼻を鳴らした後、ティアーユの方を向く。
「改めまして。初めまして、ドクター・ルナティーク。俺はエンザ、かつては宇宙を駆ける傭兵をしていましたが、今は静養の後、地球関係限定で復帰しています」
「あ、ティ、ティアーユ・ルナティークです。その、ティアで構いません」
傭兵としての礼儀か、護衛対象となるティアーユに礼儀正しく挨拶をする炎佐にティアーユは慌てたように答えながら、所在なさげにふわふわと浮かせている右手で握手しようと試みたのか、慌てた足取りで炎佐に歩き寄る。
「きゃっ!?」
「へ? ぶわっ!?」
だがその時ティアーユは自分の足に前に出そうとしていた足を絡ませてしまい、バランスを崩す。何もない場所でこけるというリトみたいな真似に炎佐も目を点にして固まってしまい、バランスを崩して倒れ込んできたティアーユに巻き込まれてしまう。
「……っつ~……」
痛みに呻きつつ、炎佐は巻き込まれて倒れた時に反射的に閉じてしまっていた開く。その視界に広がるのは真っ黒な何かと顔を覆うような柔らかな感触、そしてやけに良い匂い。
「「……っ!?」」
それが何かを理解してしまった炎佐も、自分がどういう状況になっているのかに気づいたティアーユも同時に顔を真っ赤にし、ティアーユはがばっと起き上がる。先ほど炎佐の顔を覆っていたもの、それはティアーユの豊満な胸だった。
「ごっ、ごごごごめんなさい!」
「い、いや、こちらこそすみませんでした!」
ティアは慌てたように、しかし何故か両腕で胸を隠すようなポーズを取りながら慌てて頭を下げ、炎佐も必死に頭を下げる。
「…………」
ちなみにその光景を見ている御門がやや不満げな顔を見せていたが、それに二人が気づくことはなかったのであった。
その翌日の放課後。炎佐はリト、モモ、そしてティアーユと共に学校の屋上にやってきていた。ちなみに彼女が彩南高校2-A副担任としてやってきた時、その美貌や容姿端麗さに魅了された猿山をはじめとした男子勢から質問責めにされたり、校内一の変態こと校長から逃げ出した時にリトとトラブルを起こしたりしていたのはまた別のお話。
「じゃあ……ティアーユ先生でもメアさんやマスターの事については分からないんですか?」
「ええ……私も組織にいた頃進められていた計画の全てを知っていたわけじゃないの」
モモの言葉にティアーユはそう返し、しかし「黒咲芽亜という子がヤミの開発データを基に作られた第二世代なのは確かなはず」と続ける。
「マスターについては……今の段階では推測しかできないわ。研究者の生き残りなのか、それとも……」
「たしかに……未だに姿も見せないもんな」
ティアーユの言葉にリトも困ったように頬をかく。
「メアの奴をとっ捕まえて無理矢理聞き出せれば早いんだがな……」
「流石にそれは……」
「分かってる。ナナを悲しませたくはない。それはどうしようもなくなった時の最終手段だ」
炎佐は敵の一員と分かっている芽亜を捕まえて聞き出す事を考えるがモモがそれについてのデメリットを懸念。炎佐もデメリット、すなわち芽亜の友達であるナナを悲しませたくはないため、それは余程でない限り実行に移さない事を彼女に伝える。
「ごめんなさい。あまり役に立てなくて」
「いえ。先生の存在はこれから何かと心強いです……だからこそ、護身用にこれを」
謝るティアーユにモモはそう言い、彼女に三つの植物の種を渡す。彼女曰くダヅールという植物の種であり、地面に叩きつけると衝撃で急激に発芽。相手の身体に絡みついて動きを止める特性を持つのだという。さらに発芽と同時にモモを呼ぶ信号を出すように品種改良をしているため余程遠くでない限り駆けつけられる。ということだ。
「マスター側が先生に何か仕掛けてこないとも限りませんから。エンザさんがいる限り心配ないとは思いますが、一応念には念を入れて」
「ありがとう」
モモからそう説明を受け、ティアーユはお礼を言って種を受け取る。
「嬉しいわ、モモちゃん。あのコに……あなたみたいな頼れる友達がいて」
「……ヤミさんから、頼まれましたから」
「あのコから?」
ティアーユの心からのお礼にモモは照れたようにはにかみながらそう返し、ティアーユの言葉にもこくりと頷く。
「ホント……素直じゃない人ですから」
「……そう」
モモのくすっと微笑を浮かべながらの言葉にティアーユも穏やかな微笑みを浮かべていた。
それから時間が過ぎて放課後、ティアーユはまだ仕事が残っていたため一人教室に残っていた。ちなみに炎佐も今はデビルークプリンセス姉妹はさておきリトの護衛の方は今はモモに任せるというやや矛盾した体制にしつつティアーユの護衛のため学校に残り、今は今後どうするかについて御門と話し合うため教室から姿を消していた。
「あ……ティアーユ先生」
「あら、コケ川さん。まだ残ってたの?」
「はい。風紀委員の会議で……」
教室に入ってきた唯がティアーユに声をかけると彼女も声をかけ返し、唯は席に置いていた荷物を取りながら困った顔を見せる。
「それと私、古手川です」
「あっ、ゴ、ゴメンナサイ!」
自分の名前を間違われている事を唯が指摘するとティアーユは慌てたように謝り、唯はそれに会釈で返した後、ティアーユの、自分から見ても豊満と言える身体をじっと見る。
「あの、先生……男子にハレンチな事されたら私に言ってくださいね! 特に結城君! あの人要注意ですから!!」
「え?……あ……はい……」
唯のいきなりの警告にティアーユはぽかんとしつつこくこくと頷き、「では失礼します」と挨拶して帰っていく唯の後姿を見送りながら「ハレンチ?……何かしら?」と声に出さず心中で考える。
「ふぅ……それにしても、教師って思ったより大変。生徒の名前覚えるだけでも一苦労だわ……」
彼女がそう呟いた時、換気のためか空けていた窓から風が入る。
「やっと……ゆっくり話せそうだね」
その風と共に、そんな声が窓からティアーユの耳に届き、彼女は驚いたように窓の方を向く。
「ちょっといいかな?
そこでは芽亜が窓枠に座りながら妖しげな目を見せていた。突然現れた芽亜にティアーユは驚愕の目を見せつつ、モモに渡されたダヅールの種を入れたポケットに手を伸ばすが、何を思ったのか目を閉じ、やがて落ちついた様子で目を開く。
「ええ。私も……あなたと話したかったの。メアさん」
「……へえ。意外だね」
ティアーユの落ち着いた眼差しでの言葉を聞いた芽亜は驚いたような反応を見せた後、口元にニヤリと笑みを浮かべてそう答える。
「一体どんな話を……?」
そう言いながら窓枠から飛び降り、彼女の元に歩き寄ろうとする芽亜。
「動くな」
「!」
だがその瞬間鋭く、しかし重い声が聞こえる。芽亜もその言葉に従うかのように動きを止め、声がした方、教室の後ろ側の出入り口を見る。
「警告する。それ以上ドクター・ティアーユに近づくな」
そこにはいつもの銀色の軽装鎧に身を包み戦闘モードに入っているエンザが、右手に銃を構えその銃口を芽亜の方に向けながら立っていた。
「へぇ」
しかしその言葉を聞いた芽亜はクスリ、と冷笑すると一歩ティアーユに向けて歩みを進める。その瞬間バンッという銃声が響くと共に芽亜の鼻先を銃弾が掠り、そのまま教室の壁に突き刺さる。
「これは最終警告だ。次は当てる」
「アッハハハハ、怖いね~。ナナちゃんの前とは大違いだよ、兄上♪」
目を研ぎ澄ませ、燃える炎のような殺気を漏らしながら言うエンザに対し、無邪気に笑いながらからかうような口調を覗かせる芽亜。
「でもさぁ」
その次の瞬間、メアから真っ黒い殺気が漏れ始める。
「そんなので私が言いなりになると思う?」
そう言うメアの目も無邪気さは消えており、無邪気どころか妖しげな笑みを浮かべた彼女がそう言った瞬間彼女の着ていた制服が変質。ヤミが使っているのによく似た黒い
「だと思ってたら、俺も鎧までは着込んでねえよ」
だがエンザもエンザでそこは想定していたのか、メアから目を離すことなくティアーユの前に立つ。右手には銃を握ったまま、しかしさらに左手に逆手で刀を握っていた。
「クス、クスクスクス……」
と、メアは身体をゾクゾクと震わせつつ、口元に愉悦の笑みを浮かべていた。
「敵意を向けられるなんて、久しぶり……」
ペロリ、と口元を舐め上げるメア。その時彼女の髪の先端がまるで三本の爪のような形に変化する。
「素敵♪」
「今回は、加減しない!」
突進しながらメアは先端が三本の爪と化した髪を突き出し、エンザがそれを左手に逆手で握っている刀で防ぎつつ右手に持っている銃をメアに向ける。だがメアは巧みに動いて銃の狙いを定められないようにしつつ虎視眈々とエンザの隙を狙った。
「や……やめて二人とも! 私は――」
目の前で戦闘が始まった事で我に返ったティアーユが二人を止めようとするが、また自分の足につまずいて転んでしまう。
「ひゃー!!??」
そしてティアーユの悲鳴が響き渡った。
「ティアーユ先生!!」
教室に飛び込むモモとリト、そしてセリーヌ。三人が帰っている途中、モモがダヅールの種から発信される緊急信号を受け、三人一緒に学校へと引き返したのだ。
「「「……」」」
その彼女らの目に飛び込んだのは植物の蔦に絡みつかれてあられもない姿になっているティアーユ、それを見てきゃははと無邪気に笑っているメア、そして呆れたような顔をしつつティアーユの方を見ないようにしているがそれでもなおメアをしっかり警戒しているエンザの姿だった。
「何でこうなってんだーッ!!!」
「コケた拍子に芽が出ちゃって……」
思わずリトがツッコミを入れてしまうレベルの珍妙な光景にティアーユが弁解。モモが心中で「リトさん並のずっこけ体質!?」と驚いているとセリーヌがティアーユの露出している巨乳につられて飛びかかり巨乳を吸い始め、モモが慌てて蔦をほどきにかかる。
「何かすごい事になってるね~、兄上~♪」
「その呼び方で呼ぶな」
ケラケラ笑いながら無邪気にエンザを呼ぶメアと、額に青筋を立てながら答えるエンザ。メアの方は普段通りだがエンザはまだ彼女に銃を向けており、一方的な一触即発状態になっている。
「炎佐、メア……どうして……まさかメア、ティアーユ先生を狙って……」
「……誤解しないで、せんぱい」
混乱した様子のリトに対しメアはそう呼びかける。
「私はティアーユがどんな人なのか確かめたかっただけ。先に喧嘩を売ってきたのは氷崎せんぱいの方なんだから」
そう言いながら彼女はエンザを見た。
「敵意を向けてきた相手には容赦するな。それがマスター・ネメシスの教えだからね」
「「マスター・“ネメシス”?」」
メアの口にしたマスターなる存在の名前をエンザとリトが反芻。話が聞ける状態になったからかエンザは銃を下ろした。
「そ……その名前、聞いた事があるわ……」
ヨロ、とやや危なげな足取りながら解放されたティアーユが呟く。プロジェクト・ネメシス、それはヤミやメアが生まれた“プロジェクト・イヴ”に並行して進められた
「まさか、あなたのマスターは……」
「そうだよ。マスター・ネメシスはプロジェクト・
ティアーユの問いに即答で答えるメア。しかしその目は先ほどまでの無邪気さなど欠片も感じない、まさに闇のように深い黒さを見せていた。そのまま彼女は語る。自分が覚えていた最初の景色は壊滅した研究所と壊れた培養カプセル、自分が何者であり、何のために生まれたのかも分からないままガレキの中を歩いていた時に出会ったのがマスター・ネメシスであり、マスターから
「私とヤミお姉ちゃんを正しく理解して導いてくれるのはマスターだけ。同じ“兵器”なんだから。ティアーユ、あなたはそんな私達の間に割り込んで、今でもヤミお姉ちゃんは人として生きるべきだと思ってる?」
「……ええ。思ってるわ」
メアの言葉に対しティアーユは肯定。その言葉を聞いたメアの目尻がピキ、と動く。
「……あなたにも、そうあってほしいと思ってる」
「……は?」
だがその次のティアーユの言葉にメアは一瞬フリーズした後、呆けた声を出した。
「あなたがヤミちゃんの妹だというのなら、私にとっても妹だもの」
「な……何言ってるの!? バカみたい! 私は兵器だって言ってるじゃない!! マスターから命令さえ出れば、あなたなんて一瞬で殺しちゃうんだから!!」
「あなたは……今この町で“人”として暮らしている……ヤミちゃんも……そうでしょ」
「そ、それは……」
ティアーユの言葉にメアは激昂し、その次の言葉には言葉を失う。
「マスターの命令で……仕方なくだよ。
「変われますよ。どんなに自分を兵器と言ってもあなたには心がある」
メアの言葉に返すのはモモだ。
「私も……できればあなたと心からの友達になりたいと思ってますよ? 私、人見知りで友達少ないですから」
「へぇ、モモが人見知りなんて初めて知ったな」
モモの言葉をエンザがまぜっかえし、モモがギロリとエンザを睨むと彼は「お~こわ」とおどけたように声を漏らした後、メアをやや睨むような視線で見る。
「お前みたいなやつでもナナの大事な友達だ。俺は妹を悲しませるような真似はしたくない……お前がいなくなったら、きっとナナは悲しむ」
「ああ、きっとヤミだって……」
エンザの言葉に続くのはリト。メアはそれらを聞いた後、リトの前にかがみこむ。
「……せんぱいはどうなの?」
「え?」
そう尋ねてくるメアにリトが呆けた声を出すと、メアは突然誘うように自分の胸元を露出させるように服をたくし上げた。
「もしせんぱいが私の事、すみずみまでペロペロしてくれるなら……ちょっとは考えてみてもいいかも……」
「「は!?」」
その言葉に男性陣二人が声を上げた。
「リトさん! してあげてください!」
「結城君、それで分かってもらえるのなら、ぜひ!」
「ちょっ、できるかっ!!」
しかもモモとティアーユが後押ししており、リトが必死で否定していた。
「……メア、お前一体なんのつもりだ……」
完全に毒気を抜かれたエンザが呆れた様子でメアに問いかける。
「フフ……やっぱりムリでしょ? せんぱいがそういう人だって事は、私もなんとなく分かってきたからね」
メアは無邪気なような深い事を考えているような調子でそう言って立ち上がり、窓際に向かう。
「心なんてそう簡単に変わるものじゃないってコトだよ。だからモモちゃんだってせんぱいに苦労してるわけでしょ?」
その言葉に反論できないのか、モモはむっとなった。
「ま……とにかく、私はマスターに教わった考えは曲げないから。それでよければこれからも仲良くしてよ。せんぱいにモモちゃん。それに……ティアーユ
そう言い終えると共に彼女は窓際からジャンプ、その場を後にしたのであった。
(心なんて、そう簡単に変わるものじゃない……)
メアの言葉を聞いたモモが心中で思う。
(でも、メアさん……あなたは兵器といいながら、“心”の存在は認めているんですね……)
彼女の言葉から逆説的に証明できる事柄、モモはそれを考えていた。
(メア……)
そしてこの一連の流れを学校の屋上にある給水塔の上で聞いていたヤミは「気になる妹」という題名の本を胸に抱えながら、メアの事を考えるのであった。
さて、五話目にしてようやっとストーリーが進みました。今回お静ちゃん大活躍な部分だったんですが、そこがエンザに成り代わりました。お静ちゃんファンの皆さまごめんなさい。
今回はティアーユ登場、御門と共に炎佐のサブヒロイン候補だったりします。ずっこけ体質なので真面目な炎佐相手でもラッキースケベ作りやすそうですねフッフッフ。(外道)
今回特にいう事もないし、今回はこの辺で。ご指摘ご意見ご感想はお気軽にどうぞ。それでは。