魔法少女と悪を背負った者   作:幻想の投影物

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対人戦が難しい…

今回の話は、前回より二年が経っています。
しつこいようですが。


夏休・紅槍・蒼桃

宝具の実験をしたあの夜から、すでに2年もの時が過ぎた。

二年という歳月は、変化が多々ある。アンリは泥の頭痛に『多少は』耐えられるようになり(武器を幾つも出す程度ならばの話。泥そのものを多量使用すると頭痛は酷い)、マミは見原滝中学校へと進級し、中学2年生となった。その間に倒した魔女は数え切れず。何度もアンリの腕やら足やらがパージしたこともあった。(とはいっても、彼の性質上すぐに生えてきたが)

そうして、今の季節は再び夏。それも夏休みに入った頃であり、現在マミは早いうちに宿題を終わらせるために、家で課題をしている。ここ数日の間に魔女を何体か連続で倒したから、しばらくは平気だろう。ということでアンリは暇つぶしに街で散歩していた。

 

「あ!しましまのおにいちゃんだ!こんにちは!」

 

「こんにちは。おお、大きくなったな坊主」

 

突然話しかけてきた男の子に、薄く笑って挨拶を返す。

しばらくすると、その子の母親が歩み寄ってきた。

 

「あら、アンリさん。うちの子がすみません」

 

「別にいいっすよ。来年からこの子も小学校だったっけか?友達たくさんできるといいっすね」

 

「はい、ありがとうございます。ほらジン。今からお買物でしょう?」

 

「はーい! またね、おにいちゃん!」

 

「おう、またな」

 

今の会話からもわかるようにアンリはすっかりこの町に馴染んでいた。

この2年の間、マミが学校に行ったりする暇な時間は、見滝原町の魔女探しを兼ねてゴミ拾い、公共施設の掃除などで時間を潰していたからである。(悪神が善いことするというのも随分アレだが…)

そういった慈善的なことやっていたからかは知らないが、時に学校側から子供たちの教育の一環として一緒に町の掃除や、演説をすることもあった。

この見た目については経歴にあった通り、部族から忌み子として捨てられた時に刻まれたこの全身の模様が成長をなくした。という設定が、この町に住む人間全員に知れ渡っている。(なぜか全く怪しまれない)

 

まあ、そんなこんなですっかりこの町の一員になれたオレが何をしているかというと……

 

「この辺も異常なし…っと。次はあっち行ってみるか」

 

一つの習慣と化した散歩(魔女探し)中である。

先日倒したばかりなのでこの日は出ないだろうと思われるが、せっかくの中学校生活全てをこのことに消費してマミの青春をつぶすのも忍びないと彼は考えた。ゆえに、こうして彼一人で探索をしているのだ。

ちなみに、探す目標は集約された負の感情――淀んだ魔力――を目印にしているらしい。

 

「ここも異常なしか…んー、今日はこれまでかね」

 

まだ昼前なのでいったん家に帰ろうと思ったその矢先、様子のおかしい男性を見つけた。

ふらふらと歩く様子は夏の猛暑のせいだとも見えるが、その瞳は生気を無くしている。間違いなく、『こちら側』に魅せられた犠牲者であることを示していた。

さらに、決定的なのは――

 

「あれは……やっぱりあったな、『しるし』か。……最近、出現率が高ぇが…何が起こってる?」

 

疑問に思いながらも、その男性の首筋に『魔女の口づけ』を発見する。魔女の絶望に惹かれた、負の感情をため込んでしまった人間ということを示す文様。

魔女を探した場所が場所だったので、すぐさま霊体化して後をつけた。

 

しばらく尾行は続き、行き着いた場所にあったのは、隣町が近い廃ビルだった。魔女特有の濁った魔力も感じられ、ここが魔女の住処とみて間違いないだろう。

そこまで確認すると、

 

「案内ご苦労さん。ゆっくり寝てな」

 

首筋に一撃…という技は使えないので、ほんの一瞬泥に触れさせて強制的に気絶させる。ついでにその男性から負を回収すると、ビル入り口の前に移動した。

結界に入る前にマミにパスを通じて念話を行う。

 

≪よう、結界見つけたからパパッと片づけてくる。昼ごろには帰るから心配はいらん≫

 

≪了解よ。あんまり無理はしないでね?≫

 

≪ほいほい。そんじゃまた後で≫

 

そう言って念話を切り、結界へと突入した。

 

 

 

 

結界内。

ほとんど法則を作り替える魔女の結界には珍しく、ビルの内部をそのまま使用された壁には、おそらく絵具であろう落書きと、人骨が材料のオブジェが乱立していた。

だが、見た目ばかりではなく、その場にいる使い魔がいてこそ、魔女結界の恐ろしさは倍増する。だというのに……

 

「おっかしいな?使い魔の影も形もねぇぞ」

 

アンリの言うとおり、そこにあるのは『結界のみ』。使い魔だけが作る安定しない結界とは違い、しっかり安定した不快適な空間は魔女の物に違いない。にもかかわらず、結界のそこらじゅうにいるはずの使い魔が一匹たりともいないのだ。

一応は罠の可能性を考慮して警戒しながら進んでいたアンリだが、少し離れたところで爆発音が響いたのを聞き、その場所に向かった。

群れている使い魔たちを押しのけ、泥で喰らいつくし、魔女の間へたどり着いたのだが、

 

「愚オオオオオオ!!!」

 

「煩い奴だねぇ! …さっさと消えなよ」

 

槍舞を踊る先客がいた。

ボロボロの画材道具を模した魔女と、いくつもの多節槍を操る『紅い魔法少女』。不思議なのは、ほとんどの使い魔がその場にいるのも関わらず、その魔法少女が狙うのは魔女だけであるという点か。

 

「そーらよっ!」

 

だが、この騒乱もその槍がいとも容易く魔女を貫いたことによって終わりを迎えた。

結界は掻き消え、使い魔達は主を失ったことで散り散りになる。だというのに魔法少女はそれを追うそぶりすら見せない。マミ以外の魔法少女を見て感心していたアンリだが、使い魔の脅威を見過ごすわけにはいかず、すぐさま宝具を発動させた。

 

「何やってんだ!『無限の(アンリミテッド)残骸(レイズ・デッド)』ォ!!」

 

「ッ…なんだアンタ!?」

 

泥の気配に気付いて此方を見据える魔法少女だが、それを無視して全ての使い魔を泥に飲み込んだ。すべてを飲み込ませてから、その泥の中で使い魔を変形させた泥の刃で切り刻み、細かくなったら泥ともども魔力として霧散させる。一匹ほど取り逃したようだが、大きな脅威はこれで去ったといえよう。

 

「…!」

 

が、宝具を解除した直後、背後から殺気を感じる。反射的にそちらを振り向くと、件の魔法少女がいつの間にかグリーフシードを手に持ち、こちらへ槍をつきつけていた。こちらも逆手短剣の『右歯噛咬(ザリチェ)』と『左歯噛咬(タルウィ)』を顕現させ、対峙する。

 

そして、動き出した。

少女の持っている槍が迫り、アンリの喉笛に向かう。それを紙一重でかわすと、懐に潜り込んで彼はタルウィを振るった。胴体を分断せしめんとする勢いであったが、彼女が引き戻した槍の節にある鎖で刃を絡めとられる。

すかさず武器を捨てたアンリは、持って行かれた武器を泥へと還元し、気体へと変化させる。目くらましの要領で舞い上がった蒸気は、少女の視界を遮りアンリを安全地帯へと向かわせる時間を作った。

 

「はぁっ!」

 

「シャァ!」

 

アンリが武器を泥で形成しなおし、少女が体制を持ち直した時間は同時。気っ込むタイミングも同時に切り結びに入る。

少女の小手を狙った斬撃を彼女はひらりとかわし、自身を覆うように伸ばした多節槍が休場のガードゾーンを作る。アンリが攻める瞬間を決めかねている間に、突如方向転換した槍の穂先が彼の額に突き進んだ。

 

「クハハァッ!」

 

彼は猟奇的な笑みとともに、両手の武器でその槍へと『噛み付いた』。ギチリと軋んだ音が響き渡ると、一瞬遅れて彼女の槍が木っ端微塵にはじけ飛んだ。

破壊された武器を破棄すると、少女は再びソウルジェムから己の武器を取り出し、下段へと構え直す。対するアンリも翼を広げるように武器を歪に肥大化させ、迎撃の態勢をとった。

しかし、唐突に、口を開いたのは、紅い魔法少女だった。

 

「野郎、もったいねぇことしやがって。どうやったかは知らねぇけど、なんで奴らを消したんだ?」

 

もったいない。

アンリは使いどころが違うだろう、という言葉を飲み込んで、それにあきれながらも返答する。

 

「ハァ? 危険な芽を摘むに越したことはねぇだろうが。こちとら必要以上に戦いを増やしたくねぇんだよ」

 

「なんだ、事情を知ってんのか、そんなの自分の必要な分だけ狩りゃあいいハナシだろうが?」

 

確かに、その話なら『魔法少女として』の効率はいいだろう。だが、関係のない一般人を巻き込むのは『気が引ける』アンリは、その考えを聞いた瞬間に彼女に対して敵意を向ける。

緊迫する空気。正に一触即発の中だったが、唐突にアンリは武器を消した。

驚愕しながらも警戒を解かない魔法少女に、彼は言葉を投げかける。

 

「あーもう、アホらしい。んな事よりとりあえず座れ。まずは情報交換といこうや」

 

「……アタシが乗るとでも?」

 

「ハッ、好きにしやがれ。オレにとって必要以上の戦いは面倒だってだけだ」

 

鼻で笑い、そう告げたアンリに、魔法少女は舌うち一つ。

 

「チッ! 白けちまった、しょうがない。話だけは聞いてやるよ」

 

押し負けたのか。変身は解かないが、武装解除してアンリと向き合って座る魔法少女。アンリにとってこれ以上は無益の戦闘は、なんとか回避できたらしい。

早速、アンリは話を持ちかけた。

 

「そりゃ何よりだ。まずは自己紹介といこう。オレはアンリ。『アンリ・M(マユ)・巴』だ。アンタはなんていう?」

 

「……杏子。『佐倉(さくら)杏子(きょうこ)』だ。もう一回聞くけど、なんでアンタは奴らを消した? もっと育ててからグリーフシードを収穫したほうが効率いいだろう?」

 

「なーる。そういう魂胆ってか? なかなかテメェらには甘美な提案だが、無関係な奴を巻き込んでまで魔力を保つこともねぇだろうが。ま、他になんかあんなら答えるが?」

 

そう答えると、魔法少女――杏子――の機嫌はさらに低下したようだ。

聞きあきたかのように溜息を吐くと、彼女は忌々しげに口を開く。

 

「結局アンタもそういう性質かよ…。じゃあ次だ。アンタは『男』だってのに、さっきのは何だ? 何で男が使い魔とやりあえる?」

 

「佐倉も魔法少女ならキュゥべえから聞いたことはあるだろ。『英霊』って言葉に聞き覚えは?」

 

次の疑問は至極単純。ゆえに、同じく簡潔に彼がそう返すと、彼女は考え込むようなしぐさをとった。

 

「ああ……アンタがあの『アンリ・マユ』か。御大層な名前だねぇ。

 アンタが戦えるってことはわかった。でも、何でいちいち首を突っ込む? アタシらと違ってグリーフシードも要らないだろうに」

 

「自分の住んでる町を守ろうと思うのは当たり前だと思うがな?

 お前も……いんや、こういうのは言ったところでそのやり方が変わるわけでもねぇか…」

 

「いい子ぶりやがって…でもまあ、よく判ってるみたいじゃあないか。アタシの知りたいことも聞き終わったし、ここらでお暇させて貰うよ。

 アタシも、あんたみたいなヤツは気に食わないからね」

 

そう言って立ち上がった杏子。しかし、アンリがそれを引きとめた。

彼の頭には、意地の悪いことが浮かぶ。

 

「まあ…ちょいと待ちな」

 

「なに? まだ何か用でも…」

 

そういって振り返ろうとした彼女は、膨大な魔力の蠢きを感じ取ったが――遅かった。

 

「『この世の全ての悪背負わされし者』」

 

「なにっ!?」

 

アンリは突然宝具を使った。

先の言葉が何を意味するかは知らないが、完全に変化した辺りの雰囲気に、杏子は警戒態勢に入るが……想像とは違い、外見上は何の変化も起こらない。

だが、アンリは満足そうに笑った。

 

「まあ予想通りってか? ちょっと話しを聞いてもらった足止め料だから受け取っとけ」

 

「おい待て! 今どうやってソウルジェムの穢れを…!」

 

なんと、アンリはソウルジェムの穢れをそっくりそのまま回収していったらしい。

今度は杏子が引きとめようとするが…

 

「じゃ、また今度な~」

 

聞く耳持たずというように霊体化してその場を去ったアンリ。

魔女のいなくなった廃ビルには、杏子が一人残される。そんな彼女はというと…

 

「今度会ったら、絶対絞めてやる…!」

 

当然の報いとはいえ、不穏な考えを巡らせていた。

アンリに幸あれ。

 

 

 

 

その後目を覚ました男性を介抱し(変な頭痛の原因は熱中症ということに)、町を悠々と歩くアンリはマミと念話を行っていた。

 

≪終わったぞ。今そっちに向かってる≫

 

≪お疲れ様。どうだった?≫

 

≪別の同業者に会った。名前は佐倉杏子。オールレンジの多節槍を使って戦う紅い魔法少女だ。だが、もし出会ったら気ぃつけろ≫

 

≪? どうしてかしら≫

 

マミはほかの魔法少女と会ったことがないらしく、素直に疑問を返した。

 

≪実は…≫

 

そこで、彼は魔法少女として利害関係の不一致で戦闘が行われるかもしれないことを話した。事実の確認はキュゥべえで、ということも伝えると、マミはでも…とそれに対する策を尋ねる。

 

≪そう…どうにかして説得できないかしら?≫

 

≪ありゃ無理だ。一応話したが、会話だけで納得なんかするタイプじゃない。っと、それより本当に気をつけろよ? アイツ口悪かったし、ただでさえマミはメンタル弱そうだしよ≫

 

≪ちょ…! それどういう意味!?≫

 

≪………ハッハッハ!! じゃあな、やっぱ夜まで帰らんから宿題頑張れよ~≫

 

≪待ちなさい!まだ話は終わってな―――≫

 

「ブツッとな。――やっちまったなぁ…久しぶりに」

 

強制的に念話を終わらせて、彼は深いため息をついた。帰ってからのお叱りが面倒だが、致し方あるまいと自分の口の軽さに頭を抱えていたのであった。

 

 

 

夕方も近い午後5時ごろ。

場所は変わってCDショップ前。そこには桃色と青色の頭髪を輝かせた二名の少女がアンリと会話していた。

彼らは初対面、という雰囲気はなく、和気藹々と話し込んでいるようだ。

 

「それでさあ。入院してる恭介っていう幼馴染がかなり落ち込んでて…アンリさんはどうしたらいいと思う?」

 

「そうさね……音楽家を目指していた、っつうなら、その恭介って奴が好きそうな音楽関連のものでも見舞い品にしたらどうだ?

 ここもちょうどCD売ってるしよ、掘り出し物なら簡単に見つかりそうだしな」

 

「そっかぁ。いよっし!そうしてみるよ。ありがとね、アンリさん!」

 

「えっと、さやかちゃんの相談に乗ってくれてありがとうございます」

 

「ああ、人の愚痴を聞くのもオレの趣味だから、そうかしこまらなくてもいいって。鹿目ちゃんもなんか相談あったらオレに言ってみな?」

 

クカカカカ、とどこぞの蟲爺のような軽快な笑い声を響かせると、鹿目(かなめ)と呼ばれた桃髪の少女は、あわてるように首を振った。

 

「わ、私は今は大丈夫です。…でも今度なにかあったら相談してもいいですか?」

 

「おう、どんと来い。そういや、美樹ちゃんもその恭介の見舞い、今度つき合わせてくれないか? 暗くなってるやつはオレが明るく仕立てあげてやるよ」

 

「あははっ、それなら是非お願いします! でも恭介は洗濯物じゃないですよっ!」

 

そういって、美樹と呼ばれた青髪の少女は冗談に突っ込みを入れる。

彼と談笑している二人は『美樹さやか』と『鹿目まどか』という中学一年生の少女たちだ。ここ最近、数カ月の間に知り合った駄弁り仲間である。

そのきっかけは、マミの通う見滝原中学から、彼女らが属するクラスが授業の一環としてアンリのところへインタビューをしたことからである。そのインタビューの代表としてこの二人が来たときに仲良くなったのが始まりだ。

 

「お、話している間にもう5時半か…そろそろ帰っときな。夏休みだからって遊んでばかりはダメだからな?」

 

「アンリさんまで先生みたいなこと言うんだ~? ま、そりゃそうだね。そんじゃまたね、約束忘れないで下さいよー!」

 

「アンリさん、また今度」

 

まだ夏ゆえに日は高いが、彼女らは中学生。元気に帰宅したのだった。

 

「気ぃつけろよ! ……にしても『約束』、か。神さん元気にしてんのかね?」

 

二人を見送り、あの言葉を思い出した。すでに二年も前のこととはいえ、どういう構造なのか、彼の中ではずっと記憶に残っている。一字一句間違えずに思い出せるほどに。

しばらく感傷に浸っていた彼だが、次いで思い出したことに、額に右手を当てて困ったようなしぐさをする。

 

「しっかしマミの説教どうすっか…この間はお小言無視して霊体化したら、不安になったのか泣き出したしなぁ……」

 

そう言うとアンリも帰宅した。

この後、家に帰ったアンリがどうなったかはご想像にお任せしよう…

 

 

 

 

かくして、役者はそろった。

左手に絶 を抱えた 年は、心の を い尽される。

青髪の少 はそ によって に余 ができる。

桃髪の少 も『この 全ての 』に 敬を抱 てい 。

赤髪の魔少 は の力を利 するつ り いる。

何より…金の少女は、もっと 大 な関 りを持ち、孤独の を打 破った。

 

残るは一人……黒き 廻の時 生き 、紫の 女である。

 

小さな変化を抱え、物語は本筋へと移行する。

絶望はたった一人が受け持ち、希望が広がった。

集約した絶望は、そのまま彼のエネルギーへと変換される。

この変化は、やがて襲来する圧倒的な絶望にどう立ち向かうのであろうか?

 

パーツはそろっている。

組み立てさえも終わっている。

 

全行程を終えた一握りの幻想空間(へいこうせかい)

時計の針はゆっくりと、動き始めたのである。

 




予想以上に加筆。千文字くらいかな?

次回は人物紹介(変更点)と、今までに出したオリジナル魔女の紹介の予定です。
いらないなら、すぐに次のお話に入る予定ですが……

とにかく、お疲れさまでした。

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