「ねーねーおりむー聞いた?クラス代表戦の優勝商品の事~」
「いや、知らん、俺は始めて聞いた。」
布仏さん?が制服の袖を振り回しなが話しかけてくる。
「えっとね~実は食堂の無料券がもらえるらしいよ~」
「なるほど。無料よりも高いものはないな。それなら俺も本気で暴れさせてもらおう。」
「おお~おりむーかっこいいー。ってことは目からビーム出すの?ロケットパンチは?銃は?」
そう言いながら布仏さんは目をきらきらと輝かせながら言っている
「ああ、フォトンレーザーか、あれは場所と場合による。というよりはできるだけ使いたくないし、音声入力の武器なんか聞いたことないし。トルネードクラッシャーは威力はでかいが戻るまでがまどろっこしい。」
「え~ざんねーん。じゃあじゃあ胸の銃で撃ちながら飛んだり跳ねたりする?」
「ブレストリガーは使う。少し面白い事の思いついたから。」
「なら四組のかんちゃんが専用機持ちだからものすご~く強いんだからね~。」
「なるほど、四組には注意するか。後は大丈夫だろう。」
「ふふふ、甘いわね!いち・・・か・・・?」
勢い良く扉をあけ入ってて来るが徐々に声が弱くなる。
「ん?」
「え、えーと貴方は?」
「二組クラスの・・・代表の・・・ひっぐ凰鈴音・・・いちかがここにいるって・・・聞いたからきたのに・・・」
「ん?もしかして鈴か?」
「ふぇ、いちか・・・?」
「その通りだ。ひさしぶりだな、鈴。」
「違う!!」
「はい!?」
「一夏はこんな真っ白じゃないし兎みたいに目が真っ赤じゃないもん!」
「そのことなら後で説明してやる。その前に後ろを見ろ。」
「え?」
鈴が後ろに振り向くとそこには・・・
ベシン!!
「きゅう」
「邪魔だ。」
武器(出席簿)を構えた千冬が立っていた。
「織斑先生、叩くのはいいけど完全に気絶してるぜ?」
「しかも目ェ回してるし、やりすぎだろ。」
そう言いながらシュタインと榮太郎が入ってくる。
「あ、今日からうちの倉持技研(ウチ)のほうから俺の同僚が二人来るから。おーい、入ってもいいぞ。」
そう言われて、茶髪の男の人と青髪の女の人が入ってくる。
「えっと、佐久間先輩とシュタイン教授の補佐ということで今日からお世話になる長谷川タクトです。こっちは・・・」
「アタシは長谷川鈴穂だ。あとタクトはアタシのだから手ェ出すなよ?」
『ええええええええええええ!?』
「あ、織斑君は後でIS持って整備室に来てください。少し調べたいことがあるので。」
「いいですよ。佐久間たちみたいに改造しないのなら。」
「やっぱりあの人勝手に改造たんだ・・・」
「ま、とにかく一夏は暫く借りてくぜ?織斑先生。」
「わかった。ただしできるだけ早くしろ。」
ー整備室ー
「織斑君!!すまない!!」
タクトは一夏に頭を下げる
「長谷川先生が何故俺に頭を下げる必要があるんですか?まず俺とあってまだ半日もたってないんですけど。」
「いや、理由は大いにある。」
そういい頭をあげる
「織斑君は僕が朝言ったことを覚えているか?」
「ああ、倉持から佐久間たちの補佐としてここに赴任・・・」
「まさにその通りだ!」
「は、はあ」
「まさに僕が言いたいのは、あの佐久間先輩達がまた何かトラブルを起こしていないかどうかなんだ!」
「今のところなら佐久間とシュタインが駄兎とつるんで俺のISを勝手に改造するぐらいだけだが。」
「あの人またやってたんだ・・・」
「まあ、確かにあいつは・・・」
そういいながら一夏はISを待機させ、小さくなる
「え゙!?」
「この体からもとの体に戻れるように、してくれたのはあいつだし。」
「ええええええええええええ!?」
「ああ、説明してなかったな。俺IS動かした後、この体になっちまったんだよ。」
そういい拳をぶつけもとに戻りそのままカイザーを装着する
「よっと。ほらな?もとに戻ってるだろ?」
一夏はカイザーの頭部装甲をヘルメットのように外す。それをタクトと鈴穂は黙ってみていた。
―――全身真っ白に燃え尽きている事を除けば
「うーん、やっぱ始めてみる人は佐久間達とは別のタイプだな。山田先生みたいな。」
あの人はたまに鼻血出すけどと呟きながら医務室に運びに向かった
遅くなりました。
実はスマホとマイPCが昇天しましたのでダブレットで位置から書き直しとなっておりました