宇喜多が毛利につかずに悪人と言われている大名を集めて家を作ったという情報が入った。その中には父上が恐れていた大友宗麟もいた。すると元春は、
「宇喜多がつかないだと、さっさと潰さないと。」
とすごく焦っていた。すると隆景は、
「潰そうとしても、あの者なら何か策を練っていますし、父上は下手に宇喜多家を相手にしてはいけないと言っていたではないですか。」
過去に元就が浦上家を落とそうとして調略・一揆の扇動・間者の潜入を試みたが全く成功しなかった。そこで元就は宇喜多は家臣を大切にしているという噂を聞いていたので、家臣の子供を人質にして宇喜多を寝返らせようか目論んだ。だがしかし反対に安国寺恵瓊が捕らえられ、人質と交換をすることを強要させられた。だから浦上家には攻めないことにしたという。
美濃岐阜城
斎藤道三が登城してきた。道三は重要な話があると言っていた。信奈は家臣を集めて会議を始めた。道三の話によると、松永久秀をはじめ、悪人と呼ばれている武将達が集まってお家を作った話だった。
「松永久秀・大友宗麟は知っているけど後は知らないわ。」
と信奈は言った。すると良晴は、
「真田昌幸もいるのかよ。」
と言ったのですかさず信奈は、
「サル、何をしたのか知っているの。」
と聞かれたので良晴は、
「真田昌幸は防衛戦を得意としていて僅か2000の兵で40000の兵を足止めしたりした人だよ。」
と言った。
「サルの言うことが本当かは分からないけど、他の奴らは知ってる人いる?」
と言われたので道三が、
「宇喜多直家なら知っている。宇喜多直家はワシと同じようなことをして備前・美作を奪い取った者じゃ。ワシと違って、家族も駒にしてまで領土を毟り取る悪人じゃ。そういう悪人に限って内政は上手いから民から不満が起きないし、家臣も大事にしているから反乱も起きない。更に周辺には毛利元就・尼子経久がいたにもかかわらず守ってきているからそうとうな奴じゃ。」
と言った。すると半兵衛は、
「最上義光は上杉領の隣の領主で、民のためなら平気で家族・家臣を殺す人間でその曲者ぶりと高い知略から出羽の狐と呼ばれています。次に鍋島直茂ですが九州の竜造寺家の軍師ということしか分からないです。次に大浦為信ですが、元々は南部家の家臣ですが当主である南部晴政の叔父の石川高信を追放して独立した戦国武将です。外見は関羽を目指してひげを伸ばしているらしいですが、外見とは裏腹に毒殺を試みたりする曲者です。真田昌幸は元々武田家に仕えていたことしか分からないです。私から見ての要注意人物ですが宇喜多直家です。あの者はかつて毛利元就・尼子経久がいたにもかかわらずあの謀略家と対等なのです。私と知恵比べしても負けると思います。」
と言った。すると信奈は、
「そんな奴らがいても関係無いわよ。目指すのは天下統一よ。」
と言った。
甲斐
真田昌幸が武田家を去ってから1ヶ月たった。
自称未来から来たという軍師からはあの人にも野望があるから仕方ないと言われた。未来から来た軍師とは見た目はかっこいいがやたら"えろげー"や"はーれむを作る"とか訳が分からない言葉を連発する奴だ。根は悪くないし、内政能力や軍策はピカイチだ。勘助も一目置いている。
しかし聞いてみれば、回りの奴らも未来から来た物がいるらしい。織田家にもいるし、
そこに追い討ちをかけるように悪人達が家を作って天下統一を目指すとかふざけるな。上杉が討伐するだろう。
越後春日山城
私達の家にも未来から来た物がいる。容姿は6尺以上の背格好に赤くて長い髪で額には何かを巻いている。その者に上杉謙信だと言ったらやっぱり上杉謙信って女性だったんだなと言われて興味深そうに見られた流石に恥ずかしかった。あと連発ができるという未来製の鉄砲を見せてもらったがこれは凄かった。従来の種子島は1分間に4発しか撃てないがあの者の種子島1分間に800発いけるという。あの者は軍事・内政・軍略も全てできるという。朝廷から悪人達が自分の国を作って天下統一を目指すということらしい。悪人達は討伐しなければならないがあの者に聞くと全員が優秀な武将だからしっかり準備をしないと反対にこっちが危ないし裏切り者がたくさん出てくると言われた。当分は北条高広を監視しておけと言われた。なぜかは言ってくれなかったが何か深い意味でもあるのでしょう。
いろいろな原作のキャラをだしても大丈夫でしょうか?