IS〜織斑一夏は男の娘!?〜   作:飯橋朱音

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しばらく開きました。


第二話

「………箒ちゃん?」

 

目の前にいたのは、六年ぶりの再会になる幼なじみだった。

 

「屋上でいいか?」

 

「う、うん。」

 

すたすたと廊下に行ってしまう箒ちゃん。そこに集まっていた女子も道をあけている。屋上にでても扉の奥で包囲網が取り囲んでいた。しかも盗み聞きする気満々だった。

 

「そういえば箒ちゃん。」

 

「何だ?」

 

「去年、剣道の全国大会の優勝おめでとう」

 

「///!?」

 

私はにかっと笑って箒ちゃんに言った途端顔を真っ赤にした。…え?私なにか変なこと言ったかしら?

 

それはあなたが朴念J…ゲフンゲフン天然だからです

 

「な、何でそのことを///!?」

 

「な、何でって、新聞に載ってたし…」

 

「な、なんで新聞なんて見るんだっ///」

 

箒ちゃんは顔を真っ赤にしていたが少しうれしそうだった。

 

「あ、それと箒ちゃん」

 

 

「な、なんだ!?」

 

「そ、そんなに怒らなくても…」

 

びっくりして少し泣きそうになった。

 

「あ、ああ、すまない一夏。少し感情的になってしまった。」

 

そう言いながら私の頭を撫でてくれた。

 

「うう…、頭は撫でないでぇ…」

 

「……はっ!!すまない。撫でていると何故か癒されてしまってな…つい…。」

 

「そうだったんだ…でも頭撫でるできるだけやめてね?」

 

「うっ!?わ、わかったできるだけ控えよう。///」

 

 

「???(なんで顔が真っ赤なんだろう?)」

 

それはあなたが身長補正で上目遣い+しかも驚いて涙目になってるからです。

 

「それでね箒ちゃん」

 

「何だ?一夏」

 

「久しぶり。箒ちゃん六年ぶりだけどすぐに箒ちゃんってわかったよ」

 

「え……」

 

「ほら、髪型とかふいんきとかあのままだからすぐにわかっちゃったよ?」

 

「そ、そうだったのか。よく覚えていたな…」

 

「うん、忘れないよ?」

 

 

キーンコーンカーンコーン

「チャイムが鳴っちゃったよ?私たちも行こう?」

 

「わ、わかっている」

 

そう言いながら私達は教室へと戻った

 

スパァンッ! ぺしん

 

「遅かったなお前らとっと席に着け、篠ノ之、織斑」

 

「「す、すみません織斑先生(お姉ちゃん)」」

 

ぺしん

 

「織斑先生だ」

 

「はい。わかりました。」

 

 

 

〜おまけ〜

 

「お、織斑先生、何故か織り斑君の時は力を抜いてませんか?」

 

「山田君、気のせいだ」

 

「気のせいだ」

 

「でm「気のせいだ」」

 

「…はい」

 

「(もしかして…織り斑先生ってブラコン?)」

 

「山田先生・・・あなたは『触らぬ神に祟り無し』

ということわざを知っていますか?」

 

「ええ、下手に関わるとろくなことがないという意味だった

と思いますけど・・・っ!?」

 

「つまりはそういうことです。

下手に嗅ぎ回ると、どうなるか・・・お分かりですよね?」

 

「ッ!?」

 

その時私は、今まで感じたことの無い『ナニカ』を感じました。




次もがんばってみます!あ、セシリアどうしよう…

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