その無限なる時の旅路~無限の空~   作:黒水 晶

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初投稿です。至らぬ点があるとは思いますが生暖かい目で見てくだされば大変うれしく思います

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まず初めに無があった
そこから無限が生まれた
そしてその無限は無限光となり世界を創った
これはその無限光にされたある一人の男とその妻たる魔導書の精霊の話
だがこれから語るは少し未来のお話
かの無限光がどのような素養も持っていたかそれを理解していただければいいのだ
            さぁ語り始めましょう


無限の空~一学期編~
プロローグ


ああ、俺が自らがどのような存在だったか自覚した時の話を聞きたいのか?あまり面白くも無いことなんだがな俺自身衝撃的な事すぎて頭がろくに働いていなかったからあまり覚えていないから詳しくは説明できないぞ?……それでもいい?しかたないな、俺の素養に関することの質問は受け付けるがその他の事は答えないぞ。

 

 

あの始まりは光……いや、光っていると見まごうばかりの白色だったな。いや白と言うより何も無い虚無のような感じだな。天寿まっとうして死んだと思ったらいきなりそれだ。ん?お前は生きてるじゃないか?その説明はまたあとでするさ、俺の素養と関係があると言えばあるが無いと言ったらないしな。

 

 

そんなことがあって頭がどうにかなったと思ったよ。てっきり閻魔様に裁かれるまでの順番待ちの列にならんでいるだろうと思ったからな。

 

 

そして、その真っ白な……何も無い虚無のような所に小さなカミ様がいて……なに?神などいるわけがない?おいおいさっきその身をもって体験しただろう?この世にはお前たちの常識の範疇を超えた存在がいることをな、それとそのカミ様の事を聞いてくれるな。聞くにしても後にしてくれ、あのカミ様のことを説明するだけで結構時間がかかるからな。

 

 

さて話を戻すぞ。その小さなカミ様は俺がどんなものか、どのような素養を持っているのかを懇切丁寧に教えてくれたよ。そこの部分だけはしっかりと記憶している、衝撃が強すぎたからな。

 

 

どんな事を言われたかと言うとだな、”単細胞生物が進化の過程をすっ飛ばして人になるような異常なことだ“だの”なぜ魔術文化のない世界でこれほどの素養……しかも偏り過ぎた素養が生まれるのだ”とか言われたな。全くいきなりそんなこと言われたって分かる道理も無く当時の俺はただただ頭の中真っ白でその話を聞いていたよ。

 

 

なに、そんな起こえる筈も無いようなモノ信じられないって?ま、俺の素養を聞けば納得するはずだよ……俺の人生最大の不幸それを聞けば納得するはずさ、時の地獄に囚われ永遠の旅人となってしまった不幸……時の地獄ってなんだと?そうだな…お前らの言葉でいうなれば不老不死。死にたくても死ねず未来永劫生き続ける生あるモノに対する牢獄だよ。

 

 

今となっては、永遠を共にする家族もできたからもう思わなくなっただけさ。さてそれじゃぁ教えようか、俺の素養それは……………

 

 

神界における魔術最上級神をも軽々と超える最上の魔導書の制御能力。どのような魔導書を扱え、強大な魔導書の汚染も関係無く使いこなせるものさ…

 




ここから話は過去に飛ぶ
この世界の主役たちに出会う時まで
この後のお話は彼らが無限光のチカラを見た時その時が訪れるまでとっておきましょう



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