謀聖に憑依をしたらこうなった。   作:タキシード仮面

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初めましてタキシード仮面です。初投稿ですがよろしくお願いします。


プロローグ

俺は宇喜多広家である。

 

御先祖様はあの宇喜多家だ。

 

俺は岡山で生まれて、地元の大学を出て、地元の企業に就職をして平凡に暮らしている。

そんな俺でも楽しみはある。それは織田信長公の野望である。

もちろん好きな武将は宇喜多直家であり、浦上宗景なんか速攻で追放します。

ギリサンや悪人・外道などと呼ばれているが本当は家臣思いでいい人だぞ。上杉謙信は自称毘沙門天とか言う痛い人だし、毛利元就の義理が51とか絶対にないし。信長公で好きな事は義理が低い武将や謀将などを登用が好きである。

 

正直、戦国武将になりたいなと思っていた。そんなのがあるわけがない?

 

でも明日も仕事だから寝て、起きたらいつも使っているベットじゃなくて布団で寝ていた。

しかも着物だし、まさかと思って外を覗いてみたら戦国時代の風景だった。とりあえず着替えて大きな屋敷の中をうろついていたら、若い男性に、

「おはようございます兄上。」

と言われて俺は、

「誰だ!お前は?」

と言い返したら若い男性は、

「兄上、朝から御冗談を弟の忠家ですよ。」

と言われまさかと思い、若い男性に聞いてみた、

「まさかお前は宇喜多忠家か?」

と言ったら、若い男性は、

「そうですよ、兄上。ちなみに兄上は宇喜多直家ですよ。どうかされましたか?」

戦国時代に来ちゃったのか、しかも一番好きな武将に憑依して。これは嬉しいと思いガッツポーズをしたら、忠家と名乗る男性は、

「本当にどうしたんですか兄上。」

と言われたので俺は、

「大丈夫だ、問題無い。」

と言い返した。とりあえず現在の情勢が気になるので忠家に聞いてみたら、

「兄上とりあえず家臣たちを呼んで説明します。」

と言われたので忠家の後に着いて行って大広間に向かった。大広間に行くと明らかに場違いな人がいた、家老っぽい人の隣に若い女性や某ゲームの弓兵とかいるよ。どうしたのと聞きたくなってしまった時に忠家の説明が始まった。

「兄上、まず家臣からの説明を」

と言って年老いた男性が

「私、岡からの報告ですが、先月、元主君の浦上宗景を追放したことが毛利家に知れ渡り、毛利の姫である小早川隆景からはどうすんだと言われています。直家様どういたしましょうか?」

と言われたが、ふと思った、小早川隆景が姫だって!まさかと思って岡と名乗る男に聞いてみた、

「まさか姫が戦うのか?」

と言ったら岡と名乗る男は

「直家様御冗談を今の世の中は姫武将ですよ。越後の龍こと上杉謙信・甲斐の虎武田信玄・今川義元・大友宗麟・北条氏康・織田信奈・長宗我部元親・松永久秀も女性ですよ。直家様の跡継ぎの秀家様も女性ではないですか。」

と言わたので唖然としてしまった。とりあえず毛利の返事の事は考えておくと言ってしまった。中国の覇者相手にやってしまった。

次に眼鏡をかけた男性が、

「私、戸川秀安からの報告です。内政の事ですが、このままいけば今年は豊作です。備前はお米の産地ですからな、備前と美作だけで石高が50万石超えますな、おまけに銀山まで見つかりましたからしばらくは経済や兵糧は心配しなくても大丈夫です。」

と言われたのでほっとしてしまった。岡山ってそんなに米が採れるんだねと思ってしまった。気になってISの箒に似た女性や弓兵みたいな男性が気になったので忠家に聞いてみたら、

「あそこの女性は明石景親の娘である明石全登であの男性は花房正幸です。」

と言われたのでびっくりしてしまった。あの女性が明石全登とは思わなかったからである。

大広間での会議が終わったので、明石全登に話かけてみたら、直家様に初めて会いましたが私が思っていた人物像と違うと言われたのでほっとした。聞いてみたらもっとあくどい人相だと言われてすこしへこみそうになった。

 

せっかく戦国時代に憑依したからには天下統一をしてみたいと思い考えていたら、思いついてしまった。とりあえず謀将や義理が低そうな武将を集めてみようと思ってしまった。この判断が後に天下を揺るがす軍団になることを・・・

思い立ったら吉日、とりあえず手紙で呼びかけてみるかと思って書いた。

斎藤道三・松永久秀・大友宗麟・真田昌幸・大浦為信・藤堂高虎・鍋島直茂・竜造寺隆信・長宗我部元親・最上義光に送ってみた。

斎藤道三には

 

「私は宇喜多直家という者ですが。美濃を毟り取った蝮の謀略が気に入りました。謀将を集めて天下を取りましょう。」

書いたら、返事が、

「すまないがわしはもう家督を義娘の織田信奈に美濃をやったし、もう戦などはやらん。それに未来から来たと言う者に興味があるから無理じゃのう。」

と返ってきた。

最上義光にはこう仕掛けてみた

 

「私は宇喜多直家という者ですが。貴方の謀略や内政能力が気に入りました。領土拡大や仕事をこなせる兄は妹にもてますよ。」

と書いたら、返事が、

「本当か!妹にはもっと領土を拡大してから来いよ。とか言われたから悩んでいたところだ、私も参加させて貰おう。」

と返ってきた。俺はやっぱりこいつはシスコンだなと思った。でも最上の能力なら100万石以上やっても大丈夫だろう。

藤堂高虎には

 

「面白い事がありますよ。」

と書いたら、

「今の主君は面白いからいいや。」

と返ってきた。やっぱりこいつは自由奔放だなと思った。

大友宗麟には

 

「貴方の戦術などが気に入った。キリスト教布教は自由だし、毛利家もボッコボコにするよ。」

と書いたら、

「面白そうだね、毛利は憎いしキリスト教も布教ができることはいいな。国はベッキーに任せて私はあなたのところに行きます。」

と返ってきた。ベッキー(立花道雪)どんまいとしか言いようがない。

真田昌幸には

 

「貴方の戦略眼・築城技術・防衛能力が気に入った。天下を取ったあかつきにはあなたの領地は上杉領と武田領を上げましょう。」

と書いたら、

「本当か!俺は正直今の武田では領土拡大は無理だと思っていたからすごくありがたいことだ、息子の信幸と共に協力します。」

と返ってきた。幸村はチート爺に預けるんだな、信幸ドンマイと思った。真田ならあのぐらいやってもお釣りがくるからなぁ。

大浦為信には

 

「貴方の指揮能力が気に入りました。地方じゃなくて全国の民を救うために協力してもらえませんか?」

と書いたら、

「すぐに馳せ参じる。」

と返ってきた。即答だなと思った。

 

竜造寺隆信と鍋島直茂には

 

「あなたたちの力が天下を取るために必要です。協力を求む。」

と書いたら、

「主君は流石に無理ですが、私、鍋島直茂は野望もありますからその野望が叶えれそうなあなたたちのところに協力をします。」

 

松永久秀には

 

「謀略などで天下を取るためには、三好家を四国に追い払い、将軍足利義輝を暗殺しようとしているあなたが必要です。是非お願いをしたい。」

と書いたら、

「1回会って話をしたいわ。」

と帰ってきたので、松永の領地である摂津に向かった。

 




次は松永久秀との会談だけなので短くなります。出して欲しい武将があれば感想で書いて下さい。

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