ORISHU   作:ディア

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プロローグ天界SIDE

これはカガミが生まれた頃の事…

 

天界SIDE

「まさかあのような展開になるとは…予想外だ。」

「そうですね。ミナトが玄間の元で育つはずが木の葉で育つことになるなんて…」

「それにしても…月読も月読で勝手なことをしおって!!転生者を勝手に入れるとは何語だ!」

千手カガミは転生者であるが神、しかも月読によって転生させられた。しかし、それはほとんど拉致に近く、とても神がやってはいけないものだった。

「そう怒るな。閻魔。」

「月読!何様のつもり!」

閻魔の怒りもあえて逆立て、それに天照が怒る。

「夜の神様。」

「ムキー!」

しかし天照は口喧嘩弱く、ますます天照が怒るだけだった。

「へいへい、うるさいうるさい。だけどその代わりに代用が効くだろ?」

「あいつか。確かに強さではお前が入れたチートのおかげでミナトよりも上だが権力が足りない…」

「まあ、こっちに質問しに来た時にでも詫びるさ。その時にでも2人に俺の特有の性質変化でもあげるか…」

「というと…あんたは夜の神だから、闇遁?」

「そうなるな。姉貴は向こうの世界の天照を操る技、炎遁をあげただろ?」

「だけどそれ、あんたの同じ名前の技とあってないじゃん。」

「良いんだよ。詫びだし。」

 

「ところでイザナミはまだ復活してないだろうな?」

「それフラグですからいうのはやめて下さい。」

「その通りだ。それでも一応言っておくぞ。我が母であり死の神イザナミを弟の素戔嗚が蘇らせようとしている…恐らくは転生者を使ってイザナミを復活させようと考えたのだろう。」

「月読!それ本当!?」

「本当だ。もしイザナミが復活したらとんでもない事になる。だから俺は急いで転生者を送ったのさ。」

「こんな時に父上さえいれば…母上を復活させずに済むのに…」

「あー、父上は素戔嗚に拉致されて能力取られているよ。」

「何だと!?イザナギが…救世主が…」

「と言っても制御出来てないみたいだ。実際に転生させたのも女以外失敗だし。」

 

1人はチートは良かったが性格があまりにもクズで玄間にやられた。逆に性格は良くてもチートを渡すのを失敗し、悪魔の実だけでしかも五遁が雷以外使えなかったりなどなど…女の方はイレギュラーによる物なので失敗ではない。

 

「「確かに…」」

「だけど、制御出来始めているから原作開始の頃にはもう復活も出来る。外側の封印を」

「何だと!?」

「じゃあ、早く殺させないと…」

「それも無駄。殺された転生者が内側から封印をとき始める。」

「じゃあ、どうやって?!」

「なるべく、俺たちの方の転生者を死なせないようにして、素戔嗚側の転生者を殺すようにする…それが1番の手。」

「その第一号が千手カガミか…」

「そういう事だ。だからと言ってこっちの転生者を多くさせてもパワーバランスが狂うし、その転生者達の死後がほとんどが地獄行きになってしまうから、なるべく少ない数の転生者で向こうの転生者を殺すしかない。」

「確かに…もしそんなことをしたら私達が転生させた転生者達が素戔嗚側に協力するとも言えないし…」

「決まりだな。次出す転生者はカカシと同期の頃に送る。その次はナルトの時期だ。」




カガミは神様転生ではないですよ。確かに月読によって転生されていますが拉致当然の物なのでトリップに近い転生ですね

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