ToLOVEる~氷炎の騎士~   作:カイナ

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第二十四話 少女アイドルの邂逅

「テレビで見たよ、ルンちゃん!! 今度“マジカルキョーコ”に出演するんでしょ、すごーい!」

 

彩南高。ララがキラキラと目を輝かせながらルンに言い、ルンは「まあね」と苦笑気味に返す。春菜も「そうなんだ」と言い、その後ろから唯が「マジカルキョーコに……ほんとに?」と若干興味を持った様子で聞き返す。

 

「EDテーマも歌うんでしょ? やるねールンルン」

 

「なんかすっかり芸能人って感じだねー」

 

里紗と未央もそう言う。

 

「楽しみにしてるよ、ルン」

 

「う……うん!」

 

最後にリトがそう言い、その言葉を聞いたルンはこくんっと頷く。

 

(リト君にそう言われるのは嬉しいけど……ホントはあまり気乗りしてないんだよね……)

 

が、その心の中でルンはそんな事を思っていた。

 

 

 

それから数日後、マジカルキョーコの撮影現場。彩南町から離れたある公園だ。

 

(敵役なんて……しかもなんでこんな恥ずかしい格好しなきゃいけないのよっ!)

 

顔を赤らめながらルンが心中悪態をつく。彼女の格好は胸や脇腹、股間など最低限の部分くらいしか身体を隠していない露出度の高いもの。

 

「うひょールンちゃーん! キャワイー!」

 

「げっ、校長!? なんでこんな所に……」

 

彩南町から離れた町のはずなのに当然の如く野次馬に混じっている校長の姿にルンは一瞬驚いた後、知らんぷり知らんぷり、と思いながらその場を去っていく。

 

「こっち向いてー!」

 

「申し訳ありません、もうすぐ本番ですのでお静かに願います」

 

ルン向けて叫ぶ校長の前に一人の帽子を被ったスタッフの青年が立って注意を行う。と、校長がその相手を見て「む?」と呟いた。

 

「君はひさ――」

 

その言葉が終わる前に、校長が突然倒れ込む。

 

「おや、騒ぎ過ぎて立ちくらみですかね?……すみません、ちょっと木陰で休ませてあげてください」

 

倒れ込んだ校長をスタッフが受け止め、彼は笑顔を浮かべて他の野次馬に呼びかける。他の観客は気づいていないが、校長の腹には一撃拳を叩き込まれた跡が残っていた。

そしてスタッフの青年は木陰どころか人気のいない草むらの中で太い木に校長を縄で縛り上げた後、立ち上がる。と、その時木の枝に引っかかって帽子が落ちてしまい、彼はしまったと呟いて帽子を拾い上げつつ、赤と青のオッドアイを宿す目をめんどくさげに細めた。

 

「なんっでよりにもよって俺のバイト中にプリンセス・ルンの撮影が入るんだよちくしょう……いや落ち着け、俺とキョー姉ぇの関係は絶対秘密って約束でこのバイト受けたんだし……とりあえず、プリンセスと顔合わせないよう気をつけよう……」

 

スタッフの青年――氷崎炎佐はぼやきつつ、監督の「氷崎くーん!」という呼び声が聞こえてくると「今行きます!!!」と大慌てで叫び、帽子を深く被り直すとその場を去っていった。

 

 

 

「じゃあ、本番いくよーっ! はい、本番!!」

 

監督の合図と共にカメラが回り、

 

「さぁ、ここまでよ! ピエール☆小木!! 覚悟しなさーい!!」

 

「キーッ! 私のラブリー妄想攻撃を打ち破るなんて!! おのれ、マジカルキョーコ!!」

 

この番組の主役であるマジカルキョーコの演技がスタートした。

 

 

 

「いやー、今日も絶好調だねキョーコちゃん!」

 

「いえいえ、監督の指導のおかげですよー」

 

一シーンの撮影が終了し、恭子は監督達と談笑している。

 

「ぷー。何よ、チヤホヤされちゃって」

 

その姿を見たルンが頬を膨らませ、私はあの子の引き立て役ってワケね。やれやれ。と呟く。

 

「ふふふ、今日はキョーコちゃんの彼氏も見に来てるし、普段以上にやる気出てるんだろうね」

 

(なにっ?)

 

と、今回の撮影シーンでは出番のなかった、マジカルキョーコ内では池綿というキャラを演じている男性がにやにや笑いを見せながら爆弾発言。それが聞こえたルンも反応、恭子の方を見る。

 

「にゃっ、いやっ、だ、だからエンちゃんは私の家族なんですっ! 変な事言わないでくださいっ!!」

 

「あー、ごめんごめん。恋人どころの問題じゃなかったんだねー」

 

「だーかーらー!!」

 

彼女は顔を真っ赤にすると慌てたように両腕をばたばた上下させて彼の言葉を否定。しかし男性はにやにや笑いながらからかい続けており、恭子もむきになっていた。監督や近くのスタッフも恭子の可愛らしい反応にくすくすと笑っている。

 

(霧崎恭子に彼氏? これは面白い事知っちゃったなー)

 

恭子の反応から真実味があると判断したルンはにやりと意地の悪い笑みを浮かべ、その直後スタッフから「RUNちゃん次出番だよー」と呼ばれたのに上機嫌で「はーい」と返した。

 

 

 

「おほほほ! 私は悪の組織ウザースの首領(ボス)、ブルー!! メタリア!!」

 

ルン扮するブルーメタリアがマジカルキョーコの前に立ち、名乗りを上げるシーン。が、その時監督から「カット!」という声が響いた。

 

「ダメだよ! もっとバカ笑いしながら喋らないと!!」

 

「は~い」

 

監督からのダメ出しを受け、ルンは空返事の後ふぅ、と若干疲れた様子の息を吐く。

 

「……」

 

その様子を恭子はちらりと見ていた。

 

 

 

「では三十分ほど休憩でーす!」

 

スタッフの一人がメガホンを使って休憩を呼びかけ、ルンは休憩になると一人ベンチに座り込んだ。

 

「はぁ、もう帰りたい……」

 

RUN(ルン)ちゃん、お疲れ様」

 

ぼやくルンに恭子が声をかける。それにルンは顔に出さずとも会いたくない相手にぎょっとする。

 

「さっきの演技、凄い迫力だったよ」

 

「そ……そう?」

 

ころころと笑う恭子に、さっきの撮影でのもはやヤケになった演技を思い返したルンも呟く。その次に恭子がルンに「元気ないね?」と返すとルンは「見ての通り疲れてるのよ」と呟くように返す。

 

「じゃあ、コレ。一緒に食べよう?」

 

そう言って恭子が差し出したのは[Misora]という文字が刻印されたものと[StrayCat's]という文字の下に黒猫の顔を燃したマークが刻印された二つの紙箱。

 

「あ、みそら堂の、これ……シュークリーム!?」

 

「うん! ルンルン日和に書いてたでしょ? お気に入りって」

 

「私の日記(ブログ)……見てくれてたんだ」

 

恭子の言葉にルンが驚いたように呟くと、恭子は彼女の隣に座りながら「ずーっと前からね」と返す。

 

「だって私、RUNちゃんのファンなんだもん。デビューしてから今までのCDもゼンブ持ってるし!」

 

恭子のいきなりの告白にルンが「ウソ」と驚いたように呟くと恭子は「ウソじゃないよぉ」ところころ笑いながら返す。

 

「仕事がうまくいかなくってめげたり、あと大切な家族に会えなくって寂しい時。何度もRUNちゃんの歌を聞いて励まされたんだもん。だからさ、RUNちゃんがこの番組に出てくれるって分かってスッゴイ嬉しかったんだ」

 

恭子は満面の笑顔を浮かべてそう言った後、「でも私の弟はね、なるべくRUNと話さないでくれーってさ。ひどいよねー」と言ってぶすくれ、ルンも思わずくすっと笑う。

 

「さ、早く開けて食べよう。こっちの箱はね、私お勧めの洋菓子専門店の一品なんだよ? 最近凄腕のバイトが入ったらしくってケーキの味上がったんだ~」

 

「あ……うん」

 

恭子はみそら堂のものと一緒にストレイキャッツの箱も開けて中から一口サイズのケーキなどを取り出して自信満々に言う。それからルンがストレイキャッツのケーキを、恭子がみそら堂のシュークリームを食べる。

 

「あ、美味しい……」

 

「わ、マジ美味しいねこれ! エンちゃんにも食べさせたいなぁ」

 

ストレイキャッツのケーキを食べたルンとみそら堂のシュークリームを食べた恭子は互いに感想を述べ合う。と、ルンが恭子の出した誰かの愛称らしきものを見てふと彼女の方を見る。

 

「そういえば、さっきキョーコ、恋人がいるとかどうとか……」

 

「ふぁっ!?」

 

ルンがふっと何の気もなく口に出したような言葉を聞いた恭子は奇声を上げてびくっと跳ね上がり、食べかけのシュークリームを地面に落としてしまう。が、彼女は気にも止めずしかし顔を真っ赤にしてルンの方を向いた。

 

「き、ききき聞いてたの!?」

 

「う、うん……」

 

「ち、ちちち違うんだよ! エ、エンちゃんは私の従姉弟でもう弟っていうか、家族っていうか……もう、監督や他の人達も知っててからかってくるんだもん……」

 

恭子は顔を真っ赤にしてわたわたとなりながら説明、最後にはぷくぅと頬を膨らませて口を尖らせる。

 

「……多分そうやって真っ赤になったりむきになったりするからからかわれるんだと思うなぁ」

 

反応が面白いからからかわれているのだと察したルンは呆れたようにぼやく。が、幸か不幸か恭子には聞こえていなかったらしく無反応だった。

 

「RUNちゅわ~ん!!!」

 

と、その時そんな奇声が聞こえてくる。

 

「ボクの身体にサインして~!!!」

 

「こ、校長!?」

 

パンツ一丁の姿で突っ込んでくる校長の姿にルンがぎょっとする。

 

「な、なんですか、あなたは!」

 

と、恭子がルンを庇うように前に立ち、毅然とした様子で校長向けて叫ぶ。その時校長が恭子に目をやって「むひょっ」と再び奇声を上げた。

 

「こっちもカワイー!」

 

「キャッ!?」

 

そう言って恭子に飛びかかって迫る校長と悲鳴を上げて抵抗を始める恭子。それにルンが「キョーコ!」と叫び、校長に向けて「キョーコに何すんのよこのケダモノ!」と掴みかかろうとする。

 

「オラアッ!!!」

 

その直前、突如何者かが校長に蹴りを叩き込み、瞬間蹴りを叩き込んだ部分が大爆発。校長を灰にせん勢いの炎が校長を包み込み、その爆風によって蹴りを入れた相手が被っていた帽子が吹き飛ぶ。

 

「てんめえこの変態、さっきしっかり縛り上げたはずなのにどうやって縄抜けしやがった……つーかテメエ、よくもキョー姉ぇに手を出そうとしやがったな……」

 

全身真っ黒焦げになって動かない校長に向け、黒髪短髪の青年がドスの利いた声で言い放つ。

 

「エンちゃん!」

「ん? この声……」

 

恭子が歓声を上げ、ルンは聞き覚えのある声に首を傾げる。

 

「エンザ?」

 

「ん?」

 

顎に手を当て細目で呼ぶルンに、条件反射的に振り向いてしまった青年――炎佐はルンがぎょっと目を見開いたのを見ると慌てて帽子のつばを押さえるような仕草をし、しかし帽子を被ってないのに気づくと周りを見回し慌てて帽子を拾って深く被り直しそっぽを向いた。

 

「ナ、ナンノコトデショウカヒトチガイデハナイデショウカ?」

 

「いや、もう遅いし。ばれっばれだから」

 

わざとらしく声を変えようとしているらしいがパニックのため超上ずっている炎佐にルンは呆れ顔でツッコミを入れる。

 

「え?……エ、エンちゃんRUNちゃんと知り合いだったの!?」

 

次に恭子が驚いたように炎佐に掴みかかり、「知り合いだったらどうして教えてくれなかったのだ」「なんで会うななんて言うんだ」とがっくんがっくん炎佐を揺さぶりながら訴える。

 

「べ、別に聞かれなかったし、万一口を滑らせるとかで俺とキョー姉ぇの関係がばれたら色々ややこしいんだよ」

 

がっくんがっくん揺さぶられながらも律儀に聞かれたことに答える炎佐。恭子も揺さぶるのをやめると再びぶ~と頬を膨らませた後、ふと気になったようにルンの方を向いてこてん、と首を傾げる。

 

「……というか、RUNちゃん、エンちゃんとどういう知り合いなの?」

 

「え? えーっと……エ、エンザ、キョーコってどこまで知ってんの?」

 

「俺の賞金稼ぎとしての過去は大体知ってる。宇宙方面も遠慮なく出して大丈夫だ。キョー姉ぇ自身フレイム星人と地球人のハーフだしな」

 

恭子から質問を受けたルンは一瞬迷い、炎佐に恭子は宇宙人について等細かい事を知っているのかと尋ね、それに彼がそう返すとルンはこくんと頷いた。

 

「えーっと、ね? 私は異星人のメモルゼ星人で、一応王族なの。地球にはなんていうか……まあ、ちょっとお忍びで来てて、エンザとはちょっとした昔馴染みってとこかな?」

 

「ま、今は同じ高校の同級生なんだけど……」

 

「……エンちゃんが親友っていうリト君といい、私の大ファンだっていう友達といい、RUNちゃんといい……エンちゃん、マジで一回エンちゃんの友達私と会わせてよ」

 

「断固拒否」

 

ルンから説明を受けた恭子がジト目で炎佐を睨みつけ、しかし炎佐も睨み返す。

 

「ん? あれ? ちょっと待って……キョーコはフレイム星人のハーフで、エンザは……で……つまり……」

 

その時ルンの頭の中で色々繋がっていき、彼女は虚空を見上げると頭の中で情報を纏めていく。

 

「……キョ、キョーコの恋人、じゃなくって従姉弟って……エンザ?」

 

情報を自分なりに分析した結果、ルンは目を瞬かせながら結論を口にする。と、それを聞いた炎佐が突如地面に跪くと頭を地面につける程に頭を下げた。所謂土下座の格好である。

 

「お願いしますプリンセス・ルン、いやルン様。今度ストレイキャッツのケーキと幡谷駅前ファーストフード店のハンバーガーとフライドチキン好きなだけ奢りますのでどうか俺とキョー姉ぇの関係は御内密に……」

 

恭子と炎佐の血縁関係がばれた瞬間、炎佐は土下座してルンにお願いを始める。そのあまりの早さに恭子が唖然とし、ルンはむしろドン引きしていた。

 

「い、いや、別に言わないけどさ……」

 

ドン引きしつつそういうルン。それに炎佐は「信じますよ」とだけ言って立ち上がった。

 

「も~。エンちゃんってば、地球では宇宙人の存在が公になってないから宇宙人だとばれたら大変だとか、エンちゃん色んな人に恨まれてるから私が従姉弟だってばれたら狙われるとか心配しすぎだよ。まあ実際一回攫われたけどさ」

 

呆れた様子でそう言う恭子に「攫われたんだ……」とルンは細目&平坦な声でツッコミを入れる。

 

「って、エンザなんでここにいるの?」

 

「バイトだよバイト。最近この撮影班風邪が流行ってるらしくってスタッフが足りないから、荷物運びとか野次馬を押さえるとかの簡単な雑用だけでいいから来てくれって頼まれたんだ。キョー姉ぇのおかげでここの監督や主なスタッフ、レギュラーの役者とは顔見知りになっちまってるし……まあ、さっき監督からいきなりエキストラ頼まれたけど、それは即座に断ったけどな。ララとかに見られたら言い訳が出来ん」

 

ルンはようやく何故そもそも芸能関係者でない炎佐がここにいるのかと尋ね、それに炎佐が説明。呆れたようにそう続けると恭子が「チッ」と舌打ちを叩き、炎佐が彼女をジト目で見る。

 

「キョー姉ぇ、さてはあんたの入れ知恵か?」

 

「エンちゃんをマジカルキョーコに出しちゃえばエンちゃんも私をそのファンの子に会わせざるを得ないと思ったのに……」

 

「お前いい加減殴るぞ?」

 

悪巧みをしていた恭子に炎佐がジト目でツッコミを入れる。

 

「だめかー……」

 

作戦失敗してしまった恭子はまた何かを考えだす。と、ピーンと頭の上で電球を光らせるような表情を見せた。

 

「そだ、RUNちゃん。メアド交換しない?」

 

「キョー姉ぇ!?」

 

恭子の突然の申し出に炎佐が悲鳴を上げる。が、恭子はにやっと悪戯っぽい笑みを見せた。

 

「別に、私は同僚でファンのRUNちゃんと仲良くなりたいな~って思ってるだけだよ? まさかエンちゃん、私のプライベートまで束縛しちゃうの?」

 

「え~? エンザ~、流石にそれは引くわ~」

 

恭子の悪戯っぽい笑みでの言葉にルンも悪ノリしつつにやにや笑って彼女を援護、炎佐は「うぐっ」と声を詰まらせると何も言えなくなった。

 

「じゃあ、後でメアド交換ね? そうだ、せっかくだし今日の撮影終わったらどっかで一緒に食事しない?」

 

「さんせー! じゃあ私、今日のブログに“キョーコちゃんとお友達になりました”って書くね!」

 

「わー、ありがとー!」

 

きゃいきゃいと喜び合う恭子とルン。その横に立つ炎佐は何も言う事が出来ず、ただただうつむいていた。




ダークネス最新刊を入手し、ララ達の母にしてデビルークの女王セフィの登場におぉ、となりました。これで家族勢揃いか……彼女にはエンザをどう絡ませていけばいいのか今から考えるとしようかな。設定的になかなか出てきそうにないキャラではあるけども……っていうか、最初はミステリアスな美女ってイメージだったのに途中で残念美人にしか思えなくなってきたよ……。
とまあそれはさておき今回はキョーコとルンの邂逅。そして度々変装して「氷崎恭香」としてリコ(リト)、春菜、猿山、古手川等の主要メンバーと面識を持っていた恭子がついに炎佐の従姉弟という関係が主要メンバーの一人に知れてしまいました。まあついにと言うか連載初期からここでルンにはばれるというのは決めてましたけども。
さて次はどうするかな。順調にいけばあの話だけれども……あの話だと炎佐放り込んだら無双しかねないからなぁ能力の相性的に……そこんとこ上手く考えてみるか、もしくは何か日常編を組み込んで時間を稼ぐか……まあ、また後で考えるか。
では今回はこの辺で。ご指摘ご意見ご感想はお気軽にどうぞ。それでは。

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