IS〜織斑一夏は男の娘!?〜   作:飯橋朱音

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二十歳前(正確には十八)なのにギックリ腰


第六話

「い、一夏なのか?」

 

箒が戸惑いながらISを纏う白髪のの男に聞く

 

「・・・」

 

男は何も言わずにこちらに振り返る

 

「おいおい、幼馴染みの顔も忘れたのか?箒。」

 

「いや、髪の色や目の色が変わっていたのにわかるわけがないだろう!」

 

「箒、ちょっと待て、髪の色とかが変わってるってどういうことだ?」

 

そう言って箒が手鏡を渡してきたのでそれを使って確認するとそこには・・・

白髪赤目で三白眼(点目)の顔が写っていた

 

「なんじゃこりゃーーー!?」

 

「五月蝿い」

 

千冬の出席簿アタックが炸裂する

 

「痛ってえ!」

 

「そんなことより早くしろ。

時間がないから初期化(フォーマット)と最適化(フィッティング)は実戦でやれ。」

 

『システム起動、続いて通常モードに移行します。』

 

「なるほど、大体は理解した。」

 

「ん?」

 

『センサーに反応、戦闘待機状態のISを感知

操縦者『セシリア・オルコット』。

IS『ブルー・ティアーズ』。

戦闘タイプは中距離射撃タイプ。

特殊装備が有ります。

注意してください。』

 

「なるほど。射撃型か・・・」

 

ゴゴゴ・・・

 

「い、一夏?顔がすごいことになっているぞ?」

 

「ん?ああ、セシリアに今まで色々言われたことを思い出していたら腹が立ってきて来てな。

あいつをボコボコにせん限りもとに戻りそうに無いな。」

 

「なら俺の眼鏡でも使うか?ただの伊達眼鏡だし、

もし壊しても予備もあるから心配は無いぞ?」

 

シュタインがそう言いながら眼鏡を渡してくる。

 

「あ、じゃあお借りします。」

 

そう言いながら一夏眼鏡をつける。

 

スパァン!!

 

「というか織斑先生、なんかSE(シールドエネルギー)が減ってるんですけど。」

 

「オルコットを一体いつまで待たせる気だ?時間の無駄だ。」

 

「やべ、完全に忘れてた。」

 

「そうだ、一夏、武器に関してだが、

大型ハンドガン二丁に実体型大型ブレードが一本だ。

上手く扱えよ?」

 

「ああ、売られた喧嘩は買うまでだ。」

 

「おう、その意見に関しては同意件だ。思いっきりやれ。」

 

栄太郎が同意する

 

「ああ、俺も何を言われたかはわからんが派手にぶちかましてこい。

もし勝てたらうち(倉持技研)で武器か何か作ってやる。」

 

「よし、言質取った!絶対に勝つ!」

 

そう言いながら一夏はカタパルトに向かう

 

「箒。」

 

「なんだ?」

 

「安心しろ、俺は勝つ。」

 

『カタパルト固定確認、射出準備完了』

 

「織斑一夏だ!黒式!、出るぞ!」




今回はタブレットから投稿してみました。

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